すべての動物が共に暮らす世界。それぞれの個性は尊重されますが、やはりお互いの偏見、プライドなども存在します。皆が平和に暮らすためには「本能」を抑えなくてはならなくて…。特に肉食獣が草食獣を食べることは決して犯してはいけないタブーなのです。
思春期の学園生活って色んな事がありますよね…種族が違えばそれはなおさら。
肉食獣と草食獣との恋・友情は成立するのか?平和な社会で求められるリーダーとは?裏社会では禁止されている行為も…!?
全ての動物が擬人化されているのですが、その動物特有の美しさ、愛らしさも丁寧に描かれています。主人公のハイイロオオカミの少年・レゴシが成長して色気が増してくるのがたまりません!!
マンガ大賞ほか数々の賞を受賞し、大注目の大人のファンタジーです♪
感情タグBEST3
本当に印象的なシーンが満載で…
先日、ちょっと痛い思いをした時にこの漫画のこの巻のワンシーンが出てきました。
もう、頭の中で声まで聞こえてくるかのような再現っぷりで。
作者は映画をよくご覧になるとのことだけれども、なるほど、本当に情感が溢れるとこうなるのね、という名場面が満載です。
レビューを書くヒマが無い
遅れて読み始めた。
ハルとの恋愛話になった時は、もうやめようと思って購入をストップさせていたけど、クーポンあったから次を購入。
これがマズかった!
もう止まらない!
面白くて次々読んでしまう!
レビューはちゃんと書くをモットーにしていたけど、書くヒマが無い。
次が気になって、レビュー書いてられない!
ヤフヤ、カッコいい。
でもタイプなのはおじいちゃん。
Posted by ブクログ
初っ端で語られる学校内殺獣を軸に、学園ものとして終始するのかと思いきや、それはまだ、物語の前半戦でしかなかった訳やね。ここからさらに、一般社会(?)へて展開していくとなると、ますます目が離せない。獣同士の関係性も取り入れ方が相変わらず絶妙で、何とも言えない説得力あり。これは面白いわ。
なんておもしろいんだ!!おもしろすぎて心がおかしくなりそうです。
ハルちゃんとレゴシが裏市に行く日が来るなんて…電車で読みながら泣きそうになりました。
それにレゴシの牙…泣きそうになりました。
こう心を抉られる描写と同室のみんなでワイワイした楽しいシーンとの正反対な描写がドストライクで大好きで読めることがめちゃくちゃ幸せです。
Posted by ブクログ
この巻でも動物の特徴でプッと笑う事が絶えなかった…。
例えば、イヌ科。
着痩せと彼らの再会の挨拶表現、そして普段抑えてる本能発揮場面。
元がカッコいいのに、服装ダサい人ってほんともったいない。レゴシはまさにそれ!!ずっとシャツ着て‼️
そしてイヌ科の挨拶はクールにしようとしても、本能のせいで熱いものになるし、まさか本能発揮場面がボール遊び。
ウチの犬を思い出し笑いを超えて爆笑してましたwww
こんなに笑いつつも「嫌だ」という意味で真剣になる場面もあり、それが完璧主義者のヤフヤ。
自分の「パーフェクトな」考えに陥れようとする彼にブン殴る決意をしたレゴシの方がよっぽどオトナ。年齢も地位も関係ない。コドモなヤツはいつまで経ってもコドモ。
「こんな大人にはならない」という反面教師な方です。
あと本巻を読むまでに気になってたレゴシとハルの関係。
以前にレゴシとセブンが一緒に歩いてるとこを偶然ハルが見てしまってから「どうなるかなー」って思ってたけど、仲直りできてよかったです。
異種婚で悩む彼らが裏市に行ってまでお互いを理解しようと懸命に頑張ってるところに、厄介なハーフ・メロンが現れてこの先どうなるのか、心配&楽しみです。
肉食獣と草食獣の愛の結晶のはずが、「愛の失敗作」ってなってしまう、社会や本能の状況、きれいごとだけでは済まされない現実が突き付けられています。
ついに
ついに、しっかり両想いになったレゴシとハルに感動してたら、何だか怪しい展開になりそう。
草食と肉食だけでなく、個人の考え方のぶつかり合いにドキドキが止まらないです。
Posted by ブクログ
伝説のビースター・ヤフヤとレゴシがついに出会う!
でもって、レゴシ~!
牙!牙!
これ以上自分自身を殺さないで~!
で…イヌ科チーム…癒されるわ~。
そしてメロン~
怖いわっ!
15巻へ続く!
Posted by ブクログ
「社会人編」(作者曰く)になっても、レゴシが相変わらず揺れ動く青春の中にいる第14巻。
表紙のヤフヤは本編でも目立つけれど、メインイベントはこれからのようなので、キャラクターの評価はまだつけ難いところ。
あと今巻の見所は、久々にハルがヒロイン力を発揮するところと、ビーストライクのアトラクションの直截さに笑わせられた。
Posted by ブクログ
末恐ろしくなるほどの完成度。漫画に必要なものを全て備えているのではないかと思えるほどの内容の濃さとそれを支える構図の観せ方。読後感の充実ぶりが段違い。
Posted by ブクログ
ヤフヤはゴーシャへの思いが歪んだままレゴシにぶつけている。
レゴシが気の毒だ。
肉食獣に生まれたことを謝れなんて不条理な要求に従うだけでなく、牙を抜いてしまうなんて。
しかもそれでヤフヤを殴る資格を得たなんて、意味が分からない。
肉食獣にだって理性はあってみんな苦しんでいる。
それを伝える為にそこまでするのか。
しかも一発加減して殴った後謝罪するとは。
ハルちゃん、折角大学デビューしたのにとは思うが
レゴシのことを思えば上辺だけのカップルを見て
思う所があるのはわかる。間違った事は言っていない。妬ましさも混じってしまったのは良くないけれど
仕方ないとも思う。
エアドは多分割とさばけてちゃんとしていた子だったようなのに
キスする内「だんだんわからなくなって」アコを襲ってしまった。
本当はどうなのか知らないが、ライオンは獲物を食べる時可愛いと思っているという話を聞いたことがある。
丁度こんな感じなのかもしれない。
関係が自然消滅するのが良いんだと改めて思ったのに、レゴシの元にハルが走った理由が、お誕生日おめでとうと言うためなんて。
ちゃんとカレンダーに書き込んでしまっているところも含めて可愛過ぎる。
自分が幸せになりそうになると壊しにかかるレゴシの破壊衝動にはもう巻き込まれない。
ハルちゃんはとても強いしレゴシを理解している。
知ったら怖くないというのはたいていのことで真理だ。
全力で自分らしく向き合う。その覚悟が裏市。
別に知らなくても、ましてや目の当たりにしなくても良い事だろうに。
兎肉専門店でキスをねだるハルちゃんも、預金が23100円しかないと言い出すレゴシも
結構実は似た物同士だと改めて思う。
キスくらいしたらいいのに。
ビーストライクで遊ぶ701号室の面々が可愛過ぎた。やっぱりイヌ科の生き物は可愛い。
ここに来て今度は肉食獣と草食獣のハーフで犯罪者のメロンというらキャラクターを登場させる
展開がまた予想を裏切られて非常に面白かった。
Posted by ブクログ
ヤフヤってそういう行動に出るのか。
ゴーシャへの屈折した恨みを本人ではなくレゴシにぶつけるのって、本人の中では正当化できてるのだろうか。
その行動自体がゴーシャへの敗北のような気がするし、今もゴーシャが大好きなんだろうなと思う。
とばっちりのつくづくレゴシって気の毒だけど、そういう星のもとに生まれてるんだろうな。
あと、歯は大事にした方がいいと思う。
異種族の血を引くとレゴシみたいに草食肉食を繋ぐ存在にもなりうる者も生まれてくる反面最後に出てきた悪党みたいになることもあるのかー。
こうなるとレゴシ母が気になってくる。
メロン
メロンってだいぶブサイクね。
ハーフも失敗すればあんな感じになるのか、マスクして正解。
続編に期待ですよ。
今更ながら板垣恵介の娘だと知った。
Posted by ブクログ
たとえファッションでも、若者たちはそこを目指してる。
イヌ科ルームメイト集合ありがとうありがとう……ゼロ距離でしっぽぶんぶこ振ってるのかわいすぎた。
Posted by ブクログ
それぞれ違う特性によって、弱者と強者、差別やコンプレックスが生じる。作者が描きたいものはなんだろう。
性欲と支配欲は近いところにあって、支配欲は傷つけることにつながってしまう。
ボーダレス化する社会で、隣にいる人が全く違う文脈で生まれ育った時、どう折り合いをつけるのか。
裏市という、見ないふりをしている欲求を肯定する場所。
大きなテーマを前にして、どう、この話を理解していくのか困惑する中で、ハルちゃんとレゴシの関係に焦点が当たってる場面はとても心地よい。
Posted by ブクログ
現ビースターのヤフヤと会い、青く突っ走るレゴシの第14巻。
まあわからんでもないが、ヤフヤの性格設定がちょっと悪いよね。全種族を守るヒーローにしては。
そして最後に新たな脅威が現れる。
Posted by ブクログ
栄養を貪り尽くしている此処の人参達の味は…それは嘸かし美味だったろう 心はどうやったって本能には追いつかないってこと 肉を求め続ける彼の身体まるごと愛することが 日々懸命に抑え込んでいる種族固有の本能を解放する 象牙売買の黒幕 ”愛の失敗作“による_復讐を始める コーポ伏獣がぶっ壊れるドリフ的な買い物があっても面白いかも
共にビースターズを目指していた友に裏切られたようなものの中で、長い間苦労してきたのは気の毒。
本筋とは関係ないけど、レゴシはパンダの元で稼げばいいのになってずっと気になってる。