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鉄道に賭けた父子二代の熱き技術者魂を描く。草創期の蒸気機関車・磨墨(するすみ)からC53、D51を経て新幹線まで、島安次郎・秀雄の情熱は、燃えに燃えた。彼らが取り組んだ鉄道の仕事は、日本の近代技術史上の一大エポックとなった。外国の技術を日本の条件のなかへ移植し、さらに発展させた父子のドラマを追う。
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Posted by ブクログ
古本にて100円。新幹線の産みの親と言われる島秀雄、その父安次郎。日本の鉄道創成期を支えた親子の物語に原敬、桂太郎、後藤新平と言った「維新第二世代」の政治家が絡む。後藤新平がもう少し政治家であれば、建主改従政策ではなく広軌への改軌が大正〜昭和初期に為されて、赤字ローカル線がひかれていなければ、日本の...続きを読む鉄道の姿は、日本の姿はどう変わっていたか。
#883「日本鉄道物語」 国産鉄道車両の父・島安次郎と、その息子島秀雄。この技術者親子の業績を辿りますと、そのまま日本鉄道史とかなりの部分で重なると言ひます。凄い親子であります。 特に著者は、安次郎が目指しながら果たせなかつた国際標準軌化(本書では「広軌化」と記述)に焦点を当ててゐます。後藤新平...続きを読むの変節(または政治力の不足)が惜しまれます。原敬らの「建主改従」政策は、結局膨大な赤字路線を全国に蔓延させたと申せませう。鉄道はその創成期から、政治の道具として扱はれてゐた事が分かります。JR海が政府の容喙を嫌ひ、リニアを総て自社で建設すると宣言したのも理解できます。 逆に言ふと、狭軌のまま世界水準に引き上げた技術陣は、やはり流石といふべきでせう。
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