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ぼくの兄ちゃんは、いつもイバっているけれど、本当はとても怖がり。天井の模様がおばけに見えるからと、寝るまでの見張りと、模様の描き直しを命じてきた。描き直しをしたぼくは、やっと眠れると思ったのに……、また兄ちゃんのワガママが始まった。だから、ぼくはついにさけんでしまった。「おばけさん、こんな兄ちゃんなんか、つれていってください!」ところが、兄ちゃんだけでなく、ぼくもいっしょにおばけの世界に連れられてしまった。おばけの世界では、好きなおばけに変身できるというから、兄ちゃんは怖がるどころか気に入ってしまった。そして、いつものようにぼくは置いていかれ、おばけに囲まれてしまった。「た、たすけて兄ちゃーん」兄ちゃんに助けをもとめると……!? 著者自身の兄弟エピソードをもとに描いた、ユーモア兄弟絵本。よしなが家には、本当にこんなお兄ちゃんがいたのです! 子ども達のアイデアから生まれたおばけたちも大集合。
Posted by ブクログ 2013年04月30日
怖がりで、自分勝手なお兄ちゃんにいつも振り回されている弟(ぼく)。
お兄ちゃんが天井の模様が怖いから、ぼくに描き直せというので描き直したら、そのお化けの絵にお化けの世界に連れて行かれてしまう。
お化けからお兄ちゃんが助けてくれるのだけれど、お兄ちゃんはお化けと仲良くなってしまい、それから毎晩お化けが...続きを読む
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