津田大介のレビュー一覧
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僕は大学院でソーシャルメディアを利用した企業活動について研究していたのだけど、公なソーシャルメディアの利用法は政治(政治家)のありかたについてもかなり通じるところがあると感じた。
政治家の最初の仕事は選挙に勝つことだ。そのためには信頼される必要がある。ソーシャルメディアは有権者の信頼を勝ち得るため...続きを読むPosted by ブクログ -
人々はメディアの政局報道によって、政治に無関心にさせられてきた。政策にフォーカスを置くともっと関心を持つのでは。そのためにはネットのような新しいメディアが役立つ。Posted by ブクログ
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ウェブで政治が変えられるなら、政局重視から、大転換できるかもしれない。政治家も、我々も、時代の変化を掴んで、「ガバメント2.0」を実現出来たら、世の中は変わるかもしれない、と期待し、興奮させられた一冊です。Posted by ブクログ
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SNSを利用したNEXT STEPの提言。特に第4章「寄付」「マイクロペイメント」「クラウドファンディング」が面白い。ソーシャルメディアを利用した個人単位の小口決済、寄付(贈与経済)への移行は今後要注目。Posted by ブクログ
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情報の「吸い込み方と吐き出し方」、インプットだけでなく、どうアウトプットしていくか?
今個人的に興味のある、SNSにおける次のステップを考えるヒントとなる1冊。Posted by ブクログ -
インターネットと政治の関わりについては、
津田さんのライフワークなわけですが、
日本国内、海外での政治とインターネットの関わりについて
さまざまな事例を提示していて面白い。
ネットリテラシーの不足で問題となるケースや、
デジタルデバイドの問題でネットの有効性についての議論が成熟できないなど
政治家...続きを読むPosted by ブクログ -
津田さんが綿密に調べ理論的にまとめた、Webと政治の現在と提言。
内容もさることながら、津田さんが政治に関心を持つ原体験が書いてあったのが収穫。
それより、バッジのない政治家としてネットでも現実でも動いていないのを反省。Posted by ブクログ -
主に社会運動を起こすときにSNSが使われた事例に基いて動員を起こすための理論を解説しています。
この本を読んでいた当時はとても納得したし、これはすごいと思いましたが、今ではソーシャルメディアで動員を起こそうとしてもそもそもあまり反応をしなかったり、「意識が高い(笑)」だのと言われ一蹴されるだけの存...続きを読むPosted by ブクログ -
ソーシャルメディア×革命、情報発信、震災、未来の4章構成
この手の分野に疎い人でもわかりやすく流石、津田さんといったところ
各章には津田さんと実際にソーシャルメディアを使っている活動している著名人との対話があり、どのようにソーシャルメディアが活用されているのかが良くわかる
日本と海外によってソーシ...続きを読むPosted by ブクログ -
☝情報発信をしなければ、リターンはない
①リアルタイム 速報性と伝播力
→社会の現実と強くリンクする
②共感・協調
個々の思想や喜怒哀楽の感情をテレパシーのように共有しあう
③リンク
具体的行動が促進される、自発的なムーブメント
④オープン
参加も離脱も簡単、敷居が非常に低いコミュニティを形成できる...続きを読むPosted by ブクログ -
本書を読み、久しぶりに未来に対して希望を持てた。
日々、スマホやSNSを利用しながらICTによる恩恵を享受している実感を持っているものの、本書に書かれたソーシャルメディアによるパラダイムシフトの実例は、正に「革命」的である。
本書には取り上げられてはいなかったが、「動員の革命」の具現者として真っ先...続きを読むPosted by ブクログ -
第二章のコミュニティを立ち上げる際に三年が目安というのが妙に響く。中心メンバーなどが意志=モチベーションで頑張れる期限なのかと。様々な形態があるにせよ本業でなかったり利害関係がなければ、三年も変化がなければ離れるわな。
改めてTwitterを初めとするSNSの道具としてのポテンシャルがおもろく、...続きを読むPosted by ブクログ -
かつて音楽は"芸能界"のものだった。CDの売上ランキングに未だその残滓が伺える。それは今でも人口に膾炙した音楽ではあるが、もはや"一番聴かれている音楽"では無い。MP3による音楽の軽量化、USTREAM,twitter,MySpace,VOCALOIDなどによる新しい径路の誕生、ライブ・コンサート市...続きを読むPosted by ブクログ
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「動員の革命」
あなたはこの革命を体感しているか?
この本の中で私が最初に読んだ箇所は「ソーシャルメディアのマイナス面」です。なぜかというと、特にtwitterやmixiに関しては、あらゆる問題が多発していますし、単純にデマも多いと思っているからです。勿論、それらは使う側の問題であり、ソーシャル...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ元割れ厨の身からしては非常に面白く半日くらいで読み終わった。
本文に比べて対談が面白くないのは何故なんだろう。特にモーリーさんとの対談は不要かと。niconicoの名司会ぶりからして対談はもっと面白くできるのでは?
ツイッター納豆論には参ったが、納得。Posted by ブクログ -
ソーシャルメディアとビジネスのかかわりについて考えたくて本を探したら、池袋の西武と東武ではソーシャルメディアといえばこの本くらいしかなかった。ただ津田大介は社会派の人で、冒頭に紙幅を割いているアラブの春のような事象に関心が強い。ただ津田さん自身も生きていく必要があるからだろうか、ソーシャルのマネタイ...続きを読むPosted by ブクログ
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音楽業界の変化について、プロダクトの変化・ネット環境によるアーティストとリスナーのコミュニケーションの変容等の観点から論じた新書。感想としては、悲観的な報道が多い音楽業界について、まだまだ明るい未来を切り開ける可能性はあると感じた。Posted by ブクログ
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タイトルの予想どおり、ソーシャルメディアがアラブの春に及ぼした影響から。アフリカでいちばんITインフラが進んでるというチュニジアで端を発したなんて、皮肉なことだ。
社会運動で重要なのは1人で飛びだしたときに追随する2人目をどうつくるか。つまりカギになるのは最初のフォロワーだそうだ。確かにソーシャル...続きを読むPosted by ブクログ -
メディアジャーナリストと音楽プロデューサーのコラボレーションを通じて、今後の音楽業界のあり方を考えていく試みのようだ。
かつて音楽メジャーは、レコードやCDの売上と、著作権・著作隣接権の管理の仕組みを以って莫大な利益を得ていた。彼らがその仕組みを維持できた理由は、かつて音楽を消費者に届けるため...続きを読むPosted by ブクログ