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六年前、武内譲は二つの家族を惨殺し動機を明らかにしないまま拘置所で自殺した。遺族の栗山香那と進藤小雪は事件当時の武内と同じ二十歳になったときに再会する。「事件を改めて調べよう」と小雪は香那を誘う。なぜ私たちの家族が殺されなければならなかったのか。真相の周縁にあったのは、世代を超えて女性憎悪の感情で繫がる男の存在だった。注目の作家がおくる長篇サスペンス。
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Posted by ブクログ
可哀想な登場人物ばかりで気持ちが重くなる。色々な種類の不幸がギュッと濃縮されていてどの不幸も考え深い。
櫛木作品を毎回読む度、そこに描かれる絶望に打ちひしがれる。 二つの家族を襲った悲劇、犯人の自殺、残された遺族に付きまとう「何故?」という問いかけ。 二人の少女が女性憎悪の謎に向かっていく様に目を見張った。SNSを駆使して当事者たちから話を聞き出すのだが、ここで描かれるのはSNSを活用している人間のそ...続きを読むれ。見ただけではなく、それを行い、自分の言葉で消化して描かれている。 並行して描かれる警察の捜査も小さな手がかりから真相に迫っていく様は読み応え抜群だ。一見、何の関係もなさそうな出来事や物証を一つずつすくい上げていく。 本書を読み終えて、我々を動かし続けるネットの声について考えた。それはあくまでも神の声などではなく、誰かが作り出した声で、我々はそれを仕分け、善か悪かの判断をしなくてはならない。善のふりをしながら、友人のような顔で悪が我々の中に忍び込んでくる。我々が生きている時代の、憎しみの、根源がここには描かれているようだった。必読の傑作である。
一家惨殺どころか、そのままもう一軒にも侵入し連続で殺人。何も語らず拘置所で自殺。女性蔑視、インセル、犯人だけの思想でなくとりまく環境まで広がっていく根深いものは、どう受け止めれば良いものか。それを、ぬるくゆるやかに流れる黒い川とタイトル付けるセンスはさすが。
始まりは衝撃的だけど、被害者家族が動機を淡々と追う様が本筋。 日本の表立って出てこない負の歴史を背景に、三代に渡って繰り広げられる動機を探す展開で、ベースには被害者家族同士の友情や、定年間近の警察官の心の動きがある。 最後の一ページは、本編を読み終わった後にグサリと刺さりました。
感想を書くのが難しい。 そんな感想を抱いたこの作品。 男尊女卑。女尊男卑。 からゆきさん。 モラハラ、マタハラ、DV、虐待、ネグレクト。 そんな色んな問題が詰まった作品でした。 武内譲に家族を殺された栗山香那と進藤小雪。 そして、その事件を追っていた今道刑事。 六年の時を経て、武内譲の過去を追っ...続きを読むていく。 譲の親族である武内昭也は、譲の祖父である武内和偉の弟であった。しかし、香那と小雪が会おうとしていた前日に何者かに殺害されてしまう。 譲が産まれてすぐに失踪してしまった母、由布子。 冒頭の手紙に出てくる武内チヤ。 由布子の母である光子。 祖父、和偉が結婚を考えていた由良すず子。 それぞれの女性に起こった、それぞれの残酷な運命というか、因果というか、そんな何かに薄ら寒くなった。 唯一の救いは、香那と小雪の間に友情が育まれたことかな。あの教室でのシーンを書きたくて、きっと櫛木さんはこの本を書いたんじゃないかな。 急に現れた光子と、急に今道刑事が会いに行った犯人は本当に何も伏線がなくて、え?どっからその推理出てきたの?ってなりました。
家の施錠をしていなかったため、香那と小雪の家族が惨殺された。 副担任が二人を呼びに来て、それぞれ事件を知らされた。 犯人は拘置所で自殺した。 それから六年。 香那と小雪は再会し、事件を調べ始める。 事件の背景にあったのは世代を越え女性憎悪の感情で繋がる男たちの存在だった。
登場人物が多すぎて全体的にとっちらかっている印象。結末が唐突に突きつけられた感じでした。 ただ小雪と香那の間に本物の信頼と友情が芽生えて、「怒っていいんだ」という感情を得られたところはとても良かったと思う。 タイトルの川って血筋の事なのかな?と。
2つの家族の惨殺と犯人の自殺。2つの遺族の子供(娘)が再会して事件を何故ころされたか、真相は。女性憎悪とは?
★★★ 今月2冊目。 2つの家で起きた殺人事件。そして犯人は自殺。 ころされた両家の娘が犯人はなぜそんなことをしたのか?を犯人の家系を探っていく。 なかなか凄まじい過去がある家系だった。 この作者初めて読んだがなかなか良かった
❇︎ ある日突然、当たり前にあるはずだった 家族を惨殺されてしまった二人の少女。 二人は6年の年月を経て、犯人が何故 犯行を行なったか動機を調べて始める。 過酷な生育環境。 負の感情の連鎖。 歴史的な背景。 抗えず歪んでしまった人、抗って生き抜いた人。 どうしようもない闇い感情に取り込まれて...続きを読む、 生きていたいと思えない人が いまもどこかで膝を抱えているのかも 知れないと想像してまいました。 どうか、その衝動が自分や人を傷つけることに 向かわないでほしいと感じた物語です。
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