斎藤信治の作品一覧
「斎藤信治」の「死に至る病」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「斎藤信治」の「死に至る病」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
序盤はスキップしてでも読み進めるべき。
冒頭の、「自己の定義」のセクションが非常に難解で諦めそうになったが、AIに相談したところ途中からメキメキ面白くなってきますよ!とのことだったので、最後まで読んでみることにした。
言っていた通り、中盤からは非常に興味深く、特に彼の信仰に対する理解の深さには身震いした。
私の好きな箇所は、
信仰者が自分の罪に絶望して「神は私を赦してくれないだろう」というのは一見謙遜な態度に見えて、むしろ「自分の力で自分を正しくできる」と心の底で思っている傲慢な態度であり、むしろ「神はこんな私を赦してくれることを信じる」と言うべきである。という箇所はもう、たしかに!!!!
Posted by ブクログ
実存主義の創設者と言われる哲学者キェルケゴールの主著。
死に至る病とは、要するに絶望(死にたくても死ねない状態)のことで、これを解決するには信仰しかないとのこと。
読み始めて、早速このような難解な書を読むためにはどうすれば良いかという問題に直面したので、無理矢理にでも自分自身の問題に置き換えるという方法で読み進めた。
まずは第一編の以下の冒頭は「自己」に別の言葉を入れることで、読者各々の実存(生きるとはどういうことか)を取り出すことが可能だと思った。
「人間とは精神である。精神とは〇〇である。〇〇とは〇〇自身に関係するところの関係である」
(私は〇〇に「運命」や「笑い」を当てはめて読
Posted by ブクログ
キルケゴールを解説書などではなく、直接読むのは初めてだが、その信仰に身震いした。この歳まで読まずに来たことを悔やむ。つくづく読書は若いうちからはまるべきだ。これまで人生の何分の一かを損した気持ちになった。ただ私のラッキーは聖書に馴染み生きてきたことだ。多くの日本人にとって難解な書と思うが、聖書のバックグラウンドがあることで一文字一文字が沁みるように入ってくる。文体そのものは一見古いが、キルケゴールの言葉運びそのものは、要点が分かりやすく、それをさらに砕いていくのでとても読みやすい。
人間の最初の姿は絶望である。神の前に犯した罪の故にエデンを追い出されて必ず死ぬものとされた人の姿は絶望そのもの