すべての動物が共に暮らす世界。それぞれの個性は尊重されますが、やはりお互いの偏見、プライドなども存在します。皆が平和に暮らすためには「本能」を抑えなくてはならなくて…。特に肉食獣が草食獣を食べることは決して犯してはいけないタブーなのです。
思春期の学園生活って色んな事がありますよね…種族が違えばそれはなおさら。
肉食獣と草食獣との恋・友情は成立するのか?平和な社会で求められるリーダーとは?裏社会では禁止されている行為も…!?
全ての動物が擬人化されているのですが、その動物特有の美しさ、愛らしさも丁寧に描かれています。主人公のハイイロオオカミの少年・レゴシが成長して色気が増してくるのがたまりません!!
マンガ大賞ほか数々の賞を受賞し、大注目の大人のファンタジーです♪
感情タグBEST3
面白い
深いような、深くないような。よくある話のような、見たこともない話のような。でも既刊一気買いして読んでしまったので、面白いってことなんだろうな。でもやっぱりレゴシよりもルイ先輩に惹かれます
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動物の絵が圧倒的に美しい。動物だけど二足歩行で服を着ているという見た目的人間っぽさと、物語の中で他の種を理解しようとする内面的人間らしさが描かれてるなーと思って読んでます。
Posted by ブクログ
肉食獣なのに、草食動物も同じ世界にいて、でも肉食が禁じられている世界。これって文化の規範性でなんとか暴力を抑え込んでいる人間社会のことだよね。
その上で個々のキャラクターが繊細で感情が溢れる。
Posted by ブクログ
ハイイロオオカミのレゴシ見てると『やっぱりおおかみ』と言う、小学生の頃に読んで、大人になって買い直した童話を思い出してならん。絵柄の雰囲気が作品に風味を与えている…これ、絶対、ハマる…まだ読み切ってもおらんのに、箸が止まらないと言う感じで書いてしまうが、主人公のハイイロオオカミのレゴシ(CV:安元氏)で読めて…しまう…んだよ…オオカミだから低音なんじゃないんだよ、オオカミなんだけど「心の揺れ」があって、低いだけの声じゃ合わない、と言う気持ちになるからなんだよ。
オオカミがウサギに執着するのは「食欲」と言う本能のせい?
それとも、ハルと言うウサギだけが特別なのか?
食欲と愛欲を混同してるだけなのか?
肉食獣と草食動物と言う図式で思い浮かぶテンプレを作者独自の感性で切り取っている。
テム(アルパカ)が殺される前に「本当にクラスメイトを食べるつもりか…?」と言っているので、演劇部員ではない、と判断する。黒い影はレゴシっぽく見えるが、レゴシだったら演劇部での付き合いの方が濃厚な筈。レゴシが月夜に自我を失って豹変する自分に自覚がない、と言うオチが来ない限り、ない。
レゴシのルームメイト、コヨーテのダラムが顔に絆創膏貼ってて、一瞬「彼か!?」となるんだけど、その後もずっと絆創膏貼ってるので、絆創膏貼ってるのがトレードマークなんだろう。テム殺しの犯人探しは行われてるんだろうけど、基本、全寮制の学生視点の話だからなぁ、犯人誰だよ…
まさか人間ではないキャラクターたちが跋扈するこの漫画がこんなに流行るとは思っておらず、慌てて追いかけて読み始めたのですが、なるほどこれすこく面白い。そしてこの世界の倫理観がまたすごく私たちの現実世界にも繋がるようで、あっという間に読み進めてしまいました。この漫画は本当にすごい。
匿名
サイコー
何これ という感じで読み始めました。
なんだか、すごく 良い。動物達が擬人化されてて 人間で描くより 物語に厚みが出る気がする。
大好きな漫画になります。
Posted by ブクログ
肉食獣と草食獣が共存する世界で、「食う者」と「食われる者」という本能に翻弄される動物たちの物語。
ウサギを好きになってしまったオオカミ・レゴシの真っ直ぐな気持ちと、社会の理不尽に立ち向かっていく勇気が眩しくて引き込まれる。
Posted by ブクログ
ファンタジーな世界観、あまり説明もなく話が進み
物語に引き込む感じがミステリー小説を読んでいるような始まり方。
如何にも怪しい描写なだけに流石にレゴシが犯人とは思わないものの
誰も信用できず何が本当かわからないまま読み進めて
レゴシは自分が悪者になってもテムのやり残したことを
少しでも代わりにしてあげようとするという
予想外のオチに辿り着く。
たった一話で非常に深い展開の仕方が素晴らしい。
最後まで読んでから読み返していると、
ルイの「僕の足一本でもくれてやる条件だったら」
という言葉も色々思う所がある。
ルイの恰好良さ、実は気負っているところ、
そしてただのか弱い女の子ではないハルと
メインキャラの魅力が十分に描かれている一巻。
Posted by ブクログ
「肉食獣と草食獣」=「捕食者と被食者」の関係の中、どう共存していくのかが、なぜか学園漫画として描かれてる。設定的にかなり無理があるはずなのに、違和感が全然ないのがすごい。いろいろ丁寧で違和感を抱きそうな部分をさらりと描写したり説明したりしてくれる。
ハイイロオオカミという上位捕食者のはずなのに誰かを傷つけてしまうことに思い悩むレゴシが主人公筆頭に、それぞれの背景が垣間見れて全キャラがリアルに感じる。見た目はちゃんと動物なのに。
テーマはいろいろあるのだろうけど、圧倒的な力の差があるなかでどう配慮してバランスをとっていくのか、人間世界の中でもさまざまなマイノリティの人との関係性を示唆してるように感じた。
お父さんの板垣恵介先生の力の強さをひたすら極めていく刃牙の物語とは真逆をいく、というか、巴留先生は本当の強さとは何なのかを考えさせられる感じ。一体どんな家族なのかすごく気になる…。
最初の始まり方からミステリー物かと思っていたら擬人化した動物達が通う学園での日常のお話でした。
最初の始まりもまだ解決していない状態で話が進んでいって主人公の心情も繊細に描かれているので、いろいろ気になる所がいっぱいで続きが気になる作品です。
レゴシくん
アニメを見ていたので、原作のマンガも拝見しました。
レゴシくんの葛藤を読むと何とも言えない気持ちになります……。
肉食獣と草食獣の共生って…
現実では補食する側と補食される側であるが、その両者が共生し さらには友情や愛情まで芽生えていく 互いの心情描写に とても心が揺さぶられました。
特に主人公のレゴシやレゴシが恋するハルのそれぞれの想いに この世界(肉食獣と草食獣の共生)の残酷さを痛感させられました。
アニメ化されたり、話題になっていたけど、絵があまり好きではなさそうで読んでいなかったけど、ハマりました!!なんだこの世界観とストーリー!?
1番好き
現在再読三周目です。絵がどこを見ても細かくて、面白くて、何度見ても飽きない魅力がこの作品にはあると思います。オススメです。
Posted by ブクログ
動物ヒューマンドラマ。
誰でも共感できる葛藤や苦悩が違う形で置き換えられていて、主人公のレゴシのみならず、他の登場動物達もすごい魅力的。みんなが成長していく姿が1巻1巻楽しかった。
思ってたんと違う!
表紙買いしました。
イメージからハードボイルド的な内容を想像していましたが、まさかの学園モノ!
そして演劇部!
えっ?えっ?と思いながら読み進めましたが、動物の描写が緻密なのと、肉食草食の違いや心情までもがよく描かれていて、動物になった気分で読みました。
絵が気に入らなかったら最初から読みもしないタイプですが、独特なタッチと正確なデッサン、凄いです。
似たような角度、似たようなポージングばかりのマンガ、結構ありますが、それが無い!
この角度で書く?それも正確に?と驚かされました。
肉食の本能が表れて、本人も動揺しているレゴシ。
この後どうなるんでしょうか?
気になる。
素敵
我々とは異なる肉食獣と草食獣の倫理観に気付かされるところあり。
それぞれの動物の特徴が絡んでくる物語で、時々鋭くえぐりこんできます。
作品として完成度が高いです。必見。
アニメから
アニメで見てから気になったので原作を買ってみたけど、原作も面白い!!レゴシの手の描き込みがすきです。アニメ見た方もぜひ読んで欲しい!
レゴシ
オオカミレゴシのキャラクターにひかれました。
肉食と草食が共存する世界で、その本能がゆえに苦悩する。どう成長していくのか気になるキャラクターです。
面白い
前々から興味はあったのですが、アニメ二期の情報を聞いて読んでみました。思っていたよりも獣である設定ががっつり入っているヒューマン(?)ドラマで良かったです!
衝撃的なはじまりにすごく引き付けられました。主人公の葛藤とか、設定がすごく面白いです。この間のラストも気になる終わり方でした。
ちょっと前から評価されていて気になっていたこの作品。値下げ対象だったこともあって一気に買ってしまいました。作中には差別的な描写があり、現代社会になぞられていて大人の方が楽しめるような作品かなと思います。
レゴシとハルは、食うもの・食われるものという点で強者と弱者の立場が明白であるがゆえに、それに縛られていて窮屈そう。
ただ周囲の偏見よりも、生まれつきの性質を抑圧してまで共存を図ろうとする社会自体が歪にも思える。ジャックとマルクみたいに個々が親しく付き合う分にはいいけど、社会でとなるとなかなか難しい。
ルイは運命に逆らうアドラーを演じることで、草食=弱者という固定観念を払拭しようとしているようだけど、果たして。
肉食動物と草食動物が共生する学園ストーリー。
演劇部のストーリーに重きを置いていて主人公のレゴシの本能への葛藤やリーダーシップのルイ先輩、謎のいじめられているうさぎ。
個性的な動物キャラクターが多くてどのようにストーリーが進むのか楽しみです!
個人的にジャックが安定感あって好きです!(笑)
レゴシが性格よすぎ!優しい!
ルイ先輩は責任感の強さやリーダシップが飛び抜けている。
ウサギちゃんは素直じゃなくてかわいくないけど、心はまっすぐなのかな。
個性がしっかりしていて絵もキレイ。
京さんオススメ
自粛期間中にオススメの読書としてDIRENGREY voice 京さんが推した1冊。
最初絵汚な、と思ったけど話に徐々に引き込まれていきました。
続巻も購入を決断。
新感覚!
お試しでよんでハマってしまい、couponもないのに最新刊まで爆買い。散財してしまいましたが、ずっと面白いままなのでやめられない!(笑)主人公が魅力的なのもそうですが、最初の山場も後半になっても勢いは止まらないかんじです。クセのある絵もだんだんハマってきます。食についてだけでもなく、人との関わり合いや恋愛についてもよく考えてより今までで1番ハマりました。オススメです。
とても良い
動物たちの心理描写をとても丁寧に描いていて、とても興味深い作品だなと思った。
肉食動物と草食動物の共存というテーマは、今でいうグローバル化の多文化社会に生きる私たちのようだなとも少し感じた。
私はアニメから入ったがとても面白いと思ったので続きも見てみたいと思う。
ハマりました
肉食・草食という違いだけで、生活・恋愛・考え方などここまで影響が出るのかと改めて思った。その違いを我慢するのではなく受け入れようとしている主人公を応援してしまう!
想像以上
主人公のハイイロオオカミのレゴシの変化に注目!!
最初は薄気味悪い悪役顔だったけど、話が進むにつれてセクシーにさえなっていく。
影のように目立たないように生きてきたレゴシが、友人の死をきっかけに立ち上がる!
己の牙をむく時が来た!
と思ったら…
女性的な一面も持っていて、押すより受け入れてしまうところが恋愛下手というか…
そこも含めてレゴシは魅力的。
そして彼と関わる周囲の草食、肉食全ての動物が生き生きとして、刺激を与え合い、切磋琢磨する姿も見応え十分。
想像以上に面白い作品。
最高
最高の一言に尽きます。特に獣人もの、学園ものが好きな人には絶対にオススメです。エピソードもジャンル固定ではなく、まさに世界観を楽しむ漫画。アニメも良いですがまずは一旦原作を味わってみて欲しいです。
作り込まれた一巻
非常に引き込まれる一巻です。
テーマの重さをシンプルに伝える導入から自然と入る学生生活。その生活を続ける難しさが丁寧に表現されています。
ゴールが見えないストーリーですが、これから明かされていく背景に期待です。
絶対にハマります。
いま私が一番新刊を楽しみにしている漫画がこの「BEASTARS」です。
出てくるキャラクターが本当に魅力的で、読みはじめたら止まりません。
この世界で生きる動物たちの独特な社会や暗黙のルール、葛藤、衝動。
感情移入してしまうこと間違いなしです。
Posted by ブクログ
友達が「今、一番ハマっているマンガ!」
とオススメしてくれたので読んでみた。
おもしろい!!
登場人物…いや、全員動物なので登場動物というべきか…
肉食獣と草食獣も同じように通う学校
いきなりオープニングでアルパカくんが肉食獣に殺されているじゃないの!
犯人はわからず…
疑心暗鬼になる学園内の草食動物たち
その中で自らの肉食をひたすら抑え込むハイイロオオカミのレゴシくんが主人公
彼は演劇部の大道具係をしている
タイトルは…
動物全てを統べることができる
英雄的な地位=ビースターズ
続きが気になる~
2巻へ続く!
Posted by ブクログ
独特の雰囲気に引き込まれて、気づいたら夢中になって読んでいました!
動物モノってほのぼのとしているモノが多いイメージですが、人間の姿をしていてもちゃんと動物らしいところが残っているし、そこで起こる葛藤を描いているのが本当にすごい。
動物らしさを残しつつ人の姿をしている、作者さんのデッサン力もすごい!(OvO)
Posted by ブクログ
彼らは限りなく人に近いがどこまでもケモノである。
がおったーやズーマップなど、インターネットも当たり前に存在する現代がモチーフの世界。そこに住むのは肉食獣や草食獣に鳥類爬虫類、様々な動物。人の理性と獣の本能を併せ持った思春期の少年少女たちは、全寮制の学園で恋に部活にと青春を謳歌し、悲喜こもごもの集団生活を営んでいる。
差別があり偏見がある。上下があり優劣がある。
主人公のレゴシは無口で風変わり、陰気なハイイロオオカミとして孤立し、同じ演劇部員だったアルパカ食殺事件の犯人(?)ではと誤解される。
すれ違い食い違い空回る動物模様がとても面白い。
作中登場するキャラクターはいずれも二足歩行する動物のビジュアルで、萌えを意識した変な媚びは一切ない。その面ではとても読者に対してストイック。「かわいい」と客観的に評されるうさぎのハルでさえまんまうさぎである。
うさぎの血が肉食獣の麻薬扱いされてたり、肉食獣による草食獣の食殺事件が報道されるとイヌ科の生徒の肩身が狭くなったり、私たちがどっぷり馴染んだこの世間にとてもよく似ていながら、物理的にも精神的にも二重に弱肉強食の軛に囚われたシビアな世界の模様が、恋に進路に悩める等身大の学生を主軸におき、学園という箱庭の中ただならぬリアルさを持って描写される。
引っ込み思案でどもりがち、ぱっと見へタレで冴えないが心優しい主人公とイヌ科の仲間、自分の欲望に忠実に生きる多淫で小悪魔なうさぎ、エリート意識が強く学園に君臨する伝説のビースターの称号を狙う先輩など、個性的なキャラクターたちが織り成すスクールライフは吸引力がある。
性欲か食欲か、この恋愛感情はエモノへの食欲がねじくれた副産物でしかないのかという動物のカラダに人の知能と心を持ち得たが故の命題、ケモノであってもケダモノには堕したくないという悪あがきがドラマに深みと厚みをもたせる。
レゴシの前途多難なこれからに目が離せない。
Posted by ブクログ
半獣人たちの学園ドラマ。部活、恋愛、スクールカースト間の摩擦、学内での殺人と見つからない犯人…。
精緻で深みのある人物造形、丁寧に構築された異世界の描写、映画のような台詞回し、詩的でそれでいてスリリングな展開―それらのものを通して、青春の瑞々しさと苦さが示される。
これが週刊少年チャンピオンで連載しているというのもまた凄い。良い作品が、多くの子供の目に触れやすい場所にあるのは素晴らしいことだと思う。
Posted by ブクログ
けものフレンズ(リアル)
草食と肉食動物が共存する学校
そこでアルパカのティムが何者かに殺されてしまう。そのことで草食動物の肉食動物への不信感が大きくなっていく。
そんな中でハイイロオオカミのレゴシはとある出来事をきっかけに、自分の抑えてきた本能に気づかいてしまう。
最初は絵にクセがあり、ダメかと思ったけど読んでるうちに気にならない程、内容が面白い。単に人間を動物に変えているだけでなく、動物の特徴も含まれた描き方に面白みがありました。
かなり続きが気になってます。
ちょっと不思議な動物もの
色んな動物が一緒に生活している学園が舞台で、どうやらNetflixでアニメ化もされているようです。
肉食自体は禁じられていて、それ用の食事は用意されています。
ただ、冒頭、アルパカが殺されてしまうという事件があり……。
オオカミのレゴシ、作者あとがきにもあるように、名前の元はやはりベラ・ルゴシのようです。
アナログタッチの作画はかなり良いです。これもどんな作品なのでしょうか?
ハマります!
私は友達にオススメされて読んで
みたんですが、ハマりましたねー笑笑笑
けど、少し絵のデザインに抵抗がある
って人もいるらしいのでその場合は
アニメの方が観やすいかなー?
この物語は動物の肉食草食について深く
考えさせられる作品です!
けれど、あまり小学生くらいの子には
オススメはできないかもです...
↑そう言うシーンもあります...
もちろん恋愛っていう要素も入ってる
んですが、1匹1匹の動物としての
ストーリーとかも見応えがあります!
貴方の推し動物が見つかるかも
しれないです(*´▽`*)
自然界では敵対する関係にある動物たちが
同じ学校で一緒に学生生活を送っている設定が面白い。
しかも理性と本能のせめぎあいが描かれる場面も。
この先どうなっていくのだろう。
Posted by ブクログ
作り込まれた設定だけで序盤は読む手が止まらなかった。セリフひとつひとつとっても動物の世界であることが矛盾なく進む感じ、かなりすごい!
ディズニー映画のズートピアを思わせる世界観だけで引き込まれます。
差別、偏見は人間社会にも通じるものがあっていろいろ考えさせられる漫画。
ただヒロインが最後までどうしても好きになれなかったのと、終盤で物語が短調になってバトルバトルになる感じが勿体無い。。もう少し短く完結してもよかったのかなーと個人的には思います。
Posted by ブクログ
弱肉強食
人間以外の動物たちが人間の如く生活をしている漫画
種族としてのポテンシャルはそのままに知能がある設定なので、
草食と肉食との問題が
この世界におけるテーマになっている
その設定をうまく活かしてキャラクターたちが動き
読んでいて引き込まれる
人間が全くいないのが良い
Posted by ブクログ
人間の高校生活を、人間ではなく草食動物と肉食動物という設定で描いているところが斬新だなと思った。
草食動物の方は生きづらいんじゃないかと思うけど、肉食系も平穏な学校生活という均衡を保つために、自制しているものもいる。
今後の展開が楽しみ。
アニメ化
物語の舞台は肉食獣と草食獣が共存する世界。
主人公のレゴシはハイイロオオカミの青年だ。
チェリートン学園という全寮制の学校で高等部2年の彼は普段からハイイロオオカミとしての強さを隠すように生活していた。
この世界では肉食は禁じられているがたまに食殺事件が起こる。
その事件が肉食獣と草食獣の共存を掲げているチェリートン学園でも起こった事でピリピリしている。
しかもその被害者がレゴシと同じ演劇部に所属していたアルパカの男子生徒のテムだったためレゴシも他の草食獣たちから疑われている。
そんな彼は同じ演劇部でスターとして脚光ォ浴びているアカシカのルイからは苛立ちの感情を持たれていた。
自分の強さを隠している事が捕食される側である草食獣の彼にしてみれば馬鹿にされているような気がするためだった。
亡くなったテムの代わりに新歓公演で代役を務めることになった生徒にレッスンをつけるため夜の体育館に忍び込むことを決断したルイはレゴシを見張りにつける。
見張りとして外にいるレゴシはある一匹のメスウサギと出会った事で今後の高校生活がガラリと変わることになる。
アニメ化もされた本作。
レゴシや他のキャラの行動や悩みがリアルで今後が楽しみ。
Posted by ブクログ
前からずっと気になっていたけど、なかなか読む機会がなく今更感。でも、面白かった!もっとはやく読んでおけば良かった。
人間の暮らしを動物に置き換えただけで、学生時代のスクールカーストでもやもやしていた気持ちが一気に社会的な問題に変換されていた。
個人的にはレゴシの青春はあまり興味がないけど、うまく結ばれてほしいな。
まだ15巻くらいまでしか読んでないので、弱肉強食問題が無事解決されることに期待。
この巻だけではよくわからないところも多いし、絵も読みにくかったりするけど、すっごくいいストーリーだから続けて読んでほしいです。
すべてのページは始終から世界観を成立するために使っている。長い長いイントロだが物語の核に触れる前にすでに捻りが仕込んでいる。気長にプロットしたんでしょうね。
重めのズー◯ピア
『動物擬人化』が注目されがちですが、思った以上に社会派でした。
学園ものなのにキラキラな青春というわけではなく、閉ざされた社会での綺麗だけじゃないリアルな人間(動物?)関係が描かれていていい感じに自分のトラウマをえぐられました。
Posted by ブクログ
レゴシがかわいい。ジャンプ系ばかり読んでいたからジャンプには無い傾向の漫画で新鮮。動物ならではの葛藤が興味深い。学園モノ、青春漫画はほぼ読まないがこの作品は気に入った。
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レゴシがひたすらに可愛い。もふもふ良い。肉食と草食、人間の世界にも当てはまる部分があり面白い。登場人物(登場動物)の葛藤や成長、第一話の事件など、ラストをどのように〆るのか続きが気になる一作。
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ネットで無料で読みました。続きはすごく気になる!
設定自体強烈だから、こういう世界観好き!っていう魅かれる気持ちと、どうしても獣たちの体が人間ぽいって言うことにたいする違和感が同居してしまう。
レゴシとか大型の獣はまだそんな違和感ないんだけど、ウサギとかの小動物はすごい違和感!!
先が気になるけど、読むかどうか迷うところ。
主人公のレゴシの外見、中身ともに好きだから、読むかなあ。
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「オオカミだろ? 少しは悪くなってハクをつけようぜ」
動物達の学園物語。しかし、その青春は人間のものより、鮮明に理性と野生が見え隠れするストーリー。ズートピアのような世界観ではあるが、どこか影を落とすような不思議な雰囲気。中々、面白いし、これからどうなって行くのか楽しみ。
Posted by ブクログ
何とも不思議な世界。
動物たちそれぞれの特徴や習性は活かされながら
青春ヒューマンドラマとして成り立ってる(@@)。
冒頭の事件の真相も含め、今後の展開が気になります。
Posted by ブクログ
思い出しました。わたしケモナーでした。
そう思わせてくれる漫画なのだけど、結構奥深く、獣達が人間的な生活をしている分社会風刺的であったりする。それでもやはり学園ものなのでどうしたって楽しいのです。良い漫画に出会えました。
ただ、作者が多分女性なのか行動心理がオスがオスで無かったりするのもまた面白い点です。
Posted by ブクログ
漫画大賞2018の大賞、このマンガがすごい!2018の第2位など今話題の漫画。
肉食獣と草食獣が共存する世界。
高校の演劇部に所属するハイイロオオカミのレゴシの友人、オスアルパカのテムが肉食獣らしきものに殺されるという事件が起こる。
レゴシは疑われるが...。
主人公のレゴシのキャラクターが良い。
見た目はゴツいが繊細で優しい、でも心の奥底に肉食獣としての葛藤を抱えている。作家さんがおまけページで書いているが顔のモデルはフランスの俳優マチュー・アマリックだそう。あの目とか...ナルホド!
作画も性格設定も色っぽい、と思います。
大人版長編zootopia!!
Disneyのzootopiaの雰囲気が好きで何度も観たのでこういう漫画は嬉しいです!
あちらが好きな方は多分こちらも気に入るかと思います(大人に限りますが)
Posted by ブクログ
擬人化された動物たちの学園生活をつづる第一巻。
草食動物と肉食動物が共に暮らす学園で、演劇部のテムが何者かに食い殺された。疑心暗鬼に陥る学内。同じく演劇部に属するハイイロオオカミの主人公レゴシは、新歓公演に向けた日々の中で起こった事件で自分自身の野生に気付いてしまい。。。
草食・肉食の葛藤をメインに、様々な人間(動物)模様が繰り広げられる。作画はリアル系で多少癖はあるか。
Posted by ブクログ
板垣巴留ぱる アンゴラヒツジ 友達の死を本気で悼んでいる背中を ハイイロオオカミのレゴシ 絶滅危惧種のハーレクイン種同士のカップル 平凡なドワーフ種 アルパカのテムはこの学校の肉食の誰かに突然襲われて死んだ