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新撰組の副長助勤となり、のちに二番組長を兼任した新八は、近藤勇らとともに池田屋へ斬り込んだ。北海道に渡り小樽に住んだ新八が、大正2年(1913)3月から『小樽新聞』記者の取材に応じて語った連載をまとめたのが本書である。近藤勇や土方歳三らとの交友、池田屋の乱闘、など幕末動乱の修羅場をくぐり抜けた者のみが知る生々しい証言が満載の、新撰組を知るための第一級の史料である。
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Posted by ブクログ
前半はだいたい「芹沢鴨、横暴すぎワロタ」で、後半から「粛清多過ぎて震える」で、最終的に「別れつらみ」みたいな感じ。芹沢鴨は本当に、これだけ読んで信じるとまあ、とんでもないやつですけども?
読むのが大変だった。言葉のリズムがいいのに言葉が微妙に難しく、それでいて「なぜその言葉をひらがなで書く?」と言った文書の癖に苦戦した。
そもそも、新撰組最後の生き残りが「命がけで語り尽くした」新撰組の記録なら、一人称で書けばいいのに。「永倉はー」と永倉新八の活躍を三人称で語られると、自画自賛感が出ちゃうし。手記や回顧録というより小説、って感じがしたことは正直残念。
命の軽い時代であって、人が死にまくるお話である。その時代に精一杯生きてきた若者たちは、私達には理解しきれない信念がある。
三谷幸喜は大河を作るときに「青春群像劇」と称したらしいけど、確かにそうだなぁ。たくさんの若者が時代の波に揉まれて右往左往している。
自分の人生に精一杯な今の時代と違って、彼らは時代の先端を走っていたんだなあ。
Posted by ブクログ
最大の欠点は、永倉新八ではなく、第三者の目から語られていること。一人称ですらないのだ。
氷川清話の勝海舟を見れば分かるように、
永倉のように歴史上の人物であれば、語り口調から
看取することも多いはずだ。
そこから、いきいきとした言葉、歴史、思いが活写されるのではないか。
編集という意味では大失点だろう。
また、面白く無いのは、歴史上の事実をただ辿っているだけなところだ。
そうではなく、当事者ならではの心情を吐露して欲しかった。
これだったら、小説で十分だ。
新撰組に関しては、やはりただの無頼者の集まりであるという印象しかない。
逆に言えば、美化され得ない、ただの人間としての姿がここにあること。
誰も、大した人物がいないということだ。
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