津田大介のレビュー一覧

  • ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す これからのソーシャルメディア航海術
    この本をどんな本だと紹介すればよいか?

    帯には「情報メンテに役立つ〈最強の羅針盤〉」とある。要約すれば、氾濫する情報とどう付き合っていけばよいかのHow to本ということか。。

    しかし、私はいわゆるHow to本が大嫌いだ。何かを上手くやりたいという自分の野心を達成するために誰かの真似をするとい...続きを読む
  • 情報の呼吸法
    Twitterの使い方を学んだ気がする!
    経験や実際やっている事が書かれているので説得力があり、勉強になった。

    震災時の話が思いのほか多かったので、後半は少し中だるみ間を覚えましたが面白かったです!
  • 情報の呼吸法
    Twitterのようなソーシャルネットが単なるバーチャルの枠を超え、如何に可能性を秘めたものか良く分かった。これからのネット時代を考えるための必読の一冊。
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか
    2010年の発行で内容は古くなっているのだが、音楽業界の歴史と展望、あり方が対談形式で面白く書かれている。

    音楽業界に限らず、ビジネスのヒントが置かれている内容だった。
  • 動員の革命 ソーシャルメディアは何を変えたのか
    今起きているソーシャルメディアによる社会変革についてわかりやすく書かれている一冊。ソーシャルメディアのすごさに気づかされる。

    僕たち90年前後に生まれた人たちが新しいイノベーションを起こすのだという一節が僕に自信を与えてくれた。

    これからの時代は僕たち90年前後の世代が変えていくんだ!
  • 動員の革命 ソーシャルメディアは何を変えたのか
    「ソーシャルメディアは何を変えたのか」
    確かに、「何か」を起こせそうな気はするようになった。具体的に。
    でも津田さんの言うように、結局何かを起こすのは「人」で、そのドアを開けて外に出ていけるかが大事。そのドアを開けるために手を添えてくれる役割として、ソーシャルメディアが重要な役割を果たしているという...続きを読む
  • IT時代の震災と核被害
    次世代を担う人たちの答え。
    震災当時、震災以前の反省と現状認識、そして将来への課題など素晴らし良い内容がつまってる。
  • 動員の革命 ソーシャルメディアは何を変えたのか
    わかりやすいし、面白かった。ソーシャルの勉強を少ししていたが、現状や今後の可能性や方向性についても考えさせられた。これは今のタイミングで読めてよかった。
  • IT時代の震災と核被害
    ルポから思想まで豪華布陣だが、宮台さんの激憤しながらの筆致が鮮やか。『「ファストフードからスローフードへ」と同じく「原子力から自然エネルギーへ」も日本的に勘違いされるでしょう。〈食の共同体自治〉の問題が、食材選択の問題に短絡したように、〈エネルギーの共同体自治〉の問題が、電源選択の問題に短絡するでし...続きを読む
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか
    漠然と聴いていた音楽のこれまでとこれからについて輪郭が見えてきた気がします。そしてこれからは創作者と受け手の関係性や作品の純度といったものが大切になってくるとも感じました。
  • 宗教右派とフェミニズム
    少しジェンダーを齧った気でいたが、ポリタスTVの視聴者同様、知らないことばかりの内容で衝撃だった。怒りを感じながら読まずにはいられなかった。
    しっかり勉強して、情報をキャッチアップして、その情報を精査して、かつ「報道されない」事実にも心を向けないと、一部の人だけが進めたいとんでもない方向に、この国が...続きを読む
  • 宗教右派とフェミニズム
    ようやく読んだけど、今まで宗教右派がやってきたことがあまりにもひどいというか、女性のことは子どもを産む肉袋としか思ってないんだろうし、性的マイノリティの人たちのことはとことん透明化してこの社会に存在することを無視しようとしているということだけがひたすらに伝わったし、先の戦争に関する歴史を都合よく修正...続きを読む
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体
    今、私が自由だと思っているものは本当に自由なのだろうかと考えた。秩序はたしかに大事だけれど秩序以上に大事なものを蔑ろにしていないか。
    国は私を守ってくれるが同時に傷付けも見捨てもする。安易にぬるま湯に浸かっていることの危険性。
    これから先の時間を生きる人が傷付き見捨てられないように今を大事にしようと...続きを読む
  • 宗教右派とフェミニズム
    独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
    非常に優れた内容だと思いました。

    一方で、タイトルがややミスリードな印象でした。「宗教右派」の話があまり前面に出ていなかったような気がするので、もう少し宗教団体にフォーカスした話も読んでみたいです。
    どちらかというと、「伝統的家族観」を信奉する宗教団体が自...続きを読む
  • 情報の呼吸法
    感想
    大量の情報が流れ込む。排出しなければいつまでも自分の中に滞留し続ける。変化を起こすには新陳代謝が必要。広く浅くでも良いから少しずつ。
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体
    今から3年前2019年、当時の首相による日本学術会議の会員任命拒否問題は、政府による自由・学術・教育に対する介入であると大変な危機感をつのらせることになった出来事でしたが、自分の周りでこの件について同じようなことを考えていたり意見を交換したりということがあったのは、小学校教員である友人ただ一人との間...続きを読む
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体
    一部ネットで嫌われてそうな論客たちからのメッセージ集。みなさん、日本から少しずつ自由が奪われていると危惧している。
    ある一面の行動・発言が切り取られて批判されることが多い方々だが、その考えに直に触れると、国の在り方や自由について真剣に考えているのが分かる。

    例えば表現の不自由展に携わった津田大介氏...続きを読む
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体
    「知る」ことで「知らない」では感じられなかった物事が立体的に色彩を持って立ち上がってくる。
    ニュースを見て感想を抱くだけといった姿勢では流れに逆らうことはできないが、思考し行動することは人を新たな場所へ連れて行ってくれる。
    本書では各分野の著名人が各々の視点から考えを述べており、他人の視点、思考、背...続きを読む
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体
    第二章 文化芸術の自由は誰のためにあるのか
    から読み始めました

    「芸術」の周辺にいらっしゃる
    人たちの 肌感覚による発言が
    そのままストレートに伝わってきます

    いつの世でも
    どの国でも
    「弾圧」「排除」は
    ピンポイントで行われる

    危うい この国では
    よほど意識しておかなければ
    いつのまにやら ...続きを読む
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体
    初めて読む方の文章が新鮮で特に印象に残った。山田和樹さん、永井愛さん等。既によく読んでいる方の名前につられて本を手に取り、新しい方のご研究などに興味が広がっていくのがうれしい。
    この本を読んで逆に「自由」という言葉を簡単に定義し使うことが難しくなったが。
    自由を手放したくないし、奪われそうなら戦う!...続きを読む