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ある事情から夜に眠れなくなってしまい、休職していた保育士の文乃。 昼夜逆転した生活リズムであれば眠れるようになり、夜間勤務のある24 時間営業保育園「つづきの保育園」に転職する。 厳しい現代社会の中でも懸命に子育てする親と、親をひたむきに愛する子どもたち。文乃はそんな親子の力になりたいと願い、真摯に向き合っていく――。 暗闇にあたたかな光を灯す傑作。
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Posted by ブクログ
初めての、菰野江名さん。 読書YouTuberさんオススメで、書評がとても良かったので買いました。 主人公・文乃は公立保育園に働いてたが休職し、再就職先に選んだのが新宿にある24時間体制の保育園『つづきの保育園』に勤務することになる。 そこで出会うパパ・ママたちは共働きや在日外国人、シングルマザー...続きを読む…と様々な事情を抱えている。子どもといっしょにたくさんの時間を過ごしたい。だけど一緒に過ごすだけだと生きていけない。だから働く。そんなジレンマを抱えながら仕事をしている彼らを見ると、時間にもお金にも余裕がない時代なんだなぁと悲しくなる。 印象深い、成也くんのママ・真栄城さん。大切な人を亡くした状態の中で遺された人が亡くなった人に縋りたくても、いずれ離れてしまう恐怖から怯える。 文乃と杏子さんの関係もきっと同じだったんだろうなと彼女の言葉を読んで思う。 時間とともに悲しみは消える。ぬくもりや存在感だけは消えることはなかった。 だから消える恐怖に怯えながら過ごすその人に、大きな受け皿持ってしっかり受け止め支え合い、生きる原動力を引き出すことで人は強くなれるんだと思いました。 保育園が舞台だったので子どもたちを支える保育士の奮闘するほのぼのとした内容かと思った。 実際は人間は誰かに頼りながら生きていく術があることを、優しく教えてくれた物語だったと思います。
いやぁ~〜良書。心があったかくなった。 他の方の感想が素晴らしくて、残念ながら何も書けない… でも最近、シングルマザーや連れ子家庭など、自分の知らなかった家庭の方々と接することがあり、いろんな苦労されてる話しを聞いていたタイミングでの、偶然この本との出会いだったので、それには本当に驚いた。
殺伐とした事件ばかりの今、本当に読めて良かった。 そして、保育士さんのお仕事の大変さ、尊さに改めて感謝です つづきの保育園に通う子供達皆健気で愛おしい。読み終えた後再びカバーを見るとなんだかじんわり温かくなった。
ある事情から夜に眠れなくなってしまい、休職していた保育士の文乃。昼夜逆転した生活リズムであれば眠れるようになり、東京新宿にある24 時間営業の「つづきの保育園」で働くことに。この保育園では、飲食業界、医療関係者、夜の仕事、シングル、深夜手当で生計を立てる外国人など、さまざまな事情から夜に働かなければ...続きを読むならない親たちのために子どもを預かる、“夜間保育” を行っていた。 デビュー作からずっと追い続けている菰野さん。1年間に1作品と出版される本は少ないけれど、確実に上達している(上から目線で申し訳ないけれど)気がするし、どんどん読み手心をくすぐる作品を出してくる。 今回の舞台は24時間営業の認可保育園。実際に東京都内では24時間営業の認可保育園は1ヶ所しかない。そこを丹念に取材して書き上げただけあって、保育園の様子やそこに通っている子どもたち、通わせている親たちがリアルに描かれている。 保育士さんってなかなかハードなのに、安月給で大変なんだなぁと気楽に読んでいる場合じゃないなと感じた。ロボットなんかには頼れない、人間性を育む職業なのだから、全ての面でもっと改善されないといけない。 主人公の文乃と杏子さんの関係。なかなか素敵。親子でも親類でもないけど、こんなに濃い関係の他人なんてないだろうなぁ。 ブグログやSNSなどで、高評価なのもうなずける作品だった。 本屋大賞、発表されましたね。 予想通りの朝井リョウさん、おめでとうございます。 そして、発掘部門「超発掘本!」に原田宗典さんの『旅の短篇集 春夏』。我が事のように嬉しくなりました。久しぶりに彼の作品を読んでみようかな。
小さい子どものいる(もしくは育てた)親御さんに強くお勧めしたい。 尊い日々だと理解していながら、感情任せに怒ってしまうことが続いて、後悔したり悩んだりしてた時にこの本に出会って、一晩で読み切った。 多様な家庭の事情を色眼鏡で見ず、 多角的に丁寧に掘り下げることで見えてくるあたらしい世界。 親も子...続きを読むも、みんな生きるためにがむしゃらだ。 第三者からの助言は、時に厳しくて、時にありがたい。 「でもさ、大人は夜が素敵って知ってるじゃない。いずれ勝手に知るんだとしても、たまにはこっそり、子どもにこういう世界もあるよって教えてあげてもいいと思うのよね。夜って怖くないよとか、静かに過ごす時間の楽しさとか」
ポプラ社新人賞の作品を読んでから注目していた菰野さんの新刊!! 今回もとても良かったです涙 主人公文乃が各章の預かりをする子どもの親とのやりとりがせつなかったです。 最終章の文乃本人が実はつづきの保育園の出身だったとは、、、 杏子さんとの関係も母子手帳をきっかけにもっとより良くなるとよいな、、、 ...続きを読む とても読みやすかったです!
子供が保育園へ行く気持ち、働く親としての責任、優しい保育士さん。すべて一冊に凝縮されています。入園されている方はもちろん、子どもが産まれたばかりの方にもおすすめです。 読みやすく、時に心に刺さるようなことばがあり必ず読んだ方の心に響く言葉があると思います。 私はいま育児で悩んでいたので、うまくいかな...続きを読むくてもいいんだなと前向きな気持ちになりました。 オススメです
こんなに登場人物の心情や人物像をはっきりと思い浮かべながら読書をしたのはいつぶりだろう… 実直さ、誠実さ、目には映らないし分からないけれど確かにそこにあるさまざまな気持ちの欠片が、すごく丁寧にそれでいてテンポ良く物語が描かれていた。 小さな子供とその家庭、当事者にしか分かりえないこと等、昨今の社会問...続きを読む題にも触れられていて、それが主人公を通して紐解かれる展開が面白かった。この先私の心に深く残る作品のひとつだと思う。
こんな優しい保育園があったら、どれだけ親は救われるだろう。 都会の真ん中にある24時間営業の「つづきの保育園」。言葉通り24時間、いやそれを超えて時間オーバーしても子どもを預かってくれるなんて。それもただ預かるだけでなく、食事や寝かしつけなどが全て子供目線で行われていて、本当に素晴らしいと思った。 ...続きを読むこんなの物語だからでしょと思ったら、参考にされた24時間保育園があるということで、びっくり。 思わずHPをじっくり見てしまった。 保育士さんに改めて感謝の気持ちがわいたし、こんな保育園が当たり前になったらいいなと思った。
24時間の認可保育園っていうのもあるんだ。親の仕事の都合で子供たちの睡眠に関わるって大変だよね。介護もそうだけどこういうところがないと成り立たないよなぁ。
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菰野江名
佐藤香苗
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