ママはきみを殺したかもしれない

ママはきみを殺したかもしれない

1,485円 (税込)

7pt

殺したはずの息子が、目の前に──。
今度こそ、私は“いいママ”になる。

仕事もプライドも捨て、狂おしいほどの愛情を注いだ先にあるものは何か。
無償の愛とは?母性とは?息もつかせぬ衝撃作。


母親失格と気づいたとき“ママ”をやり直せるなら、
あなたは、何を犠牲にしますか?

目標としていた賞を受賞し、脚本家として活躍中の美汐。
だが、彼女の心は晴れない。小学校から呼び出され、
息子・悠を「支援クラス」に通わせることになったからだ。
ある日、美汐は手に負えない悠の首を絞めかけ、そのまま気絶する。
意識が戻ると、悠を保育園に預ける初日の朝だった。
神様がやり直しをさせてくれる! 美汐は、理想のママになろうと奮闘するが──。

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ママはきみを殺したかもしれない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月22日

    これは面白かった☀︎
    いいママになりたくて時間が巻き戻る…
    やり直す!
    構成が面白くて久しぶりに夢中になって読んだ…

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月13日

    これは私のことを書いているのか、と思った。あの時、こうしてあげれば良かった、なんでそんなことで怒った?いつも仕事、、、と自分自身が後悔したことが書かれていて。過ぎてしまった日々に戻ることは出来ないのだから、これからの子供たちを大事に、、、。
    内容は読みやすく、2日で読み終えました。現代の母親のほとん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月07日

    泣きながら読みました。
    ラスト15ページ位からは号泣。
    特に子育てしてる方に読んでほしい。
    この本の内容がもし叶ったなら自分はどうするか?
    を常に考えながら読みました。

    そして今できることこれからできること。
    もっと真剣に生きよう。と思えた。

    ここ半年で読んだ本で1番良かったです!!
    何度も読み...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月26日

    読ませる作品だ。苦悩でのたうち回る母親の姿に胸を掻きむしりたくなった。
    正しい、ちゃんとした母親とはどんなものだろうか。そこを目指してひた走る主人公の葛藤と苦悩がよく描かれている。
    のたうち具合が半端ないので、主人公の苦悩がいつまで続くのかと疑問にも思ったが、きっちり着地させる手腕がよい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月30日

    もしも、子育てをやり直せたら…
    の話。
    主人公はちょっと完璧すぎなんじゃないかと思う。
    ズボラな自分とは違うので、しんどそうだなぁ…と言う感想。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月14日

    子育てに疲れ、わが子を手にかけてしまった母親が6年前に戻って子育てをやり直す話。
    「いいママ」、「ちゃんとしたママ」とはどういうママなのか。
    誰かに責められているわけではないけど、なんとなく周りからそう見られているんじゃないか、こうあるべきなんじゃないか…ママさんたちの苦悩の一片を垣間見た気がします...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月21日

    「いい母親」「良妻賢母」

    呪詛の様に登場するこの言葉に少しずつ確実に、精神を蝕まれる様な錯覚を起こす。ズボラに日々を過ごす私は特に。極端とは言え、ある種の強迫観念みたいなものが子の乳児期に少なからずあったのでその記憶に重なった。

    死んで欲しい母親、なんて少しでも思われる様な母親にだけはなりたくな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月27日


    あっと驚くラスト。

    途中に何度も繰り返される、
    母親としての戸惑いと葛藤、
    仕事人としての挫折と理想、
    妻としての安心と失望、
    子供としての渇望と諦め。

    主人公(美汐)の気持ちが想像できたり、
    悩みに共感できる部分があるため、
    どうしても主人公の気持ちに引きずられてしまい
    読んでいてしんどく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月26日

    愛しい息子の首に手をかけてしまった…と思いきや、気がついたら6年前の保育園に初めて預ける日に。もう一度「いいママ」になるべくやり直せるか。

    母性とは?「いいママ」とは?考えさせられるテーマだが、まさかの夢オチ…小説じゃなく、育児書ならアリかもしれないが。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月10日

    『ちゃんとしたママ』
    何度も登場するこのフレーズが、徐々に呪いの呪文のように聞こえて来る。

    主人公は脚本家として活躍中の美汐。
    女性が働く事に理解ある夫と一人息子とのマイホームでの暮らしは何不自由ない生活に見える。
    だが息子の悠に発達障害の疑いがある事が判明し、美汐は自分の子育てを後悔し壊れていく...続きを読む

    0

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