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「好きだよ、愛してるよ」高木が、菜々子の耳たぶから首筋へ、唇を這わせた。「もう、お別れしたのに……」「別れられないよ。菜々子が、すべてなんだ」「先生のこと忘れて、これからあたし、一人前のナースになるつもりで……あ、駄目、いや……」ここは、入院患者の個室である。「ね、ねえ……もうあたし、戻らないと……」小声で言う菜々子の言葉を無視して高木が、菜々子の秘部の花弁に、舌先を戯れさせる。女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第五弾前編。一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
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