津田大介のレビュー一覧
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「若者の長文読解能力の低下、そしてなんとパソコンを持たない使えない若者の増加、そしてスマホ依存=小さい画面によりpdfを読む事を嫌う傾向」
実にユニークで的確な指摘に思えた。私にはファシズム前夜に思えた。
また、真実と確定されるには「根拠」の積み重ねが必要と言う事。
「何となく知っているつもり」...続きを読むPosted by ブクログ -
忖度か、同調圧力か、権力の逸脱か。最近、表現の自由が失われつつある風潮がある。26人の研究者、作家、芸術家、ジャーナリストが自由について考察し、声をあげる。Posted by ブクログ
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まず著者群の面子を見て、少なくとも既知の名前において、それぞれの発信することばを追いかけている人が多いことを確認。演繹的に、その他の著者についても、かけ離れた立場にはないであろうと判断。あわよくば、今後の人生指針になり得る存在と出会えることも期待。前置き長いけど、そんな考えの下、発売前から気にかけて...続きを読むPosted by ブクログ
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26名による日本学術会議任命拒否問題に端を発した、自由への権力の介入に関しての論考集。息苦しさの正体にはさまざまな形での!自由を禁じようとする動きがあったことに改めて気がつく。
それぞれの立場で見た自由への介入は、幅広いものがあり、私たちの生活がじょじょに狭められてきていることが分かる。
誰かの問題...続きを読むPosted by ブクログ -
2010年代のネット状況を振り返るには絶好の書。
個人的にはネットの情報で憤慨したり、感情的に右往左往しても、儲かるのはプラットフォーマーを含めた広告関係の業者のみということに気づかせてくれた。Posted by ブクログ -
「インターネットとメディア」に焦点を当てて、およそ2016年〜2018年に、世界で起きた問題をまとめた一冊。考察よりも、とにかく出典を明らかにしながら事例を集めることに専念したような印象。
「フェイクニュース」という言葉が注目された2016年以降、それに関連した本はたくさん出ているが、実際にいま何を...続きを読むPosted by ブクログ -
付録で島田裕巳さんが「津田という人間自体が一つのパーソナルメディアであり、彼の活動はすべてメディアとしての機能を果たしている。」と書いていて、なるほどと思った
わかりやすい言葉でスッと理解できたPosted by ブクログ -
情報技術を利用して政治を日常化し、政策ベースの政治を実現する。というテーマに対して、ネットメディアの第一線で活躍する筆者が豊富な取材に基づいた圧倒的な筆致で迫っている。
これからの政治、もとい社会のあり方を考える上で、必読の書。
軽い気持ちで読み始めたが、実現の可能性に久々に興奮させられた。Posted by ブクログ -
ソーシャルメディアを中心としたメディアとの接し方についての津田マガのQ&Aコーナーをピックアップして書籍化したものだそうです。メルマガをとっていないのでとても参考になりました。
ソーシャルメディアとの距離感に迷っている人にはとても役に立つノウハウが詰まっているので価値ある1冊といえると思います...続きを読む