死を見つめる心

死を見つめる心

660円 (税込)

3pt

4.0

人間が死というものに直面したとき、どんなに心身がたぎり立ち、猛り狂うものか――すさまじいガンとの格闘、そしてその克服と昇華……言語を絶する生命飢餓状態に身をおいた一宗教学者が死を語りつつしかも、生きることの尊さを教える英知と勇気の稀有な生死観。第18回毎日出版文化賞受賞。
(※本書は1973/3/15に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)

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死を見つめる心 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    50年ほど前に書かれたもので、がん治療の話などは今ではあまり参考にならない。ただ日本人(とりわけ男性)が死生観を考える上では「必読」というくらいの書。

    0
    2014年03月13日

    Posted by ブクログ

    1964年に10年に亘る癌との闘いの末60歳で亡くなった宗教学者・岸本英夫が、自らの闘病と生死観について雑誌・テレビ・ラジオ等で発表したものをまとめ、死後に出版されたもの。
    本書には、第一部「死に出逢う心がまえ」に、癌の再発に絶えず脅かされながら、やがて、癌や死を乗り越えてゆく境地に達した著者の人生

    0
    2016年01月15日

    Posted by ブクログ

    此の書は日本における宗教学の権威である岸本英夫がガンとの闘病において自らを材料として死生観を考察する書である。

    0
    2010年12月02日

    Posted by ブクログ

    死は唐突に訪れ、容赦なく猛威を振るい、あっさりと去っていく。
    現代人は、生活水準の向上、分業の浸透、能率中心の機械文明のため、特に死を忘れて生きている。しかし、死の存在、裏返せば、生の存在は忘れらているだけで、常に傍にある。
    死とは何かを問うことは、人間とは何かを問うことに等しい。(その思考活動を代

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    2012年04月30日

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