畑村洋太郎のレビュー一覧
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失敗学で有名な畑村先生による本。
本のタイトルが興味をそそられる。これってとても大切だと思う。
失敗をすることは、痛いし恥ずかしいしという一時の感情はあるが、それに向き合うことでその後の結果も変わっていくことを真正面から伝えていて、自分への反省にもなった。
気に入った言葉
・自分で判断して行動したとき、その判断で抜けていた部分が「事故(失敗)」という形で現れる
・「他人の体験」であっても、仮想失敗体験をすることで実際に体験した時と同様の効果が得られる
・失敗は体験的知識を得るチャンス
・今の時代で大事なことは「失敗と上手に付き合っていくこと」
・失敗体験を記述する6項目「事象」「経過」「原 -
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ネタバレ畑村先生の「わかる」技術は、モノづくりと密接に絡んでいるため、創造ということに直接つながっており、ビジネスへの応用がききやすい。特に、現地・現物・現人という三現主義は、ややもすると論理的な理解だけで、頭の中のテンプレートと事象を一致させ満足してしまう自分の欠点を明確にしてくれる。その意味で、要素摘出→構造化→試動、により、実践で使えるものが本当の理解であるというのは、この本の 自分にとっての大きな付加価値。
以下、重要な点だが、拾いすぎか。
はじめに
第1章 「わかる」とは何か
第2章 自分の活動の中に「わかる」をとりこむ
第3章 「わかる」の積極的活用
おわりに
はじめに
・「創造であ -
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サムスン成功の整理その2。
1.強いリーダーシップ。強い危機意識による変革。
2.戦略の明確化。成長市場である新興市場をターゲットとし、目標に合わせた戦略の策定。
(無いものは追わない、効率的・戦略的な順位付け)
3.日本企業は1,2ともに後手に回っている。危機意識と「変える」意志、
後追いではなく、それぞれが持つ能力を生かした戦略立案が必要。
・「3PI運動」=パーソナル・イノベーション、プロセス・イノベーション、
プロダクト・イノベーション
驕り、相互不信、個人や集団利己主義、権威主義や他律、日和見、無責任などの弊害の
改革のための3PI運動。当初は機能しなかったが、IMF -
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わかるということは、自分の目の前で起こっている現象を観察する。どのような構成要素から成り立っているかを考える。その構成要素を摘出し、どの構成要素がどう絡まって現象の全体ができているのかを、構成要素の構造を考える。最後に、そうして構造化したものを頭の中で動かしてみて現実の現象と合致するかどうかを検証する。その動きがぴったり合った時に「わかった」となる。
たとえ知らなくても、作る努力をしなくてはいけない。必要な数は観たその場で作れなくてはいけない。
リーダーは全体像を把握していて、細かいこともわかっている。
いつでもどこでも愚直に徹底的に訓練し続けよ。
信号待ちでは、車を数えたり、待っている人を数 -
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失敗とはどのようなものがあるかそれからどう学ぶべきかを技術的に分ける本
失敗にもいろんな物があってそれをうまくまとめている。
誰が失敗したのか、どの部分が悪いのかを考える指標になる
失敗とは人間が関わっていて望む結果が得られないことを言う。
社会を発展させた3大事故、タコマ橋:自励振動、コメット機:金属疲労、リバティー船:低温脆性
失敗には階層性がある、
未知への遭遇
社会システム不適合・行政政治の怠慢:組織怠慢・政治判断
企業経不良・組織運営不良:組織構造不良・企画不良・経営不良・運営不良
個々人の責任の失敗:無知・不注意・不遵守・誤判断・検討不足、条件の変化
失敗は隠れたがる、単純