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「この人を待っていた。」-養老孟司-
透明感のある文章に魂が洗われる日本版「センス・オブ・ワンダー」誕生!
かつてレイチェル・カーソンが「沈黙の春」を予言した。2019年、ミツバチのいない養蜂家になった著者が、ニホンミツバチとの暮らしを軸に、自然と寄り添うべき暮らしの姿を自身を
通して模索する。郷土の芸能、季節の営みなども織り交ぜた春夏秋冬をめぐる物語的エッセイ。小さな生きものたちとの暮らしを通じて得た「わたしは何も知らない」とは。蜂をめぐ
る自然と郷土の暮らしの物語。養老孟司氏との対談を収録。
<目次>
○ニホンミツバチの世界
○春 厳しい越冬/希望と旅立ちの春/ニンホンミツバチが気に入る物件作りと分蜂/ノア
○夏 夏のミツバチ/夏の郡上/美しいワサビ田のお話/お米づくりと昆虫の暮らし/年に一度の採蜜/ミツバチの優れた集団防衛/天敵/ヘボ獲りの話/ニホンミツバチとの
出会い/それぞれの暮らし、生きる姿
○秋・冬 台風/白鳥神社のお祭り/晩秋のコケ採り/冬のしろとり
○再び、春 ノアとの別れ/それでも春は来る
○セイヨウミツバチとニホンミツバチ
○バイオフィリア対談 養老孟司×西村玲子 自然の力を得て生きる
○養老先生へ
Posted by ブクログ 2023年03月05日
○職場の図書室より。
○2022年の初夏、うちのベランダにアシナガバチが巣を作った。撤去するタイミングを逃してしまったので、結局、巣がどんどん大きくなり、そして冬になり蜂が死に絶えるまでを見送った。別に餌をやったり便宜を図ったりしたわけではないが、軒先を共有したお隣さんのような感覚で、しょっちゅう様...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月01日
岐阜県郡上市のニホンミツバチの養蜂家である著者が綴る、郡上市でのニホンミツバチと自然についてのエッセイ。実際には、現在は彼女のニホンミツバチは全滅してしまい、日本の自然にあった農作物の生産や販売をしている。ミツバチたちは、2019年に越冬できず全滅してしまったのだそうだが、それが気候変動のためなのか...続きを読む
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