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日本の景気拡大はすでに5年を超えたが、その間、日本の世論は景気回復を予想できなかったばかりか、足元の景気がよくなっている現実すら認識できなかった。この間、著者は多くの経営者に会ったが、素晴らしい経営者は誰一人として景気論議には言及しなかった。なぜなら、「『問題は市場環境ではなく、自分自身にある』という現実を、優秀な経営者は理解しているから」だという。また著者によれば、「傑出した経営者の過去を辿ると、30~40代の頃に、経営者として求められる『思考』の原型がすでにできあがっている」とのこと。そして、「仮に経営者の地位を得られなかったとしても、自分の人生が価値あるものであったと自分自身で納得できる生き方ができていたのではないか」と推測する。組織はいずこもみな矛盾だらけで、理不尽なもの。だからこそ、その中でいかにして自分の人生の価値を高めていくか――。勝者の至言とともに、成功へのヒントを伝授。
...続きを読むPosted by ブクログ 2009年10月04日
ビジネスの視点から本質を見るということが命題の本。いろいろな経営者へのインタビューと実際におこっていることから、著者が本当の部分を見抜くことの重要性を説いている。そのことがいわゆる本の題になっている「勝者の思考」ということだと思う。最終的に「勝者の思考」は、大義名文が必要ということは、本来武士の考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
思考の時間軸をどの程度に設定するか 3ヶ月? 3年? 10年?
物事の本質はどこにあるのか?この問いかけが思考力を飛躍的に高めていく
会社全体の利益はもちろん、社会のため、国のためなどは考えたこともなく、いつも自分が組織の中でどのように評価されているかにしか興味を持てない人間は、思考が萎縮す...続きを読む
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