先日、(株)ワーク・ライフバランス代表の小室氏のウェブセミナーを視聴した。
もともと私自身が女性と子ども、労働、法律に興味があることもあるが、非常にわかりやすい資料、講義で参加してよかったセミナーだった。
さて、本書はそのセミナーの内容とも一部同一箇所もあるが、共著者パートも読むことで、よりこの問題
...続きを読むについて知識を広げ、考えられる。
私の勤務先でも、現行部門でも半休が取れるように規則が改正された。
また、男性育休も増えてきている。
が、まだまだ昭和の残り香衰えず・・・・。
特に非現業だと、残業しなければ終わらない、時短、短日数勤務でも仕事量はあまり変わらない。
でも締め切りは一緒、残業は保育園のお迎えがあるからできない。
加えて、ノーワークノーペイの原則に則り、給与はおよそ8割。
忙しさも負担も大きいのに、給与は低い。
当たり前?当たり前なのか?この働き方が?
なぜこの大変さを男性は負担しないのだろう?
女性上司は大変な時代を生きてきた。
尊敬はするけれど、仕事のキャリアor子供なんて。
男性は結婚して子供ができても出世した、ができるのに。
職場に負担をかけてしまうのはわかる。
でも、その負担は、本当に必要な負担か?
頭をたくさんの想いが駆け巡る。
男性育休の義務化は、妻の側からは邪魔な人間が増えるだけ、だから反対だという意見もあるだろう。
そこはやはり男性自身が変わらなくては。
仕事のこととなるとプロジェクトとして頑張れるのに、家庭のことは、担当者はお前一人だ、俺は上司だ、手を貸さない、なんてなっていたらおかしいでしょう?
そして母親含め、周囲の大人も、男の子は何にもしなくていい、という育児方針は改めるべきだろう。
大変さに男女差はない。
互いに一つのチームとして育児はこなしていくべきだ。
上司のマネジメント力の向上ということも育休がもたらす恩恵の一つらしい。
そうなれば、男性自身にとっても、働きやすい環境となる。
性別や、育児の有無で社会のあらゆる人が分断されたりしないように。
そのために今、自分ができることを、少しずつ始めよう。継続していこう。