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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読み始めたときと読み終えたときの感情がこんなにも違う一冊は初めてかも。
始め、磐音は今津屋の祝言やら佐々木道場の改築話(とそれにまつわるひと騒動)やらでいつもの面々と忙しく駆け回りつつも、心の奥では前巻からの哀しみがまだ色濃く残っているのが伝わってきて、こちらも胸が痛むほどだったのだが、読み終えた今、もう、幸福感であふれております。
ほんっとに美しい光景。
二人の幸せがこんなに私をも幸せな気分にしてくれるとは。
あぁぁ良かったなぁ。
16巻の感想に書いたことは、やはりそのとおりだったと確信。
今後がまた改めて楽しみになってきた!
ところで、本巻の竹村武左衛門、良かったわ。
涙を流して磐音に叫んだときは、読者の気持ちを代弁してくれたように感じてめっちゃグッときた。
酒好きでホントしょーもないヤツなんだけど、たまにこういうことがあるから憎めないのよねぇ。
この何巻かで、品川柳次郎と竹村武左衛門、そして佐々木玲圓のお三方のポイントが、私の中で急上昇しております。