畑村洋太郎のレビュー一覧

  • 回復力 失敗からの復活

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    想像していたよりも実践的、かつ現実的な内容だった。基本は「大切なのは生き続ける事」であり、必要に応じて「逃げる」などの一時避難することもありとも。日々失敗と背中合わせの私にとって手引きとなる一冊。

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    2022年09月07日
  • 新 失敗学 正解をつくる技術

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    「失敗学」の畑村洋太郎の近著。コロナ禍を踏まえ最新の内容を取り込んでいるが、題名とは、異なり体系的な解説ではない。

    「失敗学」をあらためてじっくり復習しようと思ったが、エッセイ的な内容。得られる知見こそ多いが、筆者の他の作品から入った方が良いと思った。

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    2022年08月13日
  • 失敗学のすすめ

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    失敗の知識化と共有のところは参考になった。失敗学における失敗の考え方の説明が多く、もう少し失敗の活かし方の実例があるとよかった。

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    2021年11月05日
  • 畑村式「わかる」技術

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    ネタバレ

    畑村先生の「わかる」技術は、モノづくりと密接に絡んでいるため、創造ということに直接つながっており、ビジネスへの応用がききやすい。特に、現地・現物・現人という三現主義は、ややもすると論理的な理解だけで、頭の中のテンプレートと事象を一致させ満足してしまう自分の欠点を明確にしてくれる。その意味で、要素摘出→構造化→試動、により、実践で使えるものが本当の理解であるというのは、この本の 自分にとっての大きな付加価値。

    以下、重要な点だが、拾いすぎか。

    はじめに
    第1章 「わかる」とは何か
    第2章 自分の活動の中に「わかる」をとりこむ
    第3章 「わかる」の積極的活用
    おわりに

    はじめに
    ・「創造であ

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    2021年07月26日
  • 失敗学のすすめ

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    ●二万個の失敗情報を集めても意味はない。全体を理解する事の大切さ、必要な失敗情報は最大三百個に絞りこむ、リーダーによって失敗は三倍違うなど、失敗をプラスに考えるヒントを提起。
    ●以前に、畑村さんの講演を聞きました。大変分かりやすく話して頂きました。失敗は成功の母と言います。失敗は誰にもあります。この本をヒントに失敗の意義を考えましょう。

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    2021年08月01日
  • 図解 使える失敗学大全

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    失敗の事例が知りたかったなぁと読み進めていたら、失敗の事例は一面的なものなので、それで失敗の本質を理解することはできないとの記載があり、納得です。
    失敗から学んだ組織改革、昨日読んだ戦略プロフェッショナルにも通じますね。

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    2021年05月03日
  • 失敗学のすすめ

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    この本を読む前の私は失敗を避け、成功例ばかりを学んでました。
    小さな失敗を不用意に避けることは、将来起こりうる大きな失敗の準備をしている。
    失敗情報の伝達は、単純化せず細かい経過や原因を含んで行う。
    ハインリッヒの法則(300:29:1)に基づき、失敗と向き合いたい。

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    2021年05月01日
  • 失敗学のすすめ

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    失敗について、反省しないことがよくないことであって、失敗自体はわるくはない。成功にしろ、失敗にしろ、あくまでも1つの結果であるのだから。

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    2021年04月15日
  • 危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

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    サムスン成功の整理その2。

    1.強いリーダーシップ。強い危機意識による変革。
    2.戦略の明確化。成長市場である新興市場をターゲットとし、目標に合わせた戦略の策定。
     (無いものは追わない、効率的・戦略的な順位付け)
    3.日本企業は1,2ともに後手に回っている。危機意識と「変える」意志、
      後追いではなく、それぞれが持つ能力を生かした戦略立案が必要。

    ・「3PI運動」=パーソナル・イノベーション、プロセス・イノベーション、
     プロダクト・イノベーション
     驕り、相互不信、個人や集団利己主義、権威主義や他律、日和見、無責任などの弊害の
     改革のための3PI運動。当初は機能しなかったが、IMF

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    2020年09月21日
  • 失敗学実践講義 文庫増補版

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    著者畑村氏がANAの第3者委員会として、提案を示された話はとても参考になった。これがきっかけで、解説されている失敗事例を自分でも調べるようになった。

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    2020年08月26日
  • 数に強くなる

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    わかるということは、自分の目の前で起こっている現象を観察する。どのような構成要素から成り立っているかを考える。その構成要素を摘出し、どの構成要素がどう絡まって現象の全体ができているのかを、構成要素の構造を考える。最後に、そうして構造化したものを頭の中で動かしてみて現実の現象と合致するかどうかを検証する。その動きがぴったり合った時に「わかった」となる。
    たとえ知らなくても、作る努力をしなくてはいけない。必要な数は観たその場で作れなくてはいけない。
    リーダーは全体像を把握していて、細かいこともわかっている。
    いつでもどこでも愚直に徹底的に訓練し続けよ。
    信号待ちでは、車を数えたり、待っている人を数

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    2020年01月27日
  • 数に強くなる

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    数のウラを読む、とか補数の概念は非常に共感できる話であった。人が作った数は頭に入ってこない、自分で数を作り出すことが大事、答えを写して終わりの奴が一向にできるようにならないのと同じだと感じた。
    1人当たりの数に置き換えて考えれば実感が沸く、そういう視点でいろいろな世の中の数をとらえることができるようになりたいと思ったが、その為にはある程度の数を知識として覚えていなくては難しい。やはりインプットとアウトプットを繰り返す訓練がここでも必要なのだろう、と思う。
    「直観でわかる数学」にも少し興味が湧いた、作者と岩波書店の企み通りに…笑

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    2020年01月11日
  • 失敗学のすすめ

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    個人や組織の失敗を、経験としてとらえて、蓄積していくことの重要性とテクニックを考察している。技術の伝承を意識するなら、必読の価値あり。

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    2019年11月22日
  • 失敗学のすすめ

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    どうすれば成功するかを説いた本は多いですが、失敗を深く考える本はあまりないと思います。
    失敗のマイナス面だけでなくプラス面に目を向けて次へつなげる。日本社会がそうなるのは時間がかかると思いますが、個人的に目指したいと思いました。

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    2019年08月21日
  • 失敗学のすすめ

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    失敗とはどのようなものがあるかそれからどう学ぶべきかを技術的に分ける本

    失敗にもいろんな物があってそれをうまくまとめている。
    誰が失敗したのか、どの部分が悪いのかを考える指標になる

    失敗とは人間が関わっていて望む結果が得られないことを言う。
    社会を発展させた3大事故、タコマ橋:自励振動、コメット機:金属疲労、リバティー船:低温脆性

    失敗には階層性がある、
    未知への遭遇
    社会システム不適合・行政政治の怠慢:組織怠慢・政治判断
    企業経不良・組織運営不良:組織構造不良・企画不良・経営不良・運営不良
    個々人の責任の失敗:無知・不注意・不遵守・誤判断・検討不足、条件の変化

    失敗は隠れたがる、単純

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    2019年06月23日
  • 直観でわかる数学

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    だいぶ前に読んだのですが、頭のモヤモヤが少し晴れた気がしました。書かれている通りこれで数学に強くなれるという内容ではないのですが、数学の根底にあるものを理解をする上では、とても大切なことが書かれている書であることは間違いないと思います。読んでいてすごく面白いです。

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    2019年06月08日
  • 畑村式「わかる」技術

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    「分かりやすく」は、物事を単純化して話したり、平易なことばで表現すれば実現できるというのは間違いである。
    現代ははっきりした答えが見つからない時代。

    本当のことをわかるには現地・現物・現人の「三現」を実践する必要がある。

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    2019年03月04日
  • 組織を強くする 技術の伝え方

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    ちょうど並行して「知識創造企業」を読んでいて、いろいろとリンクしていたので面白かった。

    第7章は特にぐっとくる。

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    2019年01月20日
  • 失敗学のすすめ

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    畑村洋太郎さんというのは、東大の工学者さんで「失敗学」というやわらか一般向けの「考え方」を提示。そこから一般受けもして、その結果?、311福島原発事故の政府事故調委員長も担当した人。その人の、いちばん売れたのであろう一冊。
    過去のいろいろな失敗、それも飛行機事故や鉄道事故などスキャンダラスなものを、専門的では無い、とても人間くさい失敗として位置づけて教訓を引き出す、というお話なのだけど、なかなか読ませるしおもしろかった。
    (読み終わってから相当に経過してから書いているので、記憶が間違っているかも知れません)

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    2019年01月02日
  • 数に強くなる

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    数に興味を持って生活する。
    倍半分でいいのでざっくり計算する習慣を身につける。
    数を一人当たりに置き換えるとイメージが湧き、良い。

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    2018年11月23日