ママがもうこの世界にいなくても ~私の命の日記~

ママがもうこの世界にいなくても ~私の命の日記~

1,485円 (税込)

7pt

1才の娘と、夫に遺した「愛」の記録。

<もう、3年のうち2年半が経過した。余命は統計。私は大丈夫。>(本文の日記より)

遠藤和(のどか)さんがステージ4の大腸がんを宣告されたのは、21才のときだった。

当時交際中だった将一さんには「私、がんだった」と告げた。
将一さんは「絶対、別れない」と応じた。

22才で結婚式を挙げた。その様子は、『笑ってコラえて』(日本テレビ系)の「結婚式の旅」というコーナーで放送され、大きな反響を呼んだ。

子供がどうしても欲しかった。抗がん剤を止めなければいけない。それでも「絶対後悔する。死んでも死にきれないよ」と将一さんを説得した。

<はじめて胎動を感じた。私、ママだよ。2~3か月後には、もう会えるね>
23才で長女を出産した。

21年5月、病院で余命は数週間と宣告された。家に帰った。「それでも人生でいまが一番しあわせ」と家族3人と猫1匹の、愛しき日々を送った。

21年9月、24才の若さで亡くなった。

和さんが亡くなる10日前まで、生と死を見つめて書き続けた日記。
それは、1才の娘と、夫に遺した「愛」の記録。

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    購入済み

    生きることを再考

    〈笑ってこらえて〉をきっかけに和さんを知り、その後SNS等を追っていました。訃報を知り、そして本の発売を知り慌てて購入しました。TVで見た和さんの天真爛漫な明るさとは裏腹な、壮絶な癌との闘いと、生きるとは何かを考えさせられる記録です。どんなに辛かったでしょう、どんなに悔しかったでしょう、和さんの無念

    #泣ける #感動する

    1
    2021年12月09日

    Posted by ブクログ

    本屋で何気なく手に取った1冊でした。
    まさか自分が本で泣けるとは思わなかった。
    自分と近い年齢でここまで苦労し懸命に生きた女性がいたとは。
    本当にお疲れ様でした。
    天国から遠藤さんや娘さんの成長を見守ってあげてください。

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    笑コラで見かけてからインスタをフォローした和さんの日記。生きたい、でも辛い治療をやめたい、そのせめぎ合いの中で生き抜いた和さん。最後の妹さんの書いている最期の日記。その姿が目に浮かび辛いです。娘さんが大きくなった時、ママはこんなにがんばって生きたんだと自信につながると思った1冊です。

    0
    2025年06月13日

    Posted by ブクログ

    いろいろな意見があると思う。
    ただ、批判をすることで幸せになる人は誰もいない。和さんの遺された家族が少しでも前向きに、幸せに生きていけますように。

    0
    2024年12月26日

    Posted by ブクログ

    今の自分と年齢の近い和さん。その分感情移入しながら読んでしまいました。
    ずっと涙をこらえながら読みました。分厚い本ではありましたがページをめくる手が止まらず2日で読み終えてしまいました。
    人生の時間を丁寧に大切に過ごさなければ、そう思わせてくれる本です。これからも和さんご家族が幸せに暮らしていけます

    0
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

    読み始めたら止まらなくて一気に読んでしまった。
    癌と闘いながらも母となり、大きな愛情を捧げ続けた女性の日記。
    治療の辛さに耐えながら様々な選択に迫られ決心していく強さ。すごいなって思えた。
    ずっと献身的に支え続けた家族や旦那さんも素晴らしい!!
    娘ちゃんと過ごせた日々は短かったかもしれないけど、きっ

    0
    2023年07月09日

    Posted by ブクログ

    本屋で見かけて気になったので購入しました。
    一人の女性として、人としての素直な感情が綴られていて胸が締め付けられるとともに、自分も一日一日を大切に生きていこうと思いました。

    0
    2023年02月02日

    Posted by ブクログ

    読んでいて、思わず体のいろんな部分が緊張していた。薬の副作用や手術、本当にしんどかったろうな。前向きに闘病している和さんに勇気をもらった。旦那さんや子供が支えてくれたことが本人を強くしてくれたのだろう。最期の場面がリアルに描かれていた。きっと「ありがとう」と言葉にしていたのだろう。涙が出た。闘病しな

    0
    2022年10月30日

    Posted by ブクログ

    自分と2つしか歳が離れていないのに、こんなにもたくさんの困難と立ち向かって戦っている姿は本当にかっこいいと思った。

    0
    2022年10月12日

    Posted by ブクログ

    初めて本で泣いたかもしれない。

    自分と同じくらいの年で癌が発覚し、
    強く生きていく女性の姿に心打たれた。

    1日を噛み締めながら生きていきたい。

    0
    2022年08月12日

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