井原忠政のレビュー一覧

  • 三河雑兵心得 : 8 小牧長久手仁義
    2023.2.13
    平八郎様分かってやってよ〜
    2人がもめると切ないなぁ。
    すぐに2人で議論しあって、お互いの言い分を分かった上で認め合えれば良いけど…

    けど、この時代での茂兵衛の感覚は日本のLGBTQの方達に匹敵する程の居心地の悪さなんだろうなぁ。
    場合によっては命に関わるかもしれないし。。
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  • 三河雑兵心得 : 7 伊賀越仁義
    2023.2.10
    アクの強い家康とのやり取りがいいなぁ。
    地元のヤンキーの先輩と絡んでるような緊張感の100倍の緊張感を常に持ってなきゃいけない武士は俺には絶対無理だ。
    胃がザルになる。
    戦国時代に生まれないでよかった。


    臨機応変、現場の自在度が高ければ高いほど
    確かに面白く、やり甲斐はあるの...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義
    2023.2.9
    この巻は辛かったなぁ。
    終わり方が悲しい。
    こんなにも育ちと環境で感じ方が変わるとは。
    今の日本は平均化して、感じ方もそこまで大差なくてよかった。
  • 三河雑兵心得 : 4 弓組寄騎仁義
    2023.2.8
    思い入れのある人もたくさん出てきてますます面白いなぁ。
    綾女さんと結婚してほしかったし、綾女さんの件は辛いなぁ。
    乱世はツラいぜ。

    人が人として生きれば、失態や恥、悪名はつきものだ。
    それをシラっと受け流せるか、イジイジと考え込んでしまうのかで、その後の人生は大きく違ってくる。
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義
    2023.2.7
    いや〜ダメなのよ、無職なのにこんな面白い本にハマってしまったら。
    どうしよう。一気読みしちゃうか…
    そうしちゃうんだろうなぁ。
    茂兵衛、貴方は俺の人生も背負っています。
    出世してくれー!
  • 三河雑兵心得 : 10 馬廻役仁義
    悪い奴もええ奴もおる。それが世間だ。大切なのは、頭から決めてかからんことだ。人を信じ過ぎるのも、疑い過ぎるのもいけない。

    概してええ奴が生き残れないのが乱世の倣いである。
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
    2023.2.6
    もうさ、久々の読書だったんすよ。
    転職活動中でそれどころじゃなくて。
    今もそれどころじゃないんだけど。
    辛抱たまらず読んぢゃった。
    サイコーでした。
    一気に乱世に行けた。やっぱ読書サイコー

    ふぁ〜一生本読むだけの仕事をしたいぜ
  • 三河雑兵心得 : 10 馬廻役仁義
    そりゃ、「生きておったか茂兵衛」で死んでたなんてことにはならんかったですが、「どうする家康?」的な葛藤が多くあった本巻は、茂兵衛が主人公の本書では、少々中だるみの感でした。
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義
    第二弾!
    名の知れた武将が主人公ではないが、戦国の時代の雰囲気はこんな感じだったのかな?!と思わせる
    本で、続きが読みたくなります!!
  • 三河雑兵心得 : 8 小牧長久手仁義
    人は現在にのみ生きることは許されない。過去を引き摺り、将来を思い悩みながら、愚図愚図と不器用に現在を生きるしかないのだ。禅坊主が言うように、「今、この時にのみ生きる」ということができたら、どんなに楽だろうか、と心底から思う。

    人間関係は難しい。正論を言うは易く、行うは難し。
  • 三河雑兵心得 : 6 鉄砲大将仁義
    明智が謀反を起こすまで。
    茂兵衛は信長の長男の信忠に気に入られ、自分の配下に来ないかと言うが、茂兵衛は、自分が命をかけて守るのは、妻、家族、同僚、平八郎など自分の近くの人と漢字、断る。決して徳川のため、家康のためではなく、自分の周囲10メートルの範囲での思いだ。
  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義
    人生とは、重い荷物を担いで坂道を上るようなもの。
    本多平八郎が言う。ワシが思うに、武将の優劣は人柄と直感で決まる。
  • 三河雑兵心得 : 4 弓組寄騎仁義
    家康の親戚に連なる善四郎の姉が茂兵衛に殺しても死なない人か確かめにきた。
    茂兵衛は肩の傷口を見せながらいう、
    良き上役、良き医者、良き朋輩に恵まれ、何とかいきながらえているといった。
    人は誰も信頼に応えようと、信用を失くすまいと必死にもがき、あがく切ない生き物なのだ。
  • 三河雑兵心得 : 3 足軽小頭仁義
    もう死にかけの寅八を見捨てて行こうという部下に対して茂兵衛が言う。
    好きや嫌いじゃねえ、もしお前が寅八みたいになっても、俺はお前を連れて帰るよ。息があるうちは絶対に見捨てられねえ。仲間が連れて帰ってくれる、そういう安心感がなけりゃ、戦なんかやってられない。足軽10人で組を作るってのは、つまりはそうい...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
    「捨てる神あれば拾う神あり」でもないが、必要とされる処で力を発揮できるのは幸運なんだな。

    軽いタッチで読み易く、スッと読み終えてしまう。

    小説の舞台が三河との事で、半世紀以上三河で暮らす私にとって興味深い作品でしたが、私が使う三河弁とは違っており、最初は抵抗があったが(笑)読み進むうちに慣れまし...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義
    茂兵衛に父親を討たれ、今は同じ家康の元にいる左馬之助から命を狙われるが、茂兵衛は左馬之助の気持ちもわからぬではない。左馬之助が自分を打とうとしている理由は、足軽だった自分に父親が討たれたことが気に入らない、名誉に反するという事だと真意をつきとめ、であれば自分が1000石のサムライになれば、逆に誉にな...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 9 上田合戦仁義
    愛すべき足軽大将 茂兵衛。
    今回の敵は、知将真田。

    上田城を巡る攻防で、配下を救いに行った茂兵衛。
    このままでは終われない。
    次作が待ち遠しい。
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
    人の感情の前には道理なんて無力なものよ。
    喧嘩の要諦は恐怖心。寡兵の側は、まずは相手の頭一人を徹底して攻撃、粉砕すべきだ。中心の人物さえ倒せば、烏合の衆の力は雲散霧消する。
    歩けるところまで歩いたらええ、そんで、心底から『もうダメだ』と思ったら歩くのを止めればええ。やれるところまでやればいいんだ。
  • 三河雑兵心得 : 9 上田合戦仁義
    前作の読感で、本シリーズは全20巻はいくんでないかと予想したのに、本書の目次を読んでビックリ! 最終章?!って、こんなんで終わるはずないよなぁ・・・
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
    元百姓の訳あり新米足軽、茂兵衛が出世していく物語で、読んでいて少年漫画のような感じで楽しめました。

    一向宗門徒やそれに与する者達と、家康家臣団との戦いが、足軽目線で描かれていて面白かった。
    小城の守り方、攻め方、銃の扱い方、など細かい部分も楽しめる。

    これから茂兵衛がどんな風に出世していくのか、...続きを読む