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いま世界を席巻するK-POPは、いかにして生まれたのか? 植民地支配下における韓国大衆音楽の誕生から、隣国日本との歴史的葛藤、「韓国といえば演歌」の時代、社会に議論を巻き起こしたヒップホップ、民主化、経済危機、IT化、「戦後最悪の日韓関係」の中で花開いたK-POPブーム、そして力強いメッセージ性とアイドル性を兼ね備えたBTSの世界的成功まで、激動の100年の情勢を押さえつつ、今日に至るジャンルと国境を越えたダイナミックな発展を通史的に論じる。
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Posted by ブクログ
韓国の歴史と一緒にKPOPの歴史も学べる 日本ではトロット(演歌)しか受け入れられない韓国音楽 日本で流行っていたアイドル曲やアメリカのギャングスタラップを学んでいき、現在のKPOPになっていく ソデジワアイドルがギャングスタラップを流行らせていき、それに続いてH.O.Tなどが流行っていく 現在のK...続きを読むPOPになるまでには多くのアーティストが挑戦していった歴史がある
コンテンツクロニクルは政治や経済を起点に時代のメンタリティーが覗えて好きだ。 私にもお守りのように口ずさむ韓国の推しの曲がある。 海を越えて同じ生きづらさを共有できる人がいるんだなと大変な慰めになった。 そんな風に歴史と自分の趣味嗜好は地続きなんだと思えるところが、本書で「推しとの出会いは運命...続きを読む」と書かれている所以なんだそう。 情報にまみれるデジタルネイティブ世代だからこそ、どんな流れの中に自分や推しは位置しているのか?を一歩引いた目線で解釈していけたら、受け取り方にも厚みが出ると思った。
K-POPをひたすら追ってきた山本浄邦氏によるK-POPのアイドルの隆盛記録。BoAよりも以前に登場したソテジワアイドゥル、SMエンターテイメント創設者李秀満など、日本では知られていないキーパーソンや中国やタイで活躍しているK-POPグループも網羅されている。分析というよりは記録として読むのが面白い...続きを読むか。
いやー、ちくま新書にK-POPの本が、と思ったんだけど、以前、岩波新書の『K-POP 新感覚のメディア』(金成玟著)という本も読んでいた。いずれにしろ、こうした正統派の新書ブランドでもK-POPがテーマになる時代だということ。 さて、この本はわりとざっくりと韓国大衆音楽の変遷を紹介してくれている。後...続きを読む半の2000年代以降のK-POPの流れはかなり紙幅が割いてあるんだけど、それ以前のことについてはわりとさーっと流している感じ。そこが期待はずれではあったんだけど、一方で前半は韓国がたどってきた近代史がけっこうしっかり書かれている。あれ、これ韓国史の本だったっけというくらい。そして、それがけっこうためになった。韓国や朝鮮半島の歴史を取り上げた本はあまたあるけど、わりと専門的に深く入りすぎていて読んでも読んでもうろ覚えという感じなんだけど、この本のざっくりながらもポイントをしっかりと書き込んだ韓国近代史は読みやすくてよかった。 そしてこれだけ歴史と絡んでいるというのもむべなるかなというもので、韓国の大衆音楽が韓国がたどってきた歩みと深くシンクロしているということだろう。よく「歌は世につれ、世は歌につれ」というが、人生の喜怒哀楽に耳に入ってきたり口ずさむものが歌なのだから、歴史と大衆音楽とは密接な間柄のものということだろう。 そして過酷な近代を歩んできた韓国においては、歌もまたその過酷な時代の帆走者として力(思い)が込められてきたということではなかろうか。著者は本書の最後をこんなふうに締めくくっている(p.246)。 バラバラになった社会を結びつけるもの、失われた他者との共感、そして自分自身への愛情、そういったものを蘇らせようという叫びがK-POPにはある。 それは「音楽市場が狭いから」実現したわけでもなく、「政府が支援しているから」可能になったのでもない。市場の狭さは海外へと進出する動機にはなるが、だからといって海外の人々がその音楽を自動的に受容するわけではない。政府の支援も然りである。 K-POPには多様な音楽的要素を取り入れ、植民地支配や戦争、独裁、そして現在の新自由主義といった社会的苦難に向き合いつつ、人々の苦しみや悩みに寄り添い、自由を求めてきた歴史がある。だからこそ、世界の人々はK-POPを聴き、魅力を感じるのである。 ま、ちょっと歯が浮くような過剰さがないでもないけど、決して戦略的に海外進出したのが成功したというだけでなく、K-POP に込められたマインドが人々のマインドをつかんでいるという見方。 K-POP 流行の理由というと国家的な戦略なんだとかいった手法ばかりが言われるが、これだけ世界ではやる理由は確かに戦略だけではないのかもしれない。前述の『K-POP 新感覚のメディア』でも、既存の境界や秩序を解体するものみたいなことを言っていた。また、書中で紹介されているように、日本のK-POPフリークの女子たちが嫌韓系の男性家族に反旗を翻すようにK-POPにハマっているというのも、ME TOO運動的な感じがしてくる。著者ほど言い切れないけど、本当にK-POPなるものには世界を変えていく微力な者たちの支えとなる何かがあるのかもしれない。
桂銀淑とかチョー・ヨンピルとか久しぶりに見た。 記憶あまりないけど、あの人達もK-POP史に名を連ねるのか。 最近のK-POPも日本用にカスタマイズしたりいろいろ工夫してるみたい。 そういうところ、えらいなーと思う。
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K-POP現代史 ──韓国大衆音楽の誕生からBTSまで
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山本浄邦
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