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ソニーの強さの秘密とは何か──。 技術の力で日本の復興をめざした井深大と盛田昭夫は、終戦の焼け跡に町工場を設立。 二人がめざした“自由闊達にして愉快なる理想工場”は、「他人のやらないことをやる」「世界中を相手に仕事をする」という夢に向って東奔西走した。 そして、その挑戦は、やがて世界企業への道を歩む「ソニー・スピリット」になっていく。 本書は、世間をあっと言わせたユニークな商品の誕生秘話をはじめ、当事者しか知り得ない内容が満載の珠玉のインサイド・ノンフィクションである。
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Posted by ブクログ
ソニー自叙伝 著:ソニー広報センター 出版社:ワック おもしろかったです。 ホンダや、ゼロ戦と較べても、技術の読み物のなかでも秀逸なものだと感じました。 井深大と盛田昭夫の掲げた理想がはじめにに紹介されています 1つは、「他人のやらないことをやる」 もう1つは、「世界中を相手に仕事をする」 ...続きを読む です フランク・シナトラや、ヘルベルト・フォン・カラヤンを魅了したSONYの技術を、その出発から成長を追うSONYの広報センターの書です。 読み進むについて、昔はほしいものが本当にたくさんあったと思い出しました。 カセット、ビデオ、ウオークマン、CD、PC,などなどです。 そのいくつかは、SONYの製品であったかと思います。 本書の流れは3つかと思います。 1つは、東京通信工業からSONYへの成長の歴史 1つは、SONYの技術革新の歴史 もう1つは、欧米を含めた全世界へのアライアンス、合併と海外進出への歴史 日本のどの企業にも先駆けて、ニューヨーク市場へと上場し、世界を相手にしてきたSONYは、まさに、日本のトップ企業、数少ない日本の多国籍企業だとおもいます。 貿易摩擦を先読みし、米国製品を日本に輸入する窓口や手助けをしていたSONYは、ただの金儲けの企業とは一線を画す、一流企業だと読んでいておもいました。 目次 はじめに 第1章 科学少年の夢 第2章 他人のやらないものを作れ 第3章 不可能への挑戦 第4章 ブランドネームはSONY 第5章 成長の喜びと悩み 第6章 もっと高レベルに! 第7章 フォーマット戦争で学んだもの 第8章 ひらめきとマーケティング 第9章 協力と競合と 第10章 形にしろ、それが良いアイディアならば 第11章 適材適所の哲学 第12章 世界というパートナー 第13章 枠を取り外せ 付記 単行本はじめに ISBN:9784898315019 判型:新書 定価:980円(本体) 2001年07月05日初版発行 2011年05月06日第4刷
すべてはこの本から始まった。 経済とか、ビジネスとか言う言葉が自分の異次元の世界で使われているものだと思い、 大学の勉強に飽き飽きしていたころに偶然読んだ。 意味がわからないことも多かったが、何とか最後まで読んでやろうという意気込みと共に 読み始めた。 トランジスタやら、エレクトロンなどなじみのない...続きを読む言葉が多かったが、単語がわからなくても 読み進める何かがこの本にはあった。 余計な感情などが入っていなくて、事実に基づいた記述が多かったが、その事実の一つ一つが 多くの情熱を持って形成されていた。 今は、本棚から消え去ってしまったが紛れもなく大きな影響を受けた一冊である。
ソニーの歴史が集約されています。 戦後、ベンチャーだったソニー時代から、世界的大企業へと変遷していく様が読んでとれます。 そして成長していく過程で大切にされてきた、「ソニースピリット=世の中にないものを作れ」が随所に感じられます。
創業時代からとにかく事細かに書かれている本。技術者っていいなー、すごいなーと素直に感服。 トリニトロンテレビやウォークマンが出てくるあたりがやはりワクワクしますね。
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