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古文特有の例外的語法とされてきた係り結びの背後には日本語の「文」の作り方の根底的構造が隠れていたこと,それは現代語のハとガの対立に連続するという創見を明快に説き明かす.古文教師・研究者・学生必読の書.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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Posted by ブクログ
大野晋氏の著書を何冊かまとめ買い。 中学時代に習う「係り結びの法則」。 それをルールとして意識したことはあっても、なぜそのルールが出来たのかを考えることなく現在に至る。 例えば、結びが連体形と已然形の違いって何なのかとか。 「や・か」は「疑問・反語」だけど、両者の語としての違いはどこにあるのかと...続きを読むか。 もっともっと素朴に、なぜ「係り結び」はなくなったのかとか。 こうした疑問を持つ人は少なからずいるわけだけど、こうした疑問に答えてくれる人は少ないように思う。 とても親切で、面白い一冊だった。 見落としがちな点だけれど、言葉は変化しながら現在まで繋がっているものであるということ。 古語が現代語とかけ離れているように感じがちだが、辿ってゆくと、そうか!と変化に突き当たった。 なくなっていった言葉もある。 元の形から変化した言葉もある。 元の形に戻っていった言葉もある。 時間の流れに触れることが出来て、満足。
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