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第6巻
バイト先で、猫のアヤカシから、鬼火をもらう。
その鬼火を持つことで、別の世界で、百鬼夜行に参加することに
なるのだが・・・。
4月一日(ワタヌキ)は、侑子への依頼のため、
その対価としてバイトをさせられているが、
本当のところは、別の理由でバイトさせてるのでは!?
正体がわからないのもいい
「あれは○○」と名前がついているアヤカシの時もあるけど、たまに正体がわからないまま終わる話もある。それもなんだか現実味があっていい。名前がつけられるものばかりではない。
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【あらすじ】
座敷童(ザシキワラシ)に懸想され、雨童女(アメワラシ)の依頼をやりとげ、管狐(クダギツネ)もご執心……「コッチの世界じゃ有名」という四月一日(わたぬき)。絵から飛び出した大きな猫にもらった巨大な鬼灯(ほおずき)を持っていると“何か”に参加できるというが……!?人間の心の闇と壮大な世界観が織り成す、不思議オカルティックコメディ第六弾!!
【感想】
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CLAMPの"×××HOLiC"の第6巻。会えば喧嘩ばかりだけど、四月一日と百目鬼の関係がどんどんいい方向に向かってますね。百鬼夜行のお話も女性の幽霊のお話も、侑子さんには助言をもらうだけで二人で協力して乗り切りましたし、あっ、百鬼夜行はきつねのおでん屋の息子に助けてもらったか。特に今回の女性の幽霊のお話は読んでててきつかった。四月一日も百目鬼もあの女性の幽霊も、それぞれが"選んだだけ"なんだとは思いますが、うん…。最後のしりとりの護法ってのは面白かったです。
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まずは、「百鬼夜行」編。おでん屋の子狐再登場。情けは人のためならず、その通りなお話だった。甘露がとってもおいしそう。ただ、アヤカシにばれた時の「食べちゃう?」はアニメのほうが臨場感があって良かった。
次は、「迷信」編。古代からの昔話。いろいろな教訓が残されているが、最近ではあまり重視されなくなってきた。今でも残っているってことは、大切・重要なことなのだから残っているっていう事実をみんなが認識しなければならないと感じた。
そして、「選択」編。子供を亡くした女性とあうことで、傷ついていく四月一日。その傷つきを選択することも四月一日君の選択であるし、その女性を射るという決断をしたのも百目鬼君の選択。だれも、選択にたいして責任を負うことが一番大切なことなのかな。
最後は、「しりとり」編。暗い道で実践してみないと。
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第6巻で語られるのは、百鬼夜行、言い習わしの所以、子供を亡くした女性とのエピソード。
最後のエピソードで出てくる、それぞれの「選択」についての話が胸に響く。
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四月一日。とかいてわたぬきって読むらしい。てかクランプのセンスって相変わらずすごいってか好きだ。一時に京極夏彦さんがオビにコメント書いていたのが面白い。つぎは水木しげるさんに・・・(おいおい)映画化しました。見そびれた・・・しくしく。おた以外も楽しめるクランプ作品に拍手。
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ほおづき・つめきり・満月とまたまた魅力的なもののお話が。そして四月一日に危険が。失いたくない、だから…。四月一日と百目鬼の友情が描かれる悲しくも儚いお話です。
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百鬼夜行の話とか爪切りの話とか侑子さん留守中のわたぬきの話とかしりとりの話とか。
百鬼夜行で、「この人(わたぬき)は悪い人じゃない!」と皆にアピールする子狐かわいい!
爪切りの話みたいな、警告的な話も好きです。
夜に口笛吹くと蛇が来るってのは信じてた。
夜に新しい靴を下ろすのはなぜダメなんだろう?
侑子さん留守中に、わたぬきが出会った女の人の話。
この女の人と一緒に過ごしていくうちに、体が弱ってくわたぬき。
女の人がそれ見て悲しい顔をしてたのが切なかったな。
切ないけど、好きな話です。
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灯ちゃんの着物姿は可愛い。
着物も可愛いのだが、あの着物を灯ちゃんがだらり帯で着ているというのがもう!もうもうもう!
あー、この本の醍醐味のうちのひとつは、確実に着物ですねー(私限定)
にしても、子供を亡くした人とのエピソードは泣きました。
本当は亡くなったのは彼女の方で、子供は生きているのかもしれないなーと思いつつ、四月一日の寂しさと気持ちが堪える巻でした。
百目鬼、頑張れ!
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(週刊ヤングマガジン2004年第47号、第48号、第51号、第52号、2005年第2・3合併号、第4号、第11号、第12号、第14号、第16号~第18号の掲載分を収録しました。)
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霊感体質な男子校生と魔女が織り成すSF(オカルト)ファンタジ―ですが、読みやすく哲学的な部分も兼ね備えていておもしろい。展開的にはやっぱりクランプですが。6巻での四月一日と百鬼目の関係性は必読。
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『ツバサ』と合わせていつも一緒に買ってます。
流石CLAMPさん!絵が綺麗なのはもとより、今までの作品のキャラクターが総出演☆は美味しい…(ニタニタ☆)
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CLAMPのオカルト系ストーリー。
ツバサの世界とリンクしてるけど、こっちのほうが面白いと思う。
四月一日って優しすぎるなぁ・・・
しかし、本来はXで既存のCLAMP作品をまとめる予定じゃなかったのか・・・
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四月一日が萌えキャラになった(笑)。CLAMP特有の毒というか、これにハマると言うか世界観がこれでもかというくらいに詰まってます。侑子さんうらやましー。百目木君もいい味だしてます。
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今回は、化け猫から手渡された「鬼灯」(ホオズキ)を持って、四月一日と百目鬼が人外たちの集う百鬼夜行に参加する話や、四月一日が子どもを失った寂しさを抱える女性の幽霊と繰り返し公園で待ち合わせをする話などが収められています。
ストーリー全体の動きは少ないのですが、本作の魅力が味わえる佳品そろいといった印象です。