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千年の昔、竜を頂点とする幻獣王と人間の王は大災厄を逃れるため、世界を幻獣が棲む〈陰界〉と人間が住む〈陽界〉の二つに分けた。その時、幻獣王は聖王に「誓約」した。今後、幻獣王は世界が危機に陥った際には陽界を訪れ、聖王の血筋から愛する人を見つけて世界を守ると……。そして時は流れ──美貌の元聖騎士と黒髪の少年が出会い、運命が大きく動き出す! 「愛してる」は最強呪文──剣と魔法のファンタジー登場!!
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Posted by ブクログ
知り合いに薦められたので読んでみました。私にとって記念すべき初BL小説。(同人誌はたくさん読んだのだけど)
これまで意識的にライトノベルの類を避けてきた自分バカ!おもしろかったです。
正統派ファンタジーにライトなBLという感じでした。BL要素軽めといってもハードなエロスとかを求めていない自分には充分萌えることができました。
とにかくウランボルグが魅力的!普段無口で無愛想だからこそ、語られる愛の言葉に、彼の真っ直ぐな想いを強烈に感じることができて、胸がキュンとなります。
表紙を見た限りではアーカンジェル(白いほう)が攻めだと思ったんですが逆でしたね。嬉しい誤算でした。
ウランボルグが本当に素敵なんですが、対するアーカンジェルはいまいち魅力が伝わってきませんでした。
腰まで伸ばしたプラチナプロンドに、ウルに「女より美しい」とまで言わしめる美貌。自分的に受けのビジュアルとしてかなりのストライクゾーンなのになんだかもやもや…。
戦闘シーンでもたいした見せ場はなく、ちょっとでも心の傷に触れられると折れちゃいそうな弱さ。(幼い頃の母親からの虐待という、ものすごく重い傷であるということは確かなんですが。)ウルがアークに惹かれた理由が「親友だったユニコーンに似ていた」っていう描写だけではちょっと弱いかなぁと感じます。これじゃあ守られるだけ、顔が綺麗なだけのお姫様って感じ。
でも逆に言えば、ウルに出会い、愛することを知っていく(はず)のアークがどう変わっていくのかが見ものということですね。
この先6巻まであるようですし、思いっきり期待してます。
そうそう!ウルのこのセリフにすごくグッっときました。
「なにも欲しくない。この世界に来てアーカンジェルと出会えた。それだけでいい。生きる意味も死ぬ意味もすでに得た。なにも奪ったりしない。決して傷つけない。ただ愛している」
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