須賀しのぶのレビュー一覧
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こんなに輝かしいボーイミーツガールがこんな悲惨な結末を遂げるんだ……と前編読みながら呻いていました。
本編では男嫌いと揶揄されるラクリゼが幼少期は女嫌いで男として育てられていたというのは驚きだったけど納得。
そこでラクリゼに愛情を注げなかった父が、当初はそうだったけど次第にラクリゼに母の面影を...続きを読むPosted by ブクログ -
須賀様に脱帽
この作品を書くために作者はどれほどの調べ物をしたのだろう…。わかりやすく、かつ正確に描かれる海軍士官と妹の物語。
こういった戦争作品はどうしても重く、取っ付き難いと感じてしまいがち。でも、読み終わってみると、なんでもっとはやく読まなかったんだろう、と、、。
各章の冒頭にある雪子の手...続きを読むPosted by ブクログ -
一つの高校ながら世代は様々で先輩から後輩、そしてその後輩へと託され続ける甲子園への夢。その想いが心にストライクでした!
今はもう体験出来ない眩しい青春の日々に想いを馳せました。Posted by ブクログ -
「いかなる時代にあっても、諸君よ、紺碧の果てを見よ。」鷹志の科白はかっこよすぎ。です。しかし、昭和20年、この気持ちで彼らが家庭を日本を守り、発展してきたことが伝わる。
そして気が付く。今の私たちには、この想いが無いことに。今、何を守り何を目指していくべきかがわからなくなっていることに。
死と隣り...続きを読むPosted by ブクログ -
幼少期の頃の話から終戦に至るまでのストーリーの移り変わりが非常にスムーズ。最後のページを読み終わった瞬間、すぐにもう一度初めから読み直したくなった。積読必須。戦争もの、歴史ものではあるがとてもとっつきやすく自然と自分の中に落とし込める感覚がある。「革命前夜」を読んだ際も感じたが、作者は緩急のつけ方が...続きを読むPosted by ブクログ
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感動しました。5つの短編。なんですけど、全部の話が北園高校野球部に関する話。そして、全ての内容が5番目の短編に向けて絡んでいくという秀逸な構成。高校野球を題材に難しいテーマも扱っておられて素晴らしいと思いました。Posted by ブクログ
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あっという間に終わってしまった…
グラーシカとサルベーンふたりとも美人で強くて私的に大好きな人物。
あとミュカに臓物を渡すカリエも最高でした!
猟師の娘はあれで動じないどころか説教しちゃうんだね(笑)
次巻も楽しみにしてます!
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高校野球、甲子園の特別感と、高校時代というその時期にしかないキラキラした青春感がある。
須賀しのぶさんの本の中では初心者向けで、読みやすい。
夏に読みたくなる作品。Posted by ブクログ -
日本ではニッチな第一次大戦の航空隊を舞台にした小説です。ソッピースやスパッドやフォッカーの複葉機が鎬を削る戦場…このキーワードにピンときたアナタ!ジャンルは女性向けラノベとなってますが男性でも買いですよ!
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原作を読んだのがだいぶ昔過ぎて、どんな話だったっけ……?? から始まったけど、読んで行くうちに思い出した。確かにこういう話だったわ!! コミカライズで読むとまた違った感じになるので、これはこれでいいよね。Posted by ブクログ