畑村洋太郎のレビュー一覧

  • 組織を強くする 技術の伝え方
    教える場合には、伝えられる側の立場を考える必要があるとのことです。
    伝わらないのは伝える側に問題がある場合もあると。耳が痛いですが、心に留めたいです。
  • 組織を強くする 技術の伝え方
    『どんな場合、自分の伝えようとする中身を相手が受け取ってくれる形に再構築しないことには絶対に伝わらないにです。』
  • 決定版 失敗学の法則
    読めば読むほど自分の顔が真っ青になっていくのが、手に取るように分かる本。
    如何に自分が、『失敗』に対して無頓着で、というより、無関心で幼稚な捉え方をしていたのか、というのがよく分かりました。

    だから、いつまで経っても同じ間違いを繰り返して、反省もせず次回にも活かすことをせず、また繰り返してしまうん...続きを読む
  • 直観でわかる数学
    遠ざけられることの多い数学ですが,この本を読むと,
    そういうことやったんやあ〜とあまりにも納得して
    一気に数学が自分の頭の中で考えられる範囲内にある
    実感を掴めると思います.特に感動したのは複素数の
    説明や,対数の説明ですね.

    そしてより大事なメッセージとしては数学に
    とどまらず物事を見つめるとき...続きを読む
  • 畑村式「わかる」技術
    本屋で偶然見つけた大当たり。「わかる」ことの本質を理解できます。裏を返せば、「わかってもらう」のに必要なツボが透けてきます。
  • 失敗から知識を吸収し120%の結果を出す! 失敗学見るだけノート
    仕事で思いがけない失敗をしてしまった。
    そのミスは指摘されるまで30分ほど気がつかなかった。
    指摘され自分の知識を呼び起こし、ハッと気づいたとこは背中に汗が流れた。お詫びや訂正で事なきを得たと同僚に言われても、一週間近く落ち込み、そして次に同じ作業をする自信がなくなった。
    そんな時に人生の先輩から勧...続きを読む
  • 畑村式「わかる」技術
    「わかる」と言うことを構造的に捉え、どうすればわかったと言うことなのかが非常にわかりやすく書かれていた。
  • 失敗から知識を吸収し120%の結果を出す! 失敗学見るだけノート
    失敗をネガティブなものではない。失敗は、そのことから知識や知恵、成功術を学ぶために必要不可欠なもの。ただし、それは失敗と正面から向き合って、そこから考えて創造することをしっかりしなければ、それこそ、本当のただの失敗となってしまう。
  • 組織を強くする 技術の伝え方
    SEKIモデルを思い出しましたが、本書でも触れられていました。伝えることよりも伝わることの大切さを改めて気づかせてもらいました。再読ですが、かつてこの本を読んで、講師の仕事に生かしたことを思い出すとともに、ちょっと今は難しくなりました。
  • 畑村式「わかる」技術
    自分は人にわかるように説明するのが下手だ。でも、そもそも「わかる」ってなんだ?と思って読んでみた。自分の「わかる」状態を言語化してくれ、あぁそうだなと腑に落ちた。また、「わかる」の延長線上に「気づく」があるのかと感じさせてくれた。技術者としても人としても大切にしたい感覚を教えてくれた本。
  • 失敗を生かす仕事術
    視座の高い内容だった。
    仕事に生かせるとすれば、失敗(うまく行かない)したときに、どれだけ早く上司とかに相談できるかとかだと思う。

    以下、印象的なシーン
    1. 会社から任されている仕事は一部のパートに過ぎないとしても、例えばその中でも狭い範囲ではなく全体を見ながら自分の仕事を学んでいくような視点が...続きを読む
  • 畑村式「わかる」技術
    「わかる」について頭の中の作業を言語化して解説

    「技術の創造と設計」の方が詳しいが、より簡素にまとまっていて読み易い。
    創造は日々の活動から生まれるとのことで、アウトプットのすすめとして見学記や日記の一部も載せている
  • 失敗学のすすめ
    失敗は成功のもと。などという言葉はあるが実際には取り入れられていない。
    成功話だけではなく、失敗談も同じく重要。

    本書では、失敗を人間が関わっている。と、望ましくない結果。がキーワードとしている。
    失敗を否定的に捉えない。
    失敗の原因。無知、不注意、手順の不順守、誤判断、調査・検討の不足、制約条件...続きを読む
  • 回復力 失敗からの復活
    想像していたよりも実践的、かつ現実的な内容だった。基本は「大切なのは生き続ける事」であり、必要に応じて「逃げる」などの一時避難することもありとも。日々失敗と背中合わせの私にとって手引きとなる一冊。
  • 新 失敗学 正解をつくる技術
    「失敗学」の畑村洋太郎の近著。コロナ禍を踏まえ最新の内容を取り込んでいるが、題名とは、異なり体系的な解説ではない。

    「失敗学」をあらためてじっくり復習しようと思ったが、エッセイ的な内容。得られる知見こそ多いが、筆者の他の作品から入った方が良いと思った。
  • 失敗学のすすめ
    失敗の知識化と共有のところは参考になった。失敗学における失敗の考え方の説明が多く、もう少し失敗の活かし方の実例があるとよかった。
  • 畑村式「わかる」技術
    畑村先生の「わかる」技術は、モノづくりと密接に絡んでいるため、創造ということに直接つながっており、ビジネスへの応用がききやすい。特に、現地・現物・現人という三現主義は、ややもすると論理的な理解だけで、頭の中のテンプレートと事象を一致させ満足してしまう自分の欠点を明確にしてくれる。その意味で、要素摘出...続きを読む
  • 失敗学のすすめ
    ●二万個の失敗情報を集めても意味はない。全体を理解する事の大切さ、必要な失敗情報は最大三百個に絞りこむ、リーダーによって失敗は三倍違うなど、失敗をプラスに考えるヒントを提起。
    ●以前に、畑村さんの講演を聞きました。大変分かりやすく話して頂きました。失敗は成功の母と言います。失敗は誰にもあります。この...続きを読む
  • 図解 使える失敗学大全
    失敗の事例が知りたかったなぁと読み進めていたら、失敗の事例は一面的なものなので、それで失敗の本質を理解することはできないとの記載があり、納得です。
    失敗から学んだ組織改革、昨日読んだ戦略プロフェッショナルにも通じますね。
  • 失敗学のすすめ
    この本を読む前の私は失敗を避け、成功例ばかりを学んでました。
    小さな失敗を不用意に避けることは、将来起こりうる大きな失敗の準備をしている。
    失敗情報の伝達は、単純化せず細かい経過や原因を含んで行う。
    ハインリッヒの法則(300:29:1)に基づき、失敗と向き合いたい。