パレット文庫 誘惑の部屋に捕らわれて

水上ルイ

オレ朝香裕介（あさかゆうすけ）は、中学生の頃、ヨーロッパの教会のような瀟洒（しょうしゃ）なホテルで、サファイア色の瞳の男と目が合った。彼はそのホテルをデザインしたイタリアの新進気鋭（しんしんきえい）の建築デザイナーだった。彫刻のごとき美貌（びぼう）から男の色気を漂（ただよ）わせていた彼と彼のデザインに、オレは一瞬で虜（とりこ）に。その時から彼に憧（あこが）れ、高校卒業した今、建築デザイナーを目指してイタリア留学を決行！ 私は氷の男と呼ばれるディーノ。大富豪（だいふごう）カスティリオーニ家の嫡男（ちゃくなん）だ。仕事以外には情熱を傾（かたむ）けない私だが、4年前から忘れられない天使がいる。それは日本で一瞬だけ目が会った裕介だ！ 元気な裕介と貴族で御曹司（おんぞうし）のディーノ。そんな二人がローマで再会。運命の恋は永遠の都で始まる!!

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: パレット文庫
• ページ数: 221ページ
• 電子版発売日: 2011年03月01日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[yurichitian20 · ★★★★★]

さらっと読める

テンポもよくて、おさらっと読めるストーリーでした。
ディーノが一途で可愛くて面白かった。
あまあまなカップルがやっぱり好き。

[ブクログ · ★★★★☆]

大富豪で貴族でデザイン会社社長・ディーノ×建築デザイナーを目指す青年？少年？・裕介。
お互い一目惚れしてるっぽいのになかなかくっつかない2人。もう、早くくっついちゃいなさい、と言いたくなるかもｗ
BLガイドWikiにこの作者さんの作風として、「攻と受の褒め称え交換日記」とあるんだけど、まさにそんな感じ。
そういうのがキライじゃなかったら楽しめるし、気楽に読めるかな？ ちょっと、どこまでお互い褒め称えたら気が済むんだよｗと突っ込みは入れたくなるけどｗｗ
まあ、全体的に甘甘な感じ。