キャンセルカルチャー ~アメリカ、貶めあう社会~

キャンセルカルチャー ~アメリカ、貶めあう社会~

ビジネス・実用
1,584円 (税込)

7pt

4.0

アメリカ社会の“溝”を読み解くキーワード。

挑発的な手法の大統領を生み、社会に大きな溝を残したアメリカ。その背景には「文化の否定」をめぐる応酬があった。2020年、黒人差別反対を訴えるブラック・ライブズ・マター(BLM)運動は、建国の英雄らの銅像が次々と引き倒される事態へと広がる。対して、保守派からは反論が巻き起こる。トランプ大統領(当時)は、ワシントンやジェファーソンら「建国の父祖」たちの像の撤去は、これまでの文化を否定する「キャンセルカルチャー」であるとした。ほんとうに歴史を清算するのか、どうしたら対立を乗り越えられるのか。BLMをはじめ、銃規制、同性婚、ダイバーシティ、妊娠中絶、移民など数々のもつれた糸を、2020年代のホットワード「キャンセルカルチャー」を縦軸にときほぐしていく。

※この作品はカラーが含まれます。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    キャンセルカルチャー ~アメリカ、貶めあう社会~
  • タイトルID
    :
    1238011
  • ページ数
    :
    258ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年10月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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キャンセルカルチャー ~アメリカ、貶めあう社会~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    筆者によるとキャンセルカルチャーとは、「差別反対や平等性・公平性のために、これまでの歴史や文化、習慣などを見直す行為」のこと。ブラック・ライブズマター(BLM)運動、Me, Tooがその代表である。一方で、文化のキャンセルに対する保守派の反発も強まっており、その象徴がトランプ大統領であった。争点は、移民、銃規制、妊娠中絶などアメリカ文化の広い範囲に広がり、分断は深まっている。

    本書は、キャンセルカルチャーやその反発への背景を、歴史に遡りつつ解説したもの。また、選挙ビジネスやインターネットの発達が、分断を加速していることも、よく分かる。とくに後者は深刻で、解決は難しいと著者は考える。

    とはいえ筆者は、分断を超える底力が米国にはあるとの希望を捨てない。キャンセルカルチャーは、「市民の権利の拡大」という米国の長い歴史に沿ったものだと、筆者は考えるからだ。果たして米国は、筆者の希望に応えることができるだろうか。

    0
    2023年09月02日

    Posted by ブクログ

    正義のミカタやニコニコで身近に感じている人の本。
    わかりやすくて「あぁアメリカ人は日本人とは考え方が本当に違うんだな」と思わせられました。

    そして子鹿がいるような森に食べるためでもなく遊びに行くように猟銃しにいくのは衝撃的でした。

    0
    2023年02月21日

    Posted by ブクログ

    キャンセルカルチャーの言葉の成り立ちから政治的にどう使われてきたのか、リベラルと保守間の激化など非常にわかりやすかった。
    ただ、2024年に著者が描いていた未来と現在は真逆に進んでいる。ぜひ現在の意見も見たい。

    0
    2026年06月23日

    Posted by ブクログ

    現在のアメリカの分断がなぜ起こっているのかがよくわかる良本。
    ニュースだけでは表面的にしかわからない保守とリベラルの意見だが、どちらもその主張に至るまでの理屈があるのだと気づかせてくれた。

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

    アメリカは相変わらず極端だと感じ、日本と違いすぎるので、読んでいて面白かった。特に銃規制に関しては、規制が進まない理由がよく分かった。
    タイトルの「キャンセルカルチャー」という言葉は初めて知ったが、それに基づくアメリカでの動きは、正直全く共感できなかった。例えば、ジョージ・ワシントンが批判される、というか否定される理由が、「奴隷を持っていたから」だけ。若干の失望を感じてしまうのは分かるが、時代を考えれば、普通の事としか、私は思わなかった。それはそれとして、彼の功績は評価されるべきだろう。
    偉人たちの銅像を撤去するとか(実際に撤去を決定した事もある)、負の側面の記述を追加するとかではなく、破壊したり、スプレーで落書きしたりする人がいるとは、他人事だからではあるが、面白すぎる。評価が変わっただけで、そこまでするのか。
    この様な方法では、尊敬されるべき偉人は絶対に現れないだろう。誰だって間違えることはあるし、未来の価値観に合わせた行動を取らなければ、後世では評価されないという事になるからだ。
    筆者には悪いが、キャンセルカルチャー批判の批判はあまり説得力が無いように感じた。批判的人種論も、今では本来のかたちとは違うニュアンスで使われているのではと、読んでいて思った。

    0
    2024年01月29日

    Posted by ブクログ

    cancel cultureを軸に現代のアメリカ合衆国の動きを解説した本だが、一般のニュースではほとんど耳にしないことが多くて楽しめた.Black Lives Matter(BLM)運動が全米を席巻する中で、political correctnessに対抗して出てきてのがcancel cultureの由.トランプ前大統領の言動が深く関わっているようだ.批判的人種理論(critical race theory)も初めて聞いた.分断国家の傾向が定着し、中南部と東海岸・西海岸地区、それぞれ共和党と民主党の地盤となって、それぞれが言い争う.FOX NewsとNBCなどの従来TV局がお互いの報道をフェイクニュースと言い煽る.何とも言えないアメリカ合衆国の現状を見せつけられてうんざりした感じだ.AOC(アレクサンドリア・オカシオコルテス)が最後に出てきたが、彼女が大統領になるかな?

    0
    2023年03月20日

    Posted by ブクログ

    24年の大統領選挙も終わり、トランプが圧勝した事で、この著者の考えた方向には残念ながら、当面進みそうにない。
    時間が解決する部分もあるとは思うが、民主党は早急に敗因を分析して、勝てる候補、勝てる政策を打ち出さないと、この状況が固定化しそうで怖い。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    基本、リベラル万歳、ポリコレ正義側の視点。キャンセルカルチャーは必然。
    言葉柔らかいが、そこに異論がないところが、立場が異なって、納得もせんので私は与しない。

    言葉が正しければ、ラディカルに「正義執行」という風潮は、先人の努力をむしろ破壊すると思う。

    ま、米国さんがどうなっていくのかは気になるが、間違っても同じ論調を日本に持ち込んでほしくはない。
    日本という、地政学的にもヤバいところにある、繊細で歴史ある文化を、移民が作った土地の余った人工国家と同列に並べる議論にならないことを祈る。

    0
    2023年03月10日

キャンセルカルチャー ~アメリカ、貶めあう社会~ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    キャンセルカルチャー ~アメリカ、貶めあう社会~
  • タイトルID
    :
    1238011
  • ページ数
    :
    258ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年10月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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