スコットランドのエジンバラ近郊の町に住むリディアは、妖精について何でも知っているという妖精博士(フェアリードクター)の看板を掲げて、妖精がらみのあれこれを解決する仕事をしようとしているが、産業革命によって街灯が輝き、鉄道が走るようになったヴィクトリア朝のイギリスでは妖精はすっかりおとぎ話扱いで、村人から変わり者の娘として遠巻きに見られるばかり。ある日、ロンドンで博物学の教授をしている父からイースターを一緒に過ごそうと誘われてロンドンへ向かうものの、途中でトラブルに巻き込まれて知り合ったエドガーという男性から、自分が妖精国に領地を持つ伯爵家の子孫であることを証明するために力を貸してくれと頼まれ、フェアリードクターの仕事として引き受けることにするが…という形で始まる長編ファンタジー小説です。
妖精が見えることで人間とうまくやれないリディアと貴族らしい見た目と言動にもかかわらず闇を抱えているエドガーが、徐々に明らかになる彼の過去や妖精の絡む事件などを通じて、本当に少しずつ心を通わせていく描写が細やかで、読んでいてグッときます。主人公以外の登場人物も個性豊かで、かなりの長編にもかかわらず、スムーズに読み進めることができますが、先が気になり過ぎて夜更かししてしまうかも。個人的には、鉱物好きにもオススメしたいお話です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年02月08日
20周年記念ということでシリーズを1から再読。
定期的に読みたくなる作品です。
ヴィクトリア朝とかそういう世界感の作品が大好きなので!そういう世界感が好きな人や魔法使いや妖精などファンタジー好きな人にオススメです!
猫好きにはニコがたまらない!
大好きな作品の一つです♪長いので、最後まで読むと、読み終わった満足感と、終わってしまった寂しさから、何度もまたはじめから読み返してしまいます。恋愛&ファンタジー好きにはおすすめです!!
販売された当初からずっと好きで文庫本を買ってましたが、スマホでも気軽に読みたいと思い大人買いしちゃいました。
どの話も面白すぎて時間を忘れて読みまくってしまいます。何度も何度も読み返してしまうぐらい大好きな作品です!
リディアとエドガーの恋物語にすごく心惹かれて夢中になって読みました!
2人が段々と心惹かれていく過程がシリーズを通してものすごく丁寧に描かれていてとてもときめいて、すごくドキドキします。
今でも1番大好きな少女小説です。
このシリーズは、登場人物がすごく魅力的です。
中世の世界観と妖精たちがすごくマッチしていて、本当に妖精がいたら、と想像力をかきたてられます。
回が進むごとにエドガーとリディアの恋愛もどんどん目が離せなくなっていくので、ぜひぜひ!おすすめしたいです。
Posted by ブクログ 2016年02月29日
もう大分終盤までシリーズで読み進めている中、そういえば初めの二人はどんなだったろうと思い、再読。
面白い!
もう一回読んでも面白いです。そうか、こうやって出会ったんだっけ、レイヴンはこういうこだったっけ、ニコの上着はこうやって手に入ったのか、なんて感慨深く読みました。
ドラマCDの影響で、すべて...続きを読むのエドガーのセリフがオートマチックに緑川光の声で脳内再生される中、まだエドガー耐性のできていないリディアの反応に、こちらまできゅんきゅんしてしまいます。一作目からノリノリだったんだね、エドガー。
ああやっぱりこのシリーズ好きだなあと改めて思いつつ。
Posted by ブクログ 2017年10月14日
ヴィクトリア時代の身分差ラブコメ(?)。
プラス、妖精もの。
金髪灰紫(アッシュモーヴ)の瞳の男前伯爵エドガーと、
美人じゃないけど赤茶の髪と金緑の瞳が魅力的な庶民の娘リディア。
女たらしで口のうまい伯爵がくどき倒す。
女子が萌える要素沢山有り!
ただし、シリーズ1作目の今作は恋愛未満。
エドガ...続きを読むーが青騎士伯爵の称号を得る為にリディアの妖精博士(フェアリードクター)としての能力を利用する話。
と言ってしまっては身も蓋もないですが。
過去に貴族の称号を失くしたエドガーは、
妖精国を領土に持つと言い伝えられている青騎士伯爵の称号を得る為に必要なアイテム(宝剣)を探すのですが。
それには妖精の知識が必要で、お人よしなリディアを振り回します。
エドガーの暗い過去やリディアの母方親族の話とか。
2人の恋愛をメインに
妖精絡みで今後いろいろ有りますが、
まずは導入部という感じですね。
Posted by ブクログ 2011年06月15日
好きなシリーズだけど、どこまで買ったか分からなくなってしまって途中放棄状態。
読まなくなったのは人気が出たのもあったかなー
コミカライズとか?期待しすぎたかな
Posted by ブクログ 2011年04月11日
コバルト文庫の中でも本当に大好きなシリーズです。
世界観も分かりやすく、感情移入のしやすい描写です。
読みやすくて、どんどん引きつけられる魅力的な設定に登場人物。
シリーズはかなり長いですが、どんどん魔法がかかったように読めるのでお勧めです。
Posted by ブクログ 2010年08月22日
友達がアニメを薦めてくれてハマって勢いで買って読んだが…。
あれだ、うん。
こっぱずかしいwwwww
しかし好きだ、もっとやれ…!!
夏休みだし買い溜めして読むしかないな、うん。
唸れ、あたしの財布!(ピカー)
Posted by ブクログ 2010年05月11日
『伯爵と妖精』シリーズの記念すべき第一巻です!
田舎の妖精博士のリディアが、青騎士伯爵を名乗る謎多き青年エドガーに出会い、宝剣探しを依頼され、物語が始まっていきます。
甘い台詞や怒涛の口説き文句に浸りたい方にはぜひともオススメします!
話のテンポも良く、登場する妖精も個性的で可愛らしくて、なんだかニ...続きを読むヤニヤしながら読んでしまう素敵な作品です^^*
Posted by ブクログ 2010年03月24日
人気作品ということで、遅ればせながら今年に入って、まとめ読み。
いやぁ・・・エドガーにやられましたよ!
これこそ、女の敵ならぬ・・・乙女の願望!THE 王子様!
恋人に、甘い言葉をささやいてほしい・・・
そんな女の子は、必読の作品です。
Posted by ブクログ 2017年08月04日
昔好きだった少女小説。改めて読んで、やっぱり好きだと思った。
急にラブラブになったりせず、二人の言動や心情に無理がないので読みやすい。
自分の魅力を十分分かった上で駆使する男と、自分の魅力がサッパリ分からず自分への賛辞を信じない少女。ナルシストと自虐少女になりそうなのに、どちらも嫌味なく魅力ある...続きを読む登場人物になっている。
最終巻まで読んだあと改めて読むと、初巻では互いの心の壁が分厚い。二人がいかに影響し合ったのかがよく分かる。
Posted by ブクログ 2014年09月11日
話は王道ではありながらも、所々のこの作品だけの設定が生きて面白さが増しています。甘い台詞も鳥肌ものですがそれがまたいい感じです。いつ二人は付き合うのかなと思いながらみるのが割と楽しくもあり、ドキドキしました。読むのが割と大変で根気がいるものかもしれないので、普段読書をしない人には少し辛いものかもしれ...続きを読むないです。文章的にはかなり読みやすいと思います。
Posted by ブクログ 2013年10月09日
いやぁ、王道!
強気な女の子も、強くてきれいな顔で、影がある青年って。
「もう、いつくっつくのよ~」とお姉さんはヤキモキしちゃいます。
……!?Σ(□`;
シリーズは32巻だって!?
それって、二人はいつごろくっつくの!
Posted by ブクログ 2013年10月08日
長かったなあ
中盤までは一気に読んでもあきたらなかった
イラストだけ見ていてもいいくらい内容とマッチしてた
終盤は広げすぎた風呂敷をなんとかたたんだ感じ
ヒーローにくらべてヒロインの性格が幼稚で
たまにいらいらすることも
お人好しってだけで後先考えず危険にとびこんでいつもエドガーに尻拭いしてもらっ...続きを読むてるがあまり反省していない
あんだけ格好良い男なんだから騙されても本望だと思え!
とにかくエドガーの口説き文句をずっと聞いていたかった
Posted by ブクログ 2012年08月29日
ヴィクロテに結構はまったので、同じコバルトの人気長編ということで手を出してみました。
いろんな妖精てんこもりでちょっと読みながらう〜んと思ったけど、エドガーの過去や謎が気になって一気に読み進めちゃった。そして意外と盛りだくさんで読むのに時間かかった。
文章もすんなり読みやすいし挿絵も繊細できれいで、...続きを読むこれは大人買いしたい……。
一巻がこのクオリティならはずれはないなーという構成力&文章力。
エドガーの設定はダークさてんこもりなんですが、リディアの性格と作者さんの品のある世界観できれいな乙女のファンタジーという印象。
こてこてファンタジーになりすぎず、ヴィクロテのようなどろどろリアルよりにもならないんじゃないかと期待。
Posted by ブクログ 2012年06月26日
留学中に読みたくてウズウズしてたから、久々に1巻から読んでみることにした!
二人の出会い編
まさかのアーミンが1冊目から居なくなってたとは思わず
もっと先だと思ってたよ
エドガーとリディアはやっぱり最初からどことなくお互いに微妙に惹かれつつあるね
ここから妖精とそれに関わる謎解きをしながら2人...続きを読むの関係、相手に対せる印象が変わっていくのが好き・・・
だけど、今回(あと今後数回あったと思う)知識がない上にその場に読み手である自分が(当然)居ないがために、大して何も謎について考えられない上に、意外とテンポ良く終盤で謎が解けていくから、拍子抜けしないでもない
結構内容とか忘れてるところがあるから、この先も普通に楽しめそう♪
Posted by ブクログ 2012年05月26日
つい勢いで再読中(笑)
どーすんだよ、現在未完で26巻まであるのに…(笑)
ということで、クライマックス直前の展開に、最初の頃のリディアとエドガーがどんな感じだったっけと思って再読中です。
読み返してみて思うのは、アーミンってここで死んでたっけ!?ということでした。
もうちょっと先、何巻か進んだ...続きを読むイメージでした。
そしてエドガーとリディア、両方のキャラに、16巻まで進んでブレがないこと。
うーん…キャラは最初から相当固まっていたんだろうなぁ、素晴らしい!
私は「魔女の結婚」から谷さんに嵌っていたので、「魔女の結婚」の後半のさまざまな伏線の回収などなどに目を奪られた口。
その上、世界観も非常に好きだったので、本来好きなヴィクトリア王朝周辺の物語にも、今一つうーんと言った印象でした。
その前作のイメージから捉われた自分を脱却して読んだ物語は、シンプルで分かりやすくて、すごく読みやすかったです。
で、印象が違ったもうひとつは、エドガーが割と最初からリディアを気に入っていたこと。
これも結構経ってからのイメージだった。
あと、リディアが口で言うほどエドガーを嫌っていないことも。
何だ~最初っから好きなんじゃん、とか読み返して思った(笑)
物語の序章としてはいいスタートだと思います。
しかしまさかここまで続こうとは…魔女の結婚も相当長いと思ったのに(笑)
Posted by ブクログ 2010年09月02日
大体、読み終わった感じです。後半巻がいくつか手に入ってませんがまあまあそこはおいといて。
甘ったるい台詞満載のエドガーさんにによによしつつ読みふけりました。
ニヨニヨしつつ読むので、読み終わったあとどっと疲れました(笑
コバルトらしい作品。
Posted by ブクログ 2010年07月28日
以前から気になっていた伯爵と妖精シリーズ
ついに思い余って1巻購入してしまいましたw
かなり巻数が出ているので、取りあえず様子見の1巻
アニメではちょっと面白そうだったのですけれど…
取りあえず1巻はそこそこ面白かったけど、という感じデスね
リディアがちょっとお人好しすぎるかなぁ?
リディアとエド...続きを読むガーが最近出ている巻では結婚しているのを知っているだけに、この二人がこれからどんな風に惹かれて行くのかな、というのは気になります
取りあえず次の巻も購入してみますが、もしかしたら途中リタイアもありかもしれませんね
Posted by ブクログ 2010年05月21日
口説き魔であるエドガーは、本当によくそんなにセリフが出てくるな~と思いました。
アニメ化されましたが、その時のエドガーキラキラ加減は忘れもしませんね。
Posted by ブクログ 2012年04月23日
シリーズ第1作目。
伯爵の甘い口説き文句にKO。
私ならとっくに白旗振ってます(笑)
それと同時に、あれだけの甘い台詞を考え付く谷先生も素晴らしい。
エドガーはくっついてもずっと、リディアに甘い言葉を囁き続けてほしいです。
Posted by ブクログ 2010年07月26日
妖精博士<フェアリードクター>と、没落した貴族の宝探しの物語。
エドガーは敵か味方か良い奴なのか悪い奴なのか分からない、見た目良しの小説的に魅力ある人物。ハーレクイン的な。
自分が何者であるかをつかみ取ろうとしている自己模索の旅は共感できますね。
それでいて、二人の姉弟を守ろうとしていて。
あとは...続きを読む妖精と妖精を信じる人の位置づけが、すごく参考になりました。神様の話を書くに当たって。
エドガーが徹底的に見えないものは信じずに理屈で考えようとしているところも、参考になりました。こういう反対意見をきっちり書き込むって事、本当に大事。
家→(父のいるロンドンへ行くために)船に乗る→誘拐?される→島につく→敵に監禁される→様々なしかけのある城を冒険→海の底の人魚の国→地上に→家に戻る
Posted by ブクログ 2011年08月28日
リディアは、妖精が見えて、彼らと話ができる女の子。父に会うためロンドン行きの船に乗った彼女は、突然現れた若い男に誘拐されてしまう。エドガーと名乗るその男は、自分は伯爵だと言い、彼の身分を明かすための宝剣探しをリディアに依頼する。胡散臭いと思いながらも、彼と契約してしまうリディア。一方ちまたでは凶悪な...続きを読む強盗事件が噂になっていた。犯人の特徴はエドガーに似ていて...。
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えらく~読むのに時間がかかった本だった~♪
何故だろう~。。(笑)
Posted by ブクログ 2011年05月11日
シリーズ第一作だからか、いまいち引き込まれず迫力不足。ライトノベルのスピード感も各キャラクターの魅力も伝わってこない。人気シリーズもののようなので続きを読み進めたい。
Posted by ブクログ 2010年04月27日
“「おはよう、リディア」
こともあろうにエドガーは、ニコの隙をついて、リディアの手を取って口づけた。
「は……、何すんのよ、このスケベ!」
あわててリディアは飛びのいた。
「べつに何も。きみの猫が見張ってたし」
本当に、こんな軽薄野郎に同情してよかったのかよと思いながら、ニコはため息をつく。
「おい...続きを読むリディア、スコーンもらってきてやったぜ、朝メシにしよう」
ニコが放り投げたスコーンを、両手で受けとめながら、彼女はまだ不審げにエドガーを見ていた。
「もう嫌われたかと思っていたから、また会えてうれしいんだ」
「……嫌いよ。あたしはうそつきが嫌いなの。だからあなたも嫌い」
「でも、見捨てないでくれたわけだ」
「それは、あたしはフェアリードクターで、あなたに依頼を受けたからよ。だけど、青騎士卿の宝剣を手に入れてあげるっていうんじゃないわよ。メロウが守っているなら、あなたの手の届くものじゃないってことをはっきりさせるため。メロウは、悪い妖精じゃないけど危険な力も持っているわ。それをあなたみたいな、妖精を認めない無謀な強盗に教えるのも、フェアリードクターの役目だからよ」
「僕の身を案じてくれると取ってもいいのかな」
「……ていうか、あたしのポリシーの問題なの」
「力を合わせて、きっと宝剣を手に入れよう」
「ちょっと、エドガー、人の話聞いてる?」
「ああ、その名で呼んでくれるんだね」
「……だって、あなたの本当の名前なんでしょ?」
「うれしいよ、リディア」
まるでエドガーのペースだ。手を握られてリディアはたじろぐ。
「あなた、本当は死ぬ気なんかなかったんじゃ……」
当たり前だろ、とニコは思う。
「きみがいてくれたから生きてるんだよ。命の恩人だ」
「いいからもう、離して!」
この男、危険なメロウよりやっかいかもしれないぞと、ニコは先が思いやられるのだった。”
登場人物が薄っぺらでなく、ちゃんと深くまで作りこまれているところが良い。
サー・ジョンにしてロード・エドガーがかっこよすぎる。
“「必要としてるよ、きみのことを」
「あたしの命もいるんでしょう?」
「どうしてそんなふうに思うんだ?きみを殺す理由なんかないじゃないか」
「あたしはあなたの仲間じゃない。あたしのことも父のことも、切り捨てても心は痛まないでしょう。それだって理由になるわ」
困り切ったようにエドガーは、リディアを覗き込みながら額の髪をかきあげた。
しばし考え込み、そうして思い切ったように、彼女の方に手をのばす。
一瞬びくりと震えた彼女に戸惑い、けれどもういちど、そっと頭に触れる。
やさしい手つきで髪を撫でるのは、小さな子供をなだめるかのようだった。
「ずっとそんなふうに、自分たちを守るためならなんでもしてきた。それで戦っているつもりだったけど、僕は情けない男で、逃げることに精一杯だっただけだ。怖いから、あえて後ろを見ないように、過去を忘れようとばかりしながら、あの男から逃げ切れていないことに気づけなかった。だから、……高い代償を……。もう、誰も傷つけたくない。きみのことは仲間のように思ってる。僕を信じてくれ」
まっすぐ目を見て語られれば、信じそうになる。
でもきっと、うそばっかりだ。
本気でうそのつける人だから。
本音を織り交ぜながら、重大なうそをつく。そうやって人の気持ちを動かしてしまう。相手に自分がどんなふうに見えるかわかっていて、心をつかむくらいお手のもの。
けれどリディアにできるのは、だまされることだけだ。だまされて裏切られるしか、どうにもできないのだと悟ったのは、エドガーのうそが、このうえなく真剣だったから。”
Posted by ブクログ 2010年09月24日
リディアは、妖精が見えて彼らと話ができる女の子。そのことを隠そうとしないため、変わり者と思われ、人と関わるのが苦手だった彼女は、あるとき父に会うためロンドン行きの船に乗る。ところが、突然現れた若い男に誘拐されてしまい・・・。エドガーと名乗るその男は、自分は伯爵だと言い、彼の身分を明かすための宝剣探し...続きを読むをリディアに依頼する。胡散臭いと思いながらも、彼と契約してしまうリディア。一方、凶悪な強盗事件が噂になり、その犯人の特徴がエドガーに似ていることに気づいたリディアは、逃げ出そうとするがエドガーから自身の過去を聞かされる。お人好しのリディアはエドガーに協力することになるが・・・。
完璧の美貌で、最低の女たらしのエドガーがカッコいいですvその容姿に反して謎や暗い過去を持つ彼が、リディアに対しては素直になれるところがツボ!!お人好しで、たとえ犯罪者でもすがりつかれると助けてしまうリディアと、エドガーとの恋が見所です。他にも妖精猫のニコやレイヴンなど、エドガーやリディアを支える人(?)たちが不思議系でおもしろい。ストーリーの展開も、どきどき感があって決まりきったお話ではないです。挿絵も素敵。