仕事で悩む若者は適応障害なのか

仕事で悩む若者は適応障害なのか

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病気でも障害でもないのに、仕事がうまくいかない若者たち

「この『ふわふわ病』みたいな一群はなんなのだろう?」
仕事に就いてから1,2か月から1年くらいの間にうまく行かず、メンタルクリニックを訪れる若い人が後を絶ちません
朝仕事に行こうとするとおなかが痛くなる、下痢をする、吐き気がする、めまいがするなど。そしてある日、突然会社に来なくなったりする。
こうした若者たちは「適応障害」なのだろうか?
医療機関やハローワークなどで長年、医療福祉相談員として働いてきた著者が
考え、分析、検討。
そして若者たち(&若者と接する年寄りたち)にエールを送る一冊。

<目次>
はじめに
第1章 それは適応障害なのか
第2章 適応障害についての主な説明
第3章 <エピソード>職場に行くのがつらい
第4章 適応障害についての疑問・1
第5章 適応障害についての疑問・2
第6章 働くことは複雑になっている
第7章 勉強することから働くことへ
第8章 適応障害という「現象」
第9章 適応障害の解けないループ
おわりに
参考文献

<著者紹介>
野坂きみ子(のさかきみこ)
1958年、札幌生まれ
北星学園大学社会福祉学科首席卒業
北海道大学大学院社会システム科学博士後期課程中退
医療機関等の相談員として働く
静内石井病院(精神科)、渓仁会定山渓病院(リハビリテーション)、札幌鉄道病院(総合病院)、小児愛育協会附属愛育病院(一般病院)、東京都内のハローワークにて障害者就労支援コーディネーター、精神障害者雇用トータルサポーター、さくらメンタルクリニック
(※病院名についてはすべて全て勤務当時)
『介護保険の謎』(柏艪舎)、『〝発達障害かもしれない人″とともに働くこと』(幻冬舎)

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