無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
新たに版図となった甲斐と信濃を踏みならすため、茂兵衛は信州惣奉行の寄騎として東信濃に派遣される。彼の地でまみえたのは有力国衆である真田昌幸。実力は申し分ないながら狡猾さと変わり身の早さから信用が置けないと評される御仁である。一方その頃、主君家康は苦悩していた。織田家を簒奪した秀吉との間で開戦の気運が高まるものの兵力の差は歴然、しかも血気に逸る徳川家臣団は制御不能に陥っていた。かような訳で、隠れ非戦派の茂兵衛にもついに出陣が命じられるが……。戦国足軽出世物語、右顧左眄の第8弾!
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2022年06月07日
そこそこ出世し、守るべき妻子と体面を持ってしまった茂兵衛の憂鬱。そして、平八郎から阿呆の花井を押し付けられてしまった。「花井のような男は……大事な仕事は一切任せず……これぞ頭立つ者の心得」とは、現代の会社組織でも言えること。表裏比興之者・真田昌幸、長男・信幸、次男・信繁(幸村)との出会いが、今後どの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月12日
中間管理職の悲哀を味わう茂兵衛。阿呆な名門の息子を上司に押し付けられ、部下からは一斉に非難される。また、部下にも上司にも気遣いの毎日。30代も後半となり、白髪も出るし体力の衰えも。
信州に出陣し、仕事は真田昌幸と息子2人と親しむこと。毎日のように上田城へ出向く。
後半は小牧・長久手の戦いに出陣。周り...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月07日
織田信長の死のあと、秀吉が後継者のように振る舞い始めた。織田家は二分された。
秀吉の武力と比べると家康は圧倒的に不利。
信長の遺児との協定は筋道としては正当なものであったが。
いかんせん、この信雄があっさりと秀吉に城を次々明け渡す。
梯子をひかれた格好だ。
正当な後継が秀吉と和睦をした後、家康も停...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月13日
2023.2.13
平八郎様分かってやってよ〜
2人がもめると切ないなぁ。
すぐに2人で議論しあって、お互いの言い分を分かった上で認め合えれば良いけど…
けど、この時代での茂兵衛の感覚は日本のLGBTQの方達に匹敵する程の居心地の悪さなんだろうなぁ。
場合によっては命に関わるかもしれないし。。
そ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。