だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない

だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない

1,782円 (税込)

8pt

4.7

すべての生には価値があり、美しい。

韓国のベストセラー日本上陸!
2018年「今年の人権書」受賞

ソウル大卒の弁護士、俳優、
そして骨形成不全症のため車いすユーザーの著者が、
障害者や人とちがった容姿や性的指向の人々など
「失格の烙印」を押されがちな人生には、
価値があって美しいことを、理性的に論理的に弁論します。

「すべての人に尊厳がある」といわれても、それは現代社会では
あまりに当たり前のことで、深く考えることはないかと思います。
しかし、著者は、「すべての人に尊厳があるとしたらその根拠はなにか?」
を深く思索し、古今東西の事例や書物からひも解きます。
読み終わったときには、人生観がガラリと変わるはずです。

「ロングフルライフ(不当な生)訴訟」「合理的配慮」
「ジョゼと虎と魚たち」「コーダ」
「ディボティー(障害のある身体への欲望)」「三島由紀夫」…
さまざまなキーワードから現代を俯瞰する、画期的な人文書の誕生です。

===
本書は、アクセシビリティに配慮した本です。
紙の書籍、電子書籍(リフロー型)のほかに、オーディオブック版も同時発売となります。
必要とされる方にはテキストデータを提供します。本書巻末からお申し込みください。
本書は、社会福祉法人日本点字図書館のご協力で、以下の版もご用意します。
・点字版
・音声DAISY版
・テキストDAISY版
点字版・音声DAISY版・テキストDAISY版のご利用につきましては、日本点字図書館にお問い合わせください。
===

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だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつかのkbookラジオで、著者キム・ウォニョンさんが紹介されていて、それ以来ずっと読みたいと思っていた本書。訳は、五十嵐真希さん。

    どんな障害を持っている人も、マイノリティの人も、すべての人が等しく尊重されなければならない。ほとんどの人が、この言葉の意味理解できるだろう。
    しかし実際、それを実現

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    キム・ウォニョンさんの他の本も読みたくなるほど、さまざまなことを訴えてくる本だった。社会について気づいていないことも多く、人生観が変わった。

    0
    2023年01月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     車椅子生活を送っている著者が障害者や性的マイノリティ、他と違った容姿の人に対する社会の偏見に一石投じた人権書。
    結構専門的な内容もあった。
     世の中には一部、普通と異なった点を持ち、それが足枷となり苦しんでいる人がいる。
    そういった人が苦しむ理由の大部分は、異なった点による直接的な弊害ではなく世間

    0
    2024年10月14日

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