井原忠政のレビュー一覧

  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義
    5巻目は、家康と武田につなぎを取ろうとする妻女築山、息子信康の間に亀裂が!岡崎の武士たちも背後に存在。
    クーデターがおこるやもしれない。
    信長は絶対に許さない。

    どうなるか!

    どうも本物の武家にはなれない、慣れなくてもいいと、心で思う茂兵衛。
  • 三河雑兵心得 : 4 弓組寄騎仁義
    家康の親戚筋の若武者、松平善四郎から慕われる茂兵衛。
    2度夫に先立たれる姉を紹介される。
    決して戦場で死なない人というのが、注文。

    そして戦況は武田軍との戦いになる。

    出世物語4巻目。
  • 三河雑兵心得 : 3 足軽小頭仁義
    シリーズ第3巻は、武田の大軍に大負けをする家康のまき。

    部下の信頼も厚い上司となる茂兵衛。
    父の仇と付け狙う同軍の武士との確執。

    当時の戦い方の詳しい記述も本のリアル感を上げる。
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義
    手柄を立れば立てたで、思わぬ恨みも買う。
    立派で強い父親が、あろうことか足軽に殺された息子は、三河徳川家に入り、茂兵衛の命を狙う。
    背後から短銃で撃たれた茂兵衛は一時重体に陥る。

    長い養生を経て、現場に復帰。
    浅井長政、朝倉影紀軍と戦う織田信長に五千の兵を連れて合流。


    戦国武将を神格化もしない...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
    村で評判の乱暴者、茂兵衛。弟の丑松は、のんびりしてて馬鹿にされる。父なきあと弟や妹、病がちな母親を助けて働くが村の中で浮いてしまう。
    茂兵衛は丑松をいじめていた若者たちに仕返しをするがやりすぎて殺してしまう。
    村から出て乱世の中雑兵になることを決意。
    そんな百姓上がりの青年の出世物語?

    場所は三河...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 6 鉄砲大将仁義

    歴史の陰に茂兵衛あり

    信長の甲州討ち入りに際して、家康より穴山梅雪への寄騎を命じられ、次代の天下人信忠にも顔を覚えられるが、上へ行くほどその腕っ節より腹芸が求められ戸惑い、悩む茂兵衛。青春から温めてきた恋の行方もどうなりますか!頑張れ茂兵衛!そこだ茂兵衛!その意気で本能寺の変も駆け抜けろ!
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
     時は戦国、波乱の世に漕ぎ出した新米足軽茂兵衛の立身出世はなるのか。

     足軽の若者を主人公とした物語ということで、歴史小説とは違った戦国時代を味わうことができました。

     足軽の立場から見た歴史というのも、当時の世相がよくわかり、これまでの戦国時代とは少し違った新鮮さも感じました。

     これから歴...続きを読む
  • 悪友顚末 うつけ屋敷の旗本大家 二
    時々でてくる「この時代には〜」とか「今で言う〜」みたいなのが凄く邪魔。前回もそうだったのかな?覚えてないけど。
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義
    「三河雑兵心得」の2冊目。
    前半、遠州は曳馬城・掛川城への侵攻、後半は姉川の戦いを中心に描かれる。
    信玄の影に怯え、信長にはいいように使われ、部下には気を遣う、苦労人・家康の姿が面白い。

    旗本先手役の一員となった茂兵衛はと言えば、本多平八郎に仕え、その幟を預かる旗指足軽としてちょっぴり出世。
    今回...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義
    豊臣秀吉天下統一最後の仕上げとなった「奥州仕置」に抗った「九戸政実の乱」で、茂兵衛が重要な役割を担ったというお話。

    このあたりの歴史は、ほとんど記憶になかったが、後で調べ直してみると、一般的とされる史実や言い伝えをそれなりにふまえながら、茂兵衛という架空の人物をうまくはめこんでいるの感。
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義
    手柄はそこそこでも、戦死者の数は少ないのが茂兵衛隊の特質である。このお頭について行けば家に帰れる、このお頭は無茶な下知はしねぇから、その信頼感が歓声と熱狂に表れている
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義
    雑兵が陽気な軍隊は滅法強い。これだけは譲れねー真理だからな。そもそも常勝などあり得ない。戦場では押し込まれる時が必ずある。鋼のように規律正しい軍隊は負け戦に脆いものだ。その点、規律の中にも笑顔が混じる柔らかさのある軍隊は負け戦でも心が折れない。
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
    サクッと読めました。
    足軽の戦いが細かく描かれていて、興味深かったです。
    大河ドラマ「どうする家康」の、この人があの人なんだ~と、思い浮かべていました。
    夏目の殿様は、大河でも印象深い役柄だったので、殿様としての夏目吉信を垣間見られた気がしました。
    主人公の茂兵衛は、これから始まるっという感じで、初...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
    こちら、新聞広告や皆さんのレビューを見て、前からちょっと気になっていたシリーズ。
    つい先日、別のシリーズものの感想に『読みたい本がたくさん積読になっている中に、シリーズものに手を出すのもどうかなと思わないでもない…』と書いたばかりだが、またやってしまった。

    桶狭間の戦いから3年、松平家康が治める三...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義
    戦国時代にタイムスリップしたような、戦の渦中に放り出されたような気持ちになれた、戦国足軽出世物語のスタート。
    ここまで生々しい殺し合いの描写があるとは想像していなかったので、しんどい思いをしながら読んだ。
    さいきんハマっている時代ものがほのぼのしていたからかも。
    ほのぼのも、こうした暗く痛ましい時期...続きを読む
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義
    いよいよ関東・小田原攻め、殿様から無理難題を受け、鉄砲隊を率いて、悪戦苦闘しながらも、何とか前進。

    物語には無いが、北条氏規は結局どうなったか気になり、調べたら、その後赦されて大坂に所領を与えられたらしい。よかった。
  • 三河雑兵心得 : 3 足軽小頭仁義
    姉川の戦い(1570)以降、三方ヶ原の戦い(1572)まで。
    夏目次郎左衛門が家康の身代わりになって討死、
    鉄砲遣いの大久保四郎九郎も討死。
    武田信玄の圧勝。
    茂兵衛は26、7になっているはず。
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義
    本田平八郎の鍾馗の幟を掲げる旗指足軽、植田茂兵衛。
    10年後に千石取りになっていなかった横山左馬之助の父の墓前に首を供える、と平八郎にとりなす。
    さてさて茂兵衛は何年で千石取りになるのか。
    初恋はこのまま失恋で終わるのかな。
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉
    浅井の忠臣・遠藤(大石)与一郎を主人公とする北近江合戦心得シリーズ第三弾。
    ちらっと、本多平八郎の配下、植田茂兵衛も登場。
    「三河雑兵心得」シリーズも読み始めた。
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉
    武田信玄の息子、武田勝頼との長篠の合戦。
    今回与一郎は「忠義」について考える。

    そして、敵方だったが秀吉の武士としての才覚、人を使う才覚に感銘を受ける。