【感想・ネタバレ】鯖雲ノ城 居眠り磐音(二十一)決定版のレビュー

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Posted by ブクログ

江戸から長い船旅を経て関前に着いた磐音とおこん、プラス痩せ軍鶏辰平。
以外とこの辰平の存在が心強くて、かわいらしくもあり、今回かなりポイント上がりました。

磐音の両親、妹伊代と嫁ぎ先の井筒家(源太郎&遼次郎兄弟が良き!)、中戸道場の面々といった懐かしい顔との再会、そして今は亡き幼なじみ3人の墓参り……。
今津屋夫妻の心遣いにじんわりし、ちと江戸が恋しくなったりしながらも、目の前には関前の海が広がり、白鶴城が聳え、白萩が咲く。

こんなに素晴らしいところでも、悪だくみする輩はいるもんで、過去の「宍戸文六騒乱」と「利高もの狂い」に並ぶ藩騒動が起こってしまう。

もう、この1冊を読む間、何度もいろんな意味で、目を潤ませて「源之丞ぉぉぉぉぉ‼︎」と心中で叫んだわ。

はぁぁぁ……もうとにかくとにかく感慨深い21巻です。

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2020年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
本巻は全て関前藩で悪党を倒す話。磐音が藩方と組んで、悪党を一網打尽にする。関前藩レベルでは磐音の相手になるものは見当たらない。安定の勧善懲悪ストーリー。辰平の武者修行が開始され、今後の活躍に期待。


あらすじ
殿の許しを経て、関前藩に磐音とおこんが降り立った。関前藩では、磐音が藩物産所の取締役に就任するとの噂で持ちきりだった。

国家老である磐音の父の正睦に、佐々木冷圓の養子に入ることを報告し、許しを得る。正睦は、坂崎家を存続させるため、井筒家の次男の遼次郎を養子にすることを決める。

そんな中、関前藩では藩物産所を乗っ取ろうと、商人の中津屋が、諸星道場と組んで怪しい動きをしていた。

磐音は、藩目付方と協力して、中津屋方を一網打尽にし、関前藩三度目の危機を乗り越えるのであった。同行していた兄弟弟子の松平辰平は、その後、九州で武者修行をすることに決める。

磐音とおこんは関前藩で仮祝言を挙げたのち、福岡藩の箱崎屋に向かう。

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2023年08月12日

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