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Posted by ブクログ 2022年04月18日
三方ヶ原の敗走と並び有名な、家康のいわゆる「神君伊賀越え」。恥ずかしながら、信長に京へ呼び出されたほぼ丸腰の家康が、本能寺の変の報を受けて、明智勢の襲撃から逃走するため、消去法で安全と思われるルート……と言っても落ち武者狩りの脅威と、信長に対する反感渦巻く伊賀を通らざるを得なかった伊賀越えだったとは...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月06日
前回から続け様に読破。伊賀越えは百姓や地侍が相手で、対戦国大名との戦とは仕様が異なるのが新鮮。毒矢は実戦では有効的で、かなり肝を冷やすだろう。近世までは倫理観が低かったというが毒矢を使わないなどの暗黙のルールから一定の美意識(それを武士の誇りと言うのだろうが)があったのだろうと思った。
伊賀越え...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月12日
本能寺の変を身をもって体験した茂兵衛、命からがら逃げ帰る。途中、穴山梅雪の消息が気になり戻ったところ、家老の有泉を救出し、怪我の彼を担いで戻るという超人的な活躍。
6月2日に本能寺の変があり、岡崎に戻ったと思ったら、家康より甲州への侵攻を求められて出兵したのが6月9日。中間管理職とはいえ恐るべき酷使...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月05日
三河雑兵心得、7冊目
最近お気に入りで、1冊ずつ読み進めてる
最初の破天荒な感じだった主人公だが、この辺まで来ると中間管理職の辛さが身に染みる感じ
雑兵心得と言いながら、かなり偉くなってきてて、家康絡みのエピソードを違った視点で見られるのも面白いと思ってる
イッキに読んじゃうと続刊が待ち遠し...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月21日
三河雑兵心得 第七巻
巻を重ねるごとに面白くなっていく、三河雑兵心得。
今回は、本能寺の変から秀吉と家康の争い序章まで。
信長亡き後、三河、駿河、甲斐、信濃で展開された徳川の勢力拡大の戦。
その中を縦横無尽に駆け抜ける、我らが茂兵衛。
しかも、戦の間には、心に染みるエピソードが散りばめられている。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月06日
家康の練りに練った作戦で、信長の仇討ちにも出たという事実と、甲州への領土拡大という作戦もどうにか成功する。
またしても足軽たちは重労働だ。
そんななか、茂平にも長女が生まれる。
百姓上がりの茂兵衛は武勲よりも、生きてることが重要。
仲間を一人でさえ無くさぬようにと采配し戦う。
そしてそんな茂兵...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月26日
シリーズ第七弾。
本能寺の変の直後、畿内から伊賀を越えて逃げる道中をドキドキしながら読み、乱世で生き残るための徳川の汚れ仕事を茂兵衛と同様に「ま、ありそうなこったァ」と読んだ。
落ち武者狩りや、復讐に燃える伊賀者たちに狙われながら、本多平八郎たちと殿を務める茂兵衛。
全て茂兵衛の目線での物語なので...続きを読む
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