すべての動物が共に暮らす世界。それぞれの個性は尊重されますが、やはりお互いの偏見、プライドなども存在します。皆が平和に暮らすためには「本能」を抑えなくてはならなくて…。特に肉食獣が草食獣を食べることは決して犯してはいけないタブーなのです。
思春期の学園生活って色んな事がありますよね…種族が違えばそれはなおさら。
肉食獣と草食獣との恋・友情は成立するのか?平和な社会で求められるリーダーとは?裏社会では禁止されている行為も…!?
全ての動物が擬人化されているのですが、その動物特有の美しさ、愛らしさも丁寧に描かれています。主人公のハイイロオオカミの少年・レゴシが成長して色気が増してくるのがたまりません!!
マンガ大賞ほか数々の賞を受賞し、大注目の大人のファンタジーです♪
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
草食獣を憐れむのも女を弱いと断定するのもお前の驕り
同門と知って取り乱すキューがちょっと可愛い。
アガタの言う百獣の王の話は、度々語られる肉食獣の苦悩のひとつだ。
『鹿の王』という小説を思い出す。
自ら望まなくても、王という立場に押され王として振る舞わなければならない。
ジャックの優等生としての悩みとも似ていると思う。
ドルフが生きていて良かったが、メロンは受け入れて欲しくないと思ってしまった。
65話、つまり仮想遺伝子の値打ちの答えはERROR。
突然の別れはとても悲しいが、最後にハグできたのはとても良かった。
ルイとハルの偶然の再会のシーンは良い。
ハルも相変わらずさばけていてちょっと変わった女の子で。
メロンがハーフであることで、
「ハーフでも大きくなれるんだ!良かった!」
になるところが案外ストレートにレゴシにべた惚れでもある。
なのに食べてもいいなんて約束してしまって、ルイに怒られても仕方ない。
「まさかお前のマリッジブルーをなだめる日がくるとは」というルイ、溜め息をつきつつもちょっと楽しそうにも見える。
レゴシに会う前からハルのことを知ってる、
お前なりに生きてきた結果レゴシと会ったんだという言葉だけでぐっときたのに
「いくら愚痴を言っていい 泣いていい 落ち込んでもいい!!
でも絶対に生きろ!!
小さいウサギが心置きなく落ち込める社会に…
俺たちが必ずしてやるから!!」
の台詞は恰好良すぎた。
しかし一方のレゴシは命懸けのクイズ大会というのもまたすごい。
学校で優等生ではなかったこともあってか答えられなくても、友人たちとの経験で同点に持ち込めたところがレゴシらしかった。
咄嗟のこととは言えレゴシをメロンが助けてくれるところも印象的。
衝撃
まさかルイの父が…。悲しいけどお互いの愛がよく伝わった。メロンがレゴシを助けたのは何を感じ取ったからなんだろう?色々気になるので次の巻もすぐ読みます。
キューさんたちやルイ先輩たちの再会が最高です。
メロンとレゴシのクイズはちょっと微笑ましくて癒されました。
それよりメロン悪いやつだけど悪いやつじゃないじゃん…決闘がどうなるのか楽しみ。
ハル、たくましく生きる感じになったなって思っていたら、まだまだ不安定な子でした。レゴシとルイはもちろんだけど、メロンのこともすごく気になります。
嵐の前の
嵐の前を感じさせる、ふんわりした話が多かった。
決闘の日に、色々な思惑がぶつかるのが楽しみ。
ハルとルイも久しぶりに会ったのに、以前より素で接する2人のやり取りが素敵だなと思った。
Posted by ブクログ
キューとの意外な繋がりが明らかになったり、ルイの周辺が荒れてきたりと個人個人だけでなく、群像劇として色々巻き込んできて面白くなってきました!
レゴシとメロンの決着が楽しみです!
8月20巻がでるなんて、早いよっ!?
Posted by ブクログ
なんだろう、もう、キャラクターもセリフも最高だな。
ルイの父との急な別れのシーンは本当に辛い。でもいい。
もう本当の親子じゃないか。
メロンの母との回想との対比よ。
でもメロンの残虐性の理由が垣間見えた。
メロンもあれで人生が変わっただろう。
それを受け入れようとするライオンたちのたくましさと覚悟。
バラバラなエピソードがレゴシのよってつながる。
ラストまであと3冊、読み終わってしまうのがもったいない。
なんかバトルマンガの展開
少年誌っぽくバトルマンガになってきた。
次々現れる強敵と、師匠となる強いキャラ。
ありがちと言えばありがち。
でもバトルシーンの体のラインが美しい。
あらゆる角度で美しい。
割りと似たようなポージングになりかちなバトルマンガだけど、どんな体勢も美しい。
レゴシがキューをかわいいって言ってるけど、正直、かわいくない。
ルイとキューは昔生餌仲間で、レゴシとキューはゴウヒンさんにお世話になった過去があって、とレゴシとキューが出会って手を組むのは運命だったみたい。
ルイ先輩が、目が大きくてイケメンなところとか、エリートだとか、意志が強いところとかを、とある芸能人に重ね合わせて見ていて好きでした。本巻ではイケメンさは目立ちませんが、いっぱい話に出てきてくれて嬉しい。
Posted by ブクログ
オグマの事故死、レゴシとメロンとのクイズ対決など、相変わらず面白いのだけど唐突な展開も目立ったように思う。
登場人物に関しては、ハルやレゴシが少しずつ強くなっている様子が見えてきていて応援したくなる。
Posted by ブクログ
草食獣を憐れむのも女を弱いと断定するのもお前の驕りだ 工場を潰してしまえばその他の色々な機能も止まる筈だろ ネコ科の舌のおろし金 あんたの残虐を俺達なら受け止められる 紫色の鍋とは前衛的だな_お前毒の威力増してないか? 最も無益なこと 皆が”食べられる立場“をカジュアル(気軽)に楽しんでいるように見える 「決意は固いぜ」の尻尾だ! 首ギプスの麒麟
Posted by ブクログ
メロンとの対決を決め、ルイのかつての生餌仲間のキューとの修行を続けるレゴシ。メロンは嘘とも本当ともつかぬ母の思い出を語り、ルイにも大きな転機が。
ここ数巻ちょっとだれている感じ。