井原忠政のレビュー一覧
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2023.2.15
いや〜よかった。素晴らしい。
茂兵衛は格好も付けず、最低限自分に正直に生きて出世するから本当憧れてしまう。
自分は完璧に花井と丑松タイプだから茂兵衛みたいな上司と巡り合いたいけど、
とにかく戦国時代に産まれないでよかった〜。
平八郎も本当格好いいし、石川数正なんて男泣きです。
頑...続きを読むPosted by ブクログ -
2023.2.7
あ〜面白い。ドンドン盛り上がってくる。
この泥臭さがたまらない
和製キングダム。
もう読むのが止められまへんがな
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第三弾。
第一弾、第二弾とどんどん面白くなってきている。
違う作家のものを挟みながら、読み進めようと思っていたが、早速第四弾を買いに行きます!Posted by ブクログ -
上田合戦で死亡と思われた茂兵衛が真田の戸石城に幽閉されていた。それも部下含めた主従五名で。茂兵衛の強さに感嘆した真田勢が助けたとあるが、その前からの真田親子との親しい関係も影響したはず。大地震の倒壊を理由にして真田の長男に逃して貰ったもの。この長男と元上司の本田の娘と結婚させて徳川側に付かせたことも...続きを読むPosted by ブクログ
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真田と徳川の戦いは2度行われ、2度とも真田が圧倒し真田贔屓が増えた有名な戦い。今回は茂兵衛が散々通って真田親子と仲良くなったのに、その間に真田昌幸が浜松城へ手切れの文章を出すという、茂兵衛の面目丸潰れの結果となる。家康をこき下ろす上杉との直江状を思い出す展開。
茂兵衛は事務方では無いので調整は苦手と...続きを読むPosted by ブクログ -
中間管理職の悲哀を味わう茂兵衛。阿呆な名門の息子を上司に押し付けられ、部下からは一斉に非難される。また、部下にも上司にも気遣いの毎日。30代も後半となり、白髪も出るし体力の衰えも。
信州に出陣し、仕事は真田昌幸と息子2人と親しむこと。毎日のように上田城へ出向く。
後半は小牧・長久手の戦いに出陣。周り...続きを読むPosted by ブクログ -
本能寺の変を身をもって体験した茂兵衛、命からがら逃げ帰る。途中、穴山梅雪の消息が気になり戻ったところ、家老の有泉を救出し、怪我の彼を担いで戻るという超人的な活躍。
6月2日に本能寺の変があり、岡崎に戻ったと思ったら、家康より甲州への侵攻を求められて出兵したのが6月9日。中間管理職とはいえ恐るべき酷使...続きを読むPosted by ブクログ -
今度は裏切らないと言ってたはずの真田昌幸との戦い。圧倒的軍勢なれど、城に引き入れての反転攻勢。逃げる先を火をつけたり、河を増水させたりの巧妙な作戦が見事。コレは史実なんだろうか。最後敵に囲まれ体中を刺されて意識を失う茂兵衛。もしかして死ぬの?Posted by ブクログ
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城番につくこと4年はあっさりとした内容。ちょっとだけ昇格。肩書きは鉄砲頭で変わらないが、鉄砲50人と槍足軽40人、小頭含めて100人を率いる立派な足軽大将となる。
武田の重職である穴山梅雪の担当になり、甲州へ梅雪の妻と子供の救出で活躍。この穴山担当で京都まで付添、織田信長親子に気に入られる。信長の息...続きを読むPosted by ブクログ -
弟とともに侍となり、故郷に錦を飾る。母親が後妻として入った庄屋の義父は、茂兵衛に何かと援助する善い人。妹達も一人を除き幸せそう。
茂兵衛は10人を指図する寄旗として、騎乗身分まできた。妻も上司の姉を貰った。
長篠城合戦で有名な鳥居強右衛門が出てきて、これを助ける働き。これを独断専行と上司から咎められ...続きを読むPosted by ブクログ -
紆余曲折あるものの順調に出世を続ける茂兵衛。読む方も調子が出てきて、止まらなくなってくる。
今回は初恋の女性絡みが長く描かれているが、残念ながら実らず。
出世の方は足軽大将として砦番となる。一国一城の主には程遠いが、それでも大したもの。あの有名な大久保彦左衛門も部下となって、益々活躍が期待される。Posted by ブクログ -
頼れる足軽小頭の茂兵衛が部下を率いて三方原へ参戦。家康が大敗して浜松城へ逃げ帰ったという有名な闘い。逃げる途中で家康に出会い、名前を覚えて貰ったかも知れない。
相変わらずのお人好し。好きだった女性を持っていかれた相手に手柄を譲ってしまう。そんな茂兵衛を応援したくなる。10年以内の千石取り目指し頑張れ...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっとだけ出世して本田平八郎の旗持ちとなった主人公の茂兵衛。猪突猛進の武将の旗持ちなので常に死線ギリギリのところで働いている。
茂兵衛は大手柄を立てると同時に味方の裏切りで大怪我を負うが、心優しいので許してしまう。闘いの場面が多いが、茂兵衛の優しさで凄惨な場面が回避されるので読みやすい。
出世にあ...続きを読むPosted by ブクログ -
三河雑兵心得シリーズの第二弾。最後まで面白く読めました。
人が良く野心を持たない茂兵衛が、どこまで出世するのか楽しみ。
名古屋弁(尾張弁?)が混じったような三河弁が、気になるところではある(笑)
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3巻セットを購入。感想を書くため通常の文庫に登録。評判の良さに購入。
手の付けられない暴れ者の主人公が、実際は心の優しい若者。喧嘩で人を殺して村を飛び出た主人公が阿呆のような弟と打算的な同僚を得て、出世を目指す物語。なぜか名のある武将を何人も倒すが、出世のために首級を取らないため、同僚に譲ってしまう...続きを読むPosted by ブクログ -
三河雑兵心得、7冊目
最近お気に入りで、1冊ずつ読み進めてる
最初の破天荒な感じだった主人公だが、この辺まで来ると中間管理職の辛さが身に染みる感じ
雑兵心得と言いながら、かなり偉くなってきてて、家康絡みのエピソードを違った視点で見られるのも面白いと思ってる
イッキに読んじゃうと続刊が待ち遠し...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は、本能寺の変の後の伊賀越えから信長亡き後、家康が三河、遠江、駿河、甲斐、信濃を有する大大名になるあたりまで。
あくまで、百姓上がりの植田茂兵衛の視点の物語で、この時点で秀吉の活躍、明智のその後など、ほとんど出てこないのも絶妙である。Posted by ブクログ