パドルの子

虻川枕 / IlyaKuvshinov

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校舎屋上で水野が見つけたのは、巨大な“水たまり”と、そこで泳ぐ美少女・水原。彼女曰く、水たまりに潜りながら強く願うこと――「パドル」により、世界を一つだけ変えられると言う。
パドルの秘密、水原との距離、水原が「パドル」をする理由とは。
二度読み必至！ 切なさに満ちた青春小説！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: ポプラ社
• 掲載誌・レーベル: ポプラ文庫 日本文学
• ページ数: 335ページ
• 電子版発売日: 2021年12月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 112MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

なかなかのSF作品。パドルをすることで世界が1つ変わる。変えたものしかそれに気づかない。急いで読むと、頭こんがらがるから気をつけて。

[ブクログ · ★★★★☆]

SFとも言えそうですが、特殊条件ミステリーであるとも言えます。パドルと言われる行為で世界を書き換えていく物語なんですが、あまりにもシームレスに書き換わっていくので、物語の趣向は全然違いますが「シュレディンガーのチョコパフェ」をちょっと思い出しました。
序盤は世界観に戸惑いますが、終盤はぐいぐい引き込まれますね。