須賀しのぶのレビュー一覧
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読むのにとても集中力の必要な心にずっしりと重い本でした。戦争に翻弄された若者たちの受難の物語り。受難としか言いようのない、その時代に生まれたことだけが不幸な彼ら。バチカン以降は涙が止まらなくてページを捲れませんでした。当たり前ですが奇跡は起こらず。最も神に愛されたのが彼だと信じたいです。Posted by ブクログ
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難しい話だった…
私はベルリンの壁について、壁が作られていたんだよ〜ということしか知らなかったし、それが実際どういう事を意味していたのかは理解していなかった。
物語を通して歴史の一部を知ることができてよかった。
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倫子姐さんが最後まで筋を通し切っていて格好良かった。
何かに依存すると周りが見えなくなるし、自分のしたいことばかりが先行してしまう気持ちはわからなくもない。登場人物がそれぞれ魅力的で最後までだれることなく読み終えれた。須賀しのぶさんの作品の中でも好きランキングで上位に来る作品。Posted by ブクログ -
格下の相手に敗北し号泣した30年前
2人のエースピッチャーと進んだ20年前
有能な女子マネージャーと挑んだ10年前
そして「ハズレ世代」と言われる今
彼らの甲子園への挑戦が始まった
4つの時代の高校球児たちの話
キンという音や爆発するような歓声が
ページから聞こえてくるような青春の1冊Posted by ブクログ -
ポーランドという国に対しての自分の知識の無さに打ちのめされました。。
現実で起こった悲惨な現実...
映像では耐え難いが、この作品の文章は心にスッと入ってきて涙が溢れました。
もう一度読みたい作品です。Posted by ブクログ -
単行本のほうを読みました。実際に存在していた"からゆきさん"たちに通じるお話でした。
心苦しい気持ちになるところもありますが、苦界に生きる女たちの強さを伝えてくれます。Posted by ブクログ -
今この時に読むからか、ぐさりと胸に刺さる。
戦争とは、外交とは、国家とは、人とは。
あまりに埒外な(と自分が思う)事態が起きたときにフィクションだと思ってしまうというのは、自分の体験としてうなずけて、それがかえってつらかったです。Posted by ブクログ -
良い話だったとは思うがなんか薄っぺらな印象。しかし、本の感想からは離れるが、戦前の日本にはバカしかいなかったのだろうか?国民を虫ケラの様に扱う天皇以下の腹黒い国の指導部と、疑うことなくそれに従い殺し合いを美化するおめでたい勘違い集団。それが日本だったのかと情けなくなる。決して愛国心などではなく、単な...続きを読むPosted by ブクログ
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流血女神伝のコミカライズ!もう一度カリエたちの物語が読めるなんて嬉しいです!原作を追いかけていた当時、こんなに面白いのになんでアニメ化しないのか、なんでコミカライズしないのか、原作だけで終わってしまうのがもったいない作品だと思っていました。
原作のイラストを担当されていた船戸さんのような迫力と画力...続きを読む -
シリーズ第三弾。続きが気になって、これまた一気に読んでしまいました!高校生の濃密な1年間を疑似体験させてもらいました。やっぱり一生懸命何かに打ち込むのは素晴らしい。中村くんが個人的には一番お気に入りのキャラクターでした。Posted by ブクログ
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こういうタイプの試し読みも有りかなと思います。というのも、複数の野球に関する短編小説からなるこの本なんですが、そのうち例えば一つの話を試し読みできるのではなくて、それぞれの短編の導入部分を試し読みできたから、その導入が面白くて、ぜひとも本編が読みたくなりました。夏の甲子園が昨日で終わり、その余韻があ...続きを読む
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野球好きにはたまらない小説でした。特に、最後のお話は感動しました。今も戦争とは違いますが、コロナ禍という過酷な状況で、全力プレーで我々を感動させてくれる球児たちに改めて感謝の気持ちが沸きました。Posted by ブクログ