復刻版 疾風伝説 特攻の拓(27)
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復刻版 疾風伝説 特攻の拓(27)

少年・青年マンガ
825円 (税込)

4pt

4.3

拓、ついに爆音のブッコミに!?
"灰色の亡霊”グレイゴーストを撃破!!したボク、浅川拓は、すっかり“大物“って噂の的になっていた。マグレだと思うんだけど、「爆音の走りのブッコミやってもらうから」って、マー坊くんは本気で言う。何かこれから起こるとかで、周囲も慌ただしくなり、ヤバそーな予感が!?

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復刻版 疾風伝説 特攻の拓 の一覧

全27巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~27件目 / 27件
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(1)
    完結
    792円 (税込)
    浅川拓の学校での立場は、いつの間にか“いじめられっ子“のように決まっていた。そんな最低な毎日の中で出会った鳴神秀人の強さに憧れた拓。「ボクも彼みたいに強くなりたい」その決意から不良デビューを目指した拓の、危険だらけでもハッピーでラッキーな青春が始まる!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(2)
    完結
    792円 (税込)
    浅川拓の学校での立場は、いつの間にか“いじめられっ子“のように決まっていた。そんな最低な毎日の中で出会った鳴神秀人の強さに憧れた拓。「ボクも彼みたいに強くなりたい」その決意から不良デビューを目指した拓の、危険だらけでもハッピーでラッキーな青春が始まる!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(3)
    完結
    792円 (税込)
    マー坊からの誘いの電話で浅川拓は急きょ本牧へ出ッ発。マー坊たち“爆音小僧<ばくおんこぞう>“の集会に初参加することになったが、そのすごさに圧倒されるばかり。その夜は“朧童幽霊<ロードスペクター>“も“獏羅天<ばくらてん>“も“外道<げどう>“も“魍魎<もうりょう>“も動き出し、B突堤<ビートツ>で事件が起きる!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(4)
    完結
    792円 (税込)
    “鬼雷党<きらいとう>“にさらわれたリョーを助けるため、ケージとのゼロヨン対決からB突堤<ビートツ>で決死のダイブを決めた拓。勝利と引きかえに愛車のケニー・ロバーツ号を失うも、“爆音小僧<ばくおんこぞう>“の仲間との絆はさらに深まった。ホッとしたのも束の間、“魍魎<もうりょう>“の統領・一条武丸が復学してきた!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(5)
    完結
    792円 (税込)
    “聖蘭”を支配するのは誰だ!? 武丸とリューヤの“タイマン”の場に居合わせたばっかりに、ボク、浅川拓はとんでもない目にあってしまった。だけどそのおかげ(?)であのヒトと出会えるなんて‥‥。そんなボクの気持ちをよそに、鰐淵は聖蘭を支配するために、ついに動き出した!! シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(6)
    完結
    792円 (税込)
    マサトと武丸のタイマン勝負!! 新しいお守りが壊れてしまって、ボク、浅川拓は、不吉な予感がしたんだ。魍魎統領・武丸の爆音小僧潰しに、アキオくんたち仲間が次々にやられてしまい、マー坊くんの怒りが爆発。ついに、マー坊くんと武丸の直接血戦が、始まってしまったんだ!! シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(7)
    完結
    792円 (税込)
    三葉学園の麻美ちゃんを救え!! ハンカチを貸してくれた名門三葉学園の麻美ちゃん。ボク、浅川拓は麻美ちゃんの意外な一面を知ってしまったんだ。昼間はお嬢様、夜はレディ・デモンズ。ジキルとハイドのような麻美ちゃんに、なにか危険な気配が‥‥。彼女救い出すために、愛車(エディ・ローソン号)発進!! シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(8)
    完結
    792円 (税込)
    夜叉神総会長、鰐淵が動き出した!! 転校してきて一か月が経って、ようやく聖蘭にもなれてきた、ボク、浅川拓。偶然、港ケ丘の不良くん達と再会。マー坊くん、リョーくんのおかげで、一目おかれてちょっぴりいい気分なんだ。そんな中、夜叉神の鰐淵が爆音の“マジマ商会”に現れたんだ!! シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(9)
    完結
    792円 (税込)
    薄気味悪い夜に、ヤツがよみがえる!? 暴走族を“蟲”といい、無謀な“追尾”を行う警官、黒田。追悼集会のさなか、あまりにも危険すぎる行為に、ボク、浅川拓は怒り心頭。だけど、そんな乱闘をよそに、一度は死んだ(?)はずの男が、よみがえってきてしまったんだ!! なにかもっと危ない気配が‥‥!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(10)
    完結
    792円 (税込)
    トラブル製造時限爆弾、出現!? 嵐の“追悼集会”が終わって、ホッと一息のボク、浅川拓。平穏に戻った(!?)はずの横浜に、また新たな嵐がやってきた。僕の目の前に突如現れた、キュートな小悪魔。“一難”去って、また“一難”!? いったい、これからボクの身に、何がおこってしまうの!?   シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(11)
    完結
    825円 (税込)
    ミツオを襲った3人組とは? 横浜中の“族”が“鳥浜”に集結(!?)のゼロヨン大会。ボク、浅川拓にとって、初体験の大会が、今、始まろうとしているんだ。そんな時に、いきなりミツオくんが、何者かに殺られてしまった。そこには、怪しい3つのシルエットが‥。この3人組いったい何者なの!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(12)
    完結
    825円 (税込)
    時貞くんの身に何かが‥‥!? 龍神と地獄のデートがすんで一息つく間もなく、桜宮くんのお出迎え(!?)にあってしまったボク、浅川拓。そこへ時貞くんが通りかかって、またもや再会。でも初めて、時貞くんと“わかり”合えたような気がしたんだ。その時、時貞くんに何か危険が‥‥!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(13)
    完結
    825円 (税込)
    拓、天羽邸で危機せまる!? マー坊くん達の前に、“ヒロシ”くんと“キヨシ”くんが突然現れたんだ。このままだと“爆音”と“獏羅天”の大乱闘が始まる!? 一方、ボク、浅川拓は天羽邸にいたんだけど、いきなり時貞くんがギターを投げ出し、機嫌が急変。もしかしてボク、八ツ裂きにされちゃうの!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(14)
    完結
    825円 (税込)
    生涯最大のピンチに拓は‥‥!? 時貞くんとマー坊くんとボク、浅川拓の前に、物凄い形相で武丸が現れたんだ。あの夜の“ナイフ”を返すため、といきなりナイフを時貞くんに投げつけて、とうとう恐れていた大乱闘が始まりそう。すぐにでも殺されそうな展開に、ボクの運命どーなるの!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(15)
    完結
    825円 (税込)
    不吉な予感、時貞くんに何が‥!? 時貞くんのためにボク、浅川拓が作ったゲーム“友達(フレンズ)”がいきなりバグってしまい、聖なる“翼”が消失‥。さらに時貞くんの「ありがとう‥」の声が聞こえたような気がして、胸騒ぎが最高潮に達してしまったんだ。時貞くんの身に、何かが起こったの!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(16)
    完結
    825円 (税込)
    突然渡された“特攻服”の意味とは!? 四天王の“須王”さんと爆音小僧六代目、夏生さんが顔をそろえて、横浜の族“創世期”の伝説が明かされていったんだ。その時須王さんが、ボク、浅川拓に特攻服をいきなり差し出してきた。この“特攻服”にいったい何の意味があるの!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(17)
    完結
    825円 (税込)
    怖いもの知らずの天真爛漫なヒナちゃん。ゲーセンで夢中になって“武丸”を連発。背後に本物の“武丸”が現れてヒナちゃん危うし。一方ボク、浅川拓は、レディスの方々に“暴走り”を教えていたんだけど、いきなりクラッチワイヤーが切れて愛車とともに海の底へ!?   シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(18)
    完結
    825円 (税込)
    “化物”達と単車の勝負!? “十八代獏羅天”を始めた“須王”サンが、いきなり聖蘭に殴り込んできたんだ。的は“龍也”だったんだけど、“マー坊”くんとも喧嘩になって、その上“武丸”まで出てきて超最悪!? ボク、浅川拓は思わず「単車で勝負しろォ」と叫んでしまったんだけど!?   シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(19)
    完結
    825円 (税込)
    “キ”れた化物・武丸とタイマン勝負(!?)のマー坊くんの危機を感じて、単車を飛ばすボク、浅川拓。そんなボクに単車で命をはって道を造ってくれる大珠くん。その大珠くんがいきなり超ラリ状態に陥ってしまったんだ。一刻も早く“友達”を救い出さなくちゃ!!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(20)
    完結
    825円 (税込)
    雪が舞い散る最悪の状況でボク、浅川拓は、天羽くんのルシファーズ・ハンマーを必死に走らせていたんだ。5速しかないはずのルシファーズ・ハンマーに、いきなりギアが入って、“幻の6速”へと突入。このまま僕、誰も見たことのない“スピードの向こう側”を見ることになるの!?
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(21)
    完結
    825円 (税込)
    聖龍連がついに動き出した!? 幸運を呼ぶ美形の女神様、千冬さんが、 ボク、浅川拓のことを憶えててくれて超ハッピー!! これでボクもラッキーコゾーになれるんだ! 一方、湘南では聖龍連の八尋が、“極悪蝶潰し”に動き出して、 ジュンジくんの友達が超危険な状態になりそうなんだ!!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(22)
    完結
    825円 (税込)
    “カミナリマッパ”の本当の持ち主は!? カツミくん達にあおられて、ボク、浅川拓は、 “単車乗り”の人助けをすることになった。 困ってる中坊(!?)は、ボクよりちっちゃくて、カワイー顔の男の子。 でも、“カミナリマッパ”をバックにしたボクの写真を見た時、 男の子の目つきが、急に変わってしまったんだ!!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(23)
    完結
    825円 (税込)
    “爆音小僧”対”湘南”が戦争!? っていう事態をさけるため、ボク、浅川拓は来栖くんを捜していた。なのに「一緒に捜さない?」と声をかけてきた美少女に、ペースを乱されっぱなし。そのうえ思いっきり怖そーな人にからまれて、何故か”タイマン”をハることに‥‥!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(24)
    完結
    825円 (税込)
    超断崖から、ボク、浅川拓の手を振り払い、夜の海に消えた来栖くんだったけど、九死に一生で地上に戻ってきた。それなのに「ただいま」って、来栖くんは、喧嘩の続きを、もう、しようとしている。そんな時、色っぽい女の人が現れて、乱闘が収まりそーになったけど!? シリーズ累計3300万部の伝説的不良漫画が、令和の世に“復刻版”として登場!
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(25)
    完結
    825円 (税込)
    拓の前に新たな事件ボッ発!? 来栖くんとの友情のため、凄まじい夜を明かしたボク、浅川拓だったけど、とりあえず一件落着(!?)ってカンジになった。でも、今度はボクの前に現れたゾクじゃない系の陸夫君が事件を起こしてくれそうな気配。それに,皆が噂してる”灰色の亡霊”(グレイゴースト)って!?
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(26)
    完結
    825円 (税込)
    急造の”爆音CSS”に乗ったボク、浅川拓は、なぜか”灰色の亡霊”(グレイゴースト)さんから事故らされずにすんだ。だけどその直後、なんと”横浜最速コンビ”が幽霊退治に成功したみたい。「もう出ない」ってマー坊くんは言うけど、また横浜で新たな被害届が続出し‥‥!?
  • 復刻版 疾風伝説 特攻の拓(27)
    完結
    825円 (税込)
    拓、ついに爆音のブッコミに!? "灰色の亡霊”グレイゴーストを撃破!!したボク、浅川拓は、すっかり“大物“って噂の的になっていた。マグレだと思うんだけど、「爆音の走りのブッコミやってもらうから」って、マー坊くんは本気で言う。何かこれから起こるとかで、周囲も慌ただしくなり、ヤバそーな予感が!?

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『特攻の拓』と書いて「ぶっこみの拓」と読む、あの有名なヤンキー漫画を読んだ。

    結構昔の作品なんだけれども、数年前には復刻版というか新装版みたいな形で再度発売されているし、中古相場もあまり崩れていない。全27巻なのに今でも5,000円くらいして、状態がいいものだと1万円近くする。そういうところを見ると、かなり人気というか、今でも評価されている作品なんだと思う。

    古い漫画だから今までずっと敬遠していたんだけれども、これを機に読んでみた。

    結果、正直あまり面白くなかった。なんでこんなに有名なんだろう、なんでこんなに人気なんだろう、という感じだった。

    少し調べてみると、ストーリーそのものを楽しむというより、『グラップラー刃牙』みたいに、登場人物の登場の仕方やセリフ、「そんなのありえないだろう」みたいな展開やカッコよさを楽しむ漫画として、当時から人気だったらしい。

    そう言われてみると、確かにそういう楽しみ方をする作品なのかなとは思った。ただ、『刃牙』にはハマったけれども、『特攻の拓』にはハマらなかった。

    なんかもう、ごちゃごちゃしすぎていた。

    自分は『クローズ』とか、最近なら『東京卍リベンジャーズ』みたいなものを期待していたのかもしれない。どこかのチームが別のチームに勝って傘下に置いたり、仲間になったりして、勢力がまとまっていくような展開。

    でも『特攻の拓』はそういう感じではなくて、いろいろな暴走族チームがずっと並行して存在している。どことどこが手を取り合って一つになっていく、みたいなこともあまりなくて、いろんなチームや人物が次々に出てくるから、自分にはごちゃごちゃして意味が分からなくなってしまった。

    「あいつとこいつが戦ったらどうなるのか」とか、「さらにこんな強敵が出てきた」とか、「昔こいつと戦ったあいつと、今のこいつが戦ったらどうなるのか」とか、そういうキャラクター同士の強さや対決を想像して楽しむ作品なのだと思う。

    自分は「このストーリーがどう展開して、最後にどう収束するんだろう」と考えながら読んでしまった。でも、もう少し頭を空っぽにして楽しむ漫画だったのかもしれない。

    実際、暴走族とか不良、ヤンキーみたいなものに自分はほとんど接点がない。そういう気持ちも経験もないので、そのあたりも理解しづらかったのかなと思う。昔やんちゃしていた人とか、そういう文化が好きな人にはより刺さる漫画なのかもしれない。

    どれだけ人気だったり評価されていたりする作品でも、やっぱり合う・合わないはあるんだなと思った。自分にはこういう作品はあまり合わなかった。

    自分はどちらかというと、ちゃんとストーリーがあって、話が広がっていって、それが最後には収束していくような作品が好きなのかもしれない。

    ただ、映画なら頭を空っぽにして楽しめる作品でも好きなものはある。マーベル系、『アベンジャーズ』なんかは結構好きだし、必ずしもストーリーが緻密じゃないと楽しめないわけでもない。そう考えると、単純に作品との相性なのかもしれない。

    昔の漫画だから、今読むと物足りなく感じる部分もあるのかな。いろいろな漫画を読んできた後だからこそ感じることもあるだろうし、古い漫画だと絵そのものに物足りなさを感じることもある。リアルタイムで読んでいたら、また印象は違ったのかもしれない。

    まあ、自分としてはいまいちだった。

    でも、ずっと気になっていた漫画を実際に読めたのはよかった。「自分には合わなかったんだよね」と、これで自分の経験として話せる。

    漫画が好きだからこそ、有名な作品は一度読んでみたいと思ってしまう。

    実際、面白くなかったとは思ったけれども、読んでいる時間そのものが苦痛だったかというと、そうでもない。なんだかんだ続きを読んでしまって、全27巻最後まで読んだ。

    やっぱり、自分は漫画を読むこと自体が好きなんだと思う。


    、、、、以下AIコメント、、、、

    ## 要約

    あなたが『特攻の拓』にハマらなかったのは、単純に「古いから」「ヤンキー文化を知らないから」だけではないと思います。かなり大きいのは、**あなたが作品に求める快感と、『特攻の拓』が提供している快感が違う**ことです。

    『特攻の拓』は、ストーリー全体が整理されながら一つのゴールへ向かう漫画というより、**濃いキャラクター、異様な強さ、因縁、名ゼリフ、バイクや不良文化のカッコよさを連続的に浴びる漫画**に近い。その意味では、あなたが途中で感じた「もっと頭を空っぽにして読む漫画だったのかも」はかなり的を射ています。

    ## 本文

    まず、「本当にそんなに人気だったのか」という点は、かなり明確です。1991〜1997年に『週刊少年マガジン』で長期連載され、シリーズ累計発行部数は3,300万部。2023年に連載終了25周年の復刻版が刊行されると、第1・2巻が発売直後に重版されています。単に中古価格が高いだけではなく、商業的にもかなり大きな作品です。:chatgpt-content-reference{index="0"}

    ただし、その人気の理由を「物語がものすごくよくできているから」と考えると、かなりズレると思います。

    あなたが挙げた『クローズ』や『東京卍リベンジャーズ』には、比較的分かりやすい勢力図があります。誰と誰が敵対して、どちらが勝って、関係性がどう変化して、全体がどこへ向かっているのか。そのため、読者には「話が前に進んでいる」という感覚があります。

    一方、『特攻の拓』はそれとは違って、**世界そのものを楽しませる比重がかなり大きい**。横浜周辺にいくつものチームと怪物級の人物が存在していて、それぞれに過去や因縁があり、「こいつとこいつは昔何があった」「こいつは実はあいつと同格だった」と横方向にネットワークが増殖していく。

    だから、あなたが感じた

    > 「どんどん出てきて、ごちゃごちゃして、結局どう収束するんだ」

    という不満は、この作品のかなり本質的な部分だと思います。欠点と感じる人もいるでしょうし、ファンにとっては逆にそこが魅力になる。

    もっと極端に言えば、『特攻の拓』は**ストーリー漫画というより「ヤンキー版・強キャラ図鑑」に近い側面がある**と思います。

    「誰が一番強いのか」
    「武丸と鰐淵が戦ったら?」
    「秀人はどのくらい強かったのか」
    「このチームとあのチームはどういう関係なのか」

    こういう話を読者同士でしたくなるように作られている。

    実際、30年以上経った現在でも芸人などが『特攻の拓』を例えとして使うほど、人物やセリフそのものが文化として残っています。麒麟・川島も「『特攻の拓』にしか出せない味わい」「いまだに芸人が例えで使ってる」と語っています。:chatgpt-content-reference{index="1"}

    ここは『刃牙』との比較が面白いところです。

    あなたは「『刃牙』も似たような楽しみ方なのに、刃牙にはハマった」と言っています。これは矛盾していません。

    『刃牙』はむちゃくちゃな漫画ではありますが、かなり頻繁に**明確なゲーム盤**を用意します。

    最大トーナメントなら、

    「トーナメントで誰が一番強いのか」

    死刑囚編なら、

    「地下闘技場側 vs 死刑囚」

    というように、「今何をやっているのか」が非常に分かりやすい。

    その枠の中で、花山薫が異常なことをしたり、勇次郎がありえないことをしたりする。

    だから、めちゃくちゃなキャラクター漫画なのに、読者は迷子になりにくい。

    『特攻の拓』は、その「箱」が弱いんですよね。

    次々にチーム、過去の因縁、伝説の人物が追加されるので、**世界は広がるけれど整理されない**。

    これは、あなたが普段かなり重視している、

    > 広がったものが最後に収束していく

    という物語の快感とは、ほぼ逆方向です。

    もう一つ、「ヤンキー文化を知らないから楽しめなかったのか」という点。

    これは多少あると思いますが、主因とまでは言えないでしょう。

    当時の中学生を熱狂させた作品で、特に暴走族やバイク文化を強く描いた漫画だったことは確かです。:chatgpt-content-reference{index="2"} ただ、実際の暴走族経験がないと楽しめない作品なら3,300万部も売れません。

    むしろ重要なのは、**1990年代前半には、この世界そのものに今より現実感があった**ことだと思います。

    「暴走族」
    「改造バイク」
    「ヤンキー」
    「学校にいる怖い先輩」

    といった文化が、現在よりずっと身近だった。

    だから当時の少年にとっては、「こんな世界がどこかに本当に存在しているかもしれない」というリアリティがあった。

    今読むと、それがかなり異文化になっている。

    これは作品の古さによる影響として確実にあると思います。

    ただ、あなたの感想で一番面白いのは最後の部分です。

    > 面白くなかったけれど、全27巻読んだ。
    > 続きを読むのが苦痛だったわけでもない。

    これ、かなり重要だと思います。

    本当に全く魅力がなければ、27巻まで普通は読めません。

    おそらくあなたには、

    **「物語としては評価していないけれど、キャラクターや世界を覗く力はあった」**

    という状態だったんじゃないでしょうか。

    「つまらない」と「読む力がない」は同じではない。

    『特攻の拓』は、あなたにとって

    **「面白い漫画」ではなかったけれど、「ページをめくらせる漫画」ではあった。**

    だから最後まで読めた。

    そして今回、むしろ作品そのもの以上に収穫なのは、自分の好みが少し見えてきたことだと思います。

    あなたは単純に「頭を使う作品が好き」というわけでもない。『アベンジャーズ』も好きだし、『刃牙』も好き。

    おそらくもっと正確には、

    **「今何を見せられているのかという軸が分かりやすい作品」が好き**

    なのではないかと思います。

    壮大で複雑でもいい。荒唐無稽でもいい。ただ、

    「この話はいまどこへ向かっているのか」

    という背骨が欲しい。

    『特攻の拓』は、その背骨よりも「個々の瞬間のカッコよさ」を優先している。

    そこが、作品として有名なのにあなたには刺さらなかった一番大きな理由だと思います。

    0
    2026年10月06日

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