畑村洋太郎のレビュー一覧
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人間は成功することを目指して生きるが、失敗から学ぶこともある。むしろ失敗を学ばなければ進歩はありえない。筆者は「失敗学」の提唱者としても知られている。今回の大震災を踏まえてこの考え方を述べているのが本書の主旨である。
第1章では「未曾有」という言葉を津波防災の観点から考えている。過去の歴史を調べれば、今回の災害は言葉どおりの未曾有ではなかったという。人は過去のこと、とりわけ都合が悪いことを忘れてしまうという特質があることを考えるべきだというのだ。確かに私たちは反省しないし、懲りない。個人の人生の中だけでもそうであるから、まして数百年という単位にしてみると記憶や伝承は忘れられ、ついにはかつて -
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ネタバレ目次
まえがき
微分・積分,ヤな気分
わからない人の言い分
わからない人たちの共通項
本書の想定読者
短冊に切り分ける
微分・積分の考え方
全体は部分から成り立つ
「微分」の意味
積分は簡単にはできない
短冊で微分を考える
微分と積分を結び付ける
関数とは「箱」である
微分・積分で知っておくべき関数
カンスウって何だ?
イコールには3つの意味がある
微分・積分で知っておくべき関数
図と式は等価である
グラフと式で見る微分・積分
微分・積分の動作を描く
図で見る微分・積分
式で見る微分・積分
積分の定義に従って愚直に計算する
図と数式の等価性
図で式 -
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[ 内容 ]
「しまった」という気持ちが人を成長させる。
苦境に潰されないちょっとしたコツを、失敗学の権威が伝授。
[ 目次 ]
第1章 人は誰でもうつになる
第2章 失敗で自分が潰れないために大切なこと
第3章 失敗したら誰の身にも起こること
第4章 失敗後の対処
第5章 失敗に負けない人になる
第6章 失敗の準備をしよう
第7章 失敗も時代とともに変わる
第8章 周りが失敗したとき
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満 -
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[ 内容 ]
失敗をきちんと知識化することで、創造も生まれるし、大失敗も防げる。
失敗を避けられない時代に必須の新しいものの見方、考え方を説く。
[ 目次 ]
序章 失敗するということ
第1章 まず失敗する、そこからすべてが始まる
第2章 失敗を生かす仕事術
第3章 失敗を生かす組織運営
終章 失敗を見る文化
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・ -
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[ 内容 ]
企業の2007年問題を乗り越える鍵がここにある!!
「わかる」とはどういうことか、から始まって、身につけるべき知識や、記録の付け方まで著者の知的生産の技術を一挙公開!
「伝わらないのはなぜ」と悩む人、必読。
[ 目次 ]
序章 「技術」とは何か
第1章 なぜ伝えることが必要か
第2章 伝えることの誤解
第3章 伝えるために大切なこと
第4章 伝える前に知っておくべきこと
第5章 効果的な伝え方・伝わり方
第6章 的確に伝える具体的手法
第7章 一度に伝える「共有知」
終章 技術の伝達と個人の成長
「技術を伝える」を巡るおまけの章
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆ -
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「技術=知識やシステムを使いほかの人と関係しながら全体を作り上げていく力」と定義していますが、内容は通常の科学技術について書いてあります。
技術は伝えるものではなく伝わるものである。それには正しく伝わる素地を作っておかないとどんなに頑張っても無駄になる。マニュアルなどのツールは技術を伝えるには有効な手段だが、背景や暗黙知といった裏にある内容がきちんと伝わらなかったことで起こる問題とその対応で重要になる考え方が、実例や実際の事件等の実例を交えながら書かれています。
日本とヨーロッパの気候の違いに対応する過程の中で、「回転扉の重量は重くなると危険」という暗黙知が伝わらなかったことで怒った六 -
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[ 内容 ]
なぜ「わからない」のか、どうすれば「わかる」のか。
『失敗学』『直観でわかる数学』の著者によるまったく新しい知的生産の技術。
[ 目次 ]
第1章 「わかる」とは何か(「わかる」とはどういうことか 『直観でわかる数学』を書いた理由 学校の教科書や授業はなぜわかりにくいのか ほか)
第2章 自分の活動の中に「わかる」を取り込む(まず身につけておくべきもの 「わからない」けどつくりだす 自分でテンプレートをつくる)
第3章 「わかる」の積極的活用(「面白い話」をする人は何がどうちがうのか 絵を描くことの意味 「現地・現物・現人」が、わかるための基本 ほか)
[ POP ]