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Posted by ブクログ
「居眠り磐音」47巻です。
物語が大詰めに差しかかっているからか、本巻では、田沼との戦いはもちろん、尚武館坂崎道場を訪れる客人(?)たちや、山形で苦しむ奈緒の境遇など、いろいろな局面の展開に、心が動かされっぱなし。とくにラストの第五章では、いろんな涙がにじみました。全部自分のメモとして書いておきたいところだけど、ここに書くのはこれから読む人たちの興を削ぐことになりそうなのでやめておきます。
最低限のメモとして、本巻ならではの目玉となる人物だけ書いておくと、妖術を使うひなの婿選びのために尚武館坂崎道場へ立ち合いを求めにきた迷惑千万な鹿島神陰流卜部一党と、磐音が谷戸の淵からの帰りにばったり会っちゃった絵師北尾重政、ですかな。
めっちゃ笑ったのは、空也が金兵衛のことを「うちの爺上は、れいちょうではございません、父上」とのたまったシーン。吹き出したわ。
それと、北尾重政と武左衛門のやりとり! もう最高。おもしろすぎ。こりゃ漫才かコントかっていうくらい。すばらしいゴールデンコンビですな。
そして毎度のことながら、白山がかわゆくていとおしい(←犬好き)。