【感想・ネタバレ】侘助ノ白 居眠り磐音(三十)決定版のレビュー

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Posted by ブクログ

「居眠り磐音」、30巻!
気がつけばもう半分過ぎてる。
あと21冊読むと終わりかぁ……。
あっという間だなぁ。

父とともに旅に出た利次郎、ついに高知入り。
父の帰国には実は密命があり、それが元で利次郎も藩の騒動に巻き込まれてゆく。
だが、尚武館での厳しい稽古と磐音の教えが役に立ち、利次郎、大活躍。

年末、尚武館では餅つきが行われた。
そこへ、旅の武芸者、槍折れの小田平助が現れる。
棒術の腕前はもちろん、餅つきや薪割りの腕前も良く、人柄も良い。
そこで磐音が願い、このまま尚武館に居候することになった。

金兵衛、風邪で発熱。
磐音とおこんが看護に行くと、かつて磐音が住んでいた部屋に浪人夫婦が引っ越してきていた。
浪人の名は、憑神幻々斎。
頬のそげた陰気な浪人で、磐音も気になり調べてみることに。

年が明け、安永8年、井筒遼次郎が尚武館の通いから住み込み門弟になった日、朝稽古が終わるころに5人組の武芸者が現れ、指南を願い出る。
伊皿子風也と名乗る者が束ねるこの5人、小田平助は知っているようだ……。

小田平助! こういう人大好き!
まっすぐでおおらかで強くて、おまけに筑前訛りがかわいくて、もう絶対「やる奴」でしょ。
また1人、お気に入りキャラが増えました。
富永水豊と小田平助ペアの〈「幻妙にして幽玄」を感じさせる〉という餅つきを、ぜひとも見てみたいものだ。

そして今回は、いよっ、待ってました、権造親分と代貸の五郎造っ!
しばらく出てこないなぁ、元気かなぁと思っていたら、やっと登場してくれましたぁ。(涙)
久しぶりに会えてホントうれしいっす。

利次郎もめっちゃたくましくなってるし(なんか言うことが磐音そっくりなんだけど……)、小田平助の初登場に、権造&五郎造の久々の登場と、ワクワクがいっぱいの30巻、星5つで。

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2020年06月03日

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