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なぜ悲惨な事件や企業の不祥事が絶えないのか。それは、日本人が本来もっていた「恥の文化」や公を第一に考える「衆の文化」が消えつつあり、その結果、「自分さえよければいい」という考えをもつ日本人が増え、「全体の幸福」より「個人の幸福」を優先する風潮が蔓延したからである。では、それで幸せな人が増えたかといえば、逆に不幸な人が増えているのが現実ではないか。もともと日本人は「世界一高い美意識」をもっていた。それを取り戻し、一人ひとりが生き方を変えれば、真の幸福感を得られるのである。本書は、たった一人で始めた掃除の活動を世界まで広げてきた著者が、80余年の人生を振り返って得た人生の真理と生き方の道しるべ。目先の幸せや利益にこだわったり、すぐに結果を求めたり、公より私を優先する生き方が不幸を招くことを説きつつ、逆境や試練に打ち克つ心構えを教えてくれる、国民必読の書といえよう。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年04月08日
6年前、鍵山秀三郎さんの本を一気に20冊ほど読み、久しぶりに知人から頂いたので読む。あれから家庭を持ち自分の環境が変わった。「今すぐに」「少しでも」「私が」の気持ちは他人と生活するようになり大切さを実感。家族には甘えてばかりだったと反省。本の中に偉人の話が沢山あった。「あなたは本から何を学ぶの?」と...続きを読む
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