長谷川法世 - ヒューマンドラマ作品一覧
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5.0選挙妨害で検挙されてしまった捨石鬼一がやけ酒をあおっていると、孫田兵六なる老人が現れ、鬼一を総理大臣に仕立てるという。とまどう鬼一をよそに政治家への道はどんどん進んでいく。長谷川法世ならではの、ドラマチックな心情描写が政治の世界を情熱的に描く秀作。
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5.0主人公・郷六平が、中学から高校・浪人・大学を経て、人形師になることを決意するまでの人生を描いた青春巨編。純朴な博多っ子が恋愛やケンカ、そして人々との心のふれあいなどを通し、成長していくさまが生き生きと描かれている不朽の名作。誰もが青春期にぶつかる悩み、いろんな問題が表現されており、博多以外の読者にも受け入れられ大ヒットした。博多の風俗や伝統、歴史も多く盛り込まれ、博多学の入門書ともいえる内容が特徴的。同郷出身のバンド・チューリップによる同タイトル曲も作中に登場する。「漫画アクション」(双葉社)1976~83年連載作品。1978年、曽根中生監督により映画化。
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3.0博多の石工・那ノ津楽市は黒人解放後で人手不足になったアメリカ大陸で一旗揚げようと海を渡る。さまざまな障害を乗り越えてなんとかアメリカにたどりつくが、、。博多っ子純情の長谷川法世が描く大河ロマン。
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-博多新聞東京支社運動部の岡は「書かずの岡」のあだ名を持つベテラン記者だが、その名の通り新聞記者でありながら二十年間記事を書いていないという。しかし、それには二十年前のある事件が原因だった。その他「博多っ子純情」の長谷川法世が、描いた短編19話を収録。
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-結婚して子供が生まれたのを機に、地元にUターンして父の床屋を手伝うことになった一児の母・悦子。東京郊外の住宅地「みはらしニュータウン」を舞台に、地域の住民たちとの人情ドラマが描かれる。
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-東京郊外の住宅地「みはらしニュータウン」を舞台に、地域の住民たちとの人情ドラマが描かれる。 ※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。 重複購入にはお気を付けください
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-昭和三十年代初頭、西鉄ライオンズ全盛期の博多を舞台に、「博多っ子純情」の長谷川法世が描く青春グラフィティ。何もかもが懐かしい素朴な昭和時代を振り返ります。
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-選挙妨害で検挙されてしまった捨石鬼一がやけ酒をあおっていると、孫田兵六なる老人が現れ、鬼一を総理大臣に仕立てるという。とまどう鬼一をよそに政治家への道はどんどん進んでいく。長谷川法世ならではの、ドラマチックな心情描写が政治の世界を情熱的に描く秀作。
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-漫画家のタマゴ則夫とレイ子の同棲カップルが愛の巣をかまえたマンションは、さまざまな人が生活している。若い二人のまわりで、愛を求め、愛に傷つく人々の織りなす人間模様。
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-僕達は家出人の玉子(18歳)と出会った。不幸な身の上に同情した僕達は3人で部屋を借りて玉子を養うことに。その代わり、玉子には3人の妾になってくれと頼むと玉子は快くOKした。その後、喫茶店に勤めた玉子は結婚を申し込まれ受けることに…。だけど僕達誰も、まだ玉子とエッチしていなかった。今までのお礼にとヌードになってくれた玉子を眺めた3人は……。収録作「玉子と3人」ほか「らすとあどべんちゃあいんさまあ」「こ・ん・ば・ん・わ」「不連続不機嫌事件」「無骨三代」「写真とります」「200ミリでズズンと痺れる」「ぷんぷん騒動」「お巡りさ~ん」「カケカケごっこ」を収録。
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-豪腕プロデューサーの林は、自衛隊批判の番組を作った責任を取らされそうになったのを期に、関東テレビ局を飛び出し自分で番組制作会社・梁山プロダクションを設立した。彼がスタッフとして集めたのは、みな並外れたやり手ばかり。カメラマンの史、代理店セールスマンの栄江、番組プロデューサーの巴である。巨大企業マイコーラをスポンサーにしてのけ、『日本の親子』という番組でヤクザのドキュメンタリーを流した。視聴率は20%アップ。次は過激派にテレビ局を占拠させ、大変な話題を呼ぶ。しかし公安の刑事・天動と、郵政事務次官の畑山を敵に回し、梁山プロはテレビ界から締め出され、遂には史と栄江が警察に逮捕され……。収録作「梁山プロ立つ!」ほか「精鋭三巨頭」「四天王 野に下る」「日本の親と子」「大義覇道を征く」「竜虎相討つ」「雌雄決すべし」「暗雲 空に満つ」「死命を制す」「知者は惑わず 勇者は懼れず」「同期相求む」「将を射んと欲すれば馬を射よ」「社未だ屋せず」の全13話を収録。
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-昭和31年、西鉄ライオンズが日本シリーズで初優勝して、博多の町は大騒ぎになる。4年1組の島内先生が、西鉄優勝の記念作文集を出そうと言い出した。しかし脱腸で運動が苦手の拓二は、野球のことが判らない。嫌だった脱腸帯をつけてキャッチ・ボールをしてみるが、下手すぎて兄にも相手してもらえなかった。そこへ大投手の稲尾と思われる男の人が現れ、拓二はそのことを作文に書いたのだが…。収録作「島内先生の作文愁」 西鉄ライオンズに沸いた、博多30年代のグラフティ。以下「ベッチーさんのホームラン」「三田村君のピッチング」「太陽の季節」「ルンペンのカンタロー」「チョコのサイン」「大逆転」「野球嫌い」「お誕生会」
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-東京から1時間、太平洋を望む、みはらしニュータウン。結婚して子供が生まれたのを機に、Uターンして父の床屋を手伝うことになった悦子です。パーマをかけに来た大学生が、バイトしているストアの前にバイクを停めていたら、シートを焼かれる悪戯をされて困ってました。父は無理してバイクなんか買うからだと冷たかったけど、息子のマーちゃんがブランコで怪我をした時、バイクで病院まで送ってくれたことで見直したようです。悪戯の犯人は、もと番長の藪ちゃんが見つけて、丸刈りの刑!人情たっぷりのニュータウンを宜しく。「暴走族」以下「クッローシャ病の犬」「台風の客」「ハハの梅酒」「白木蓮」「なれそめ」「傷」「夜の電話」「これにて一件…」を収録。
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-アメリカ200年の歴史の半分が、日系人移民史である。支配階級であるホワイト・アングロサクソン・プロテスタントは、黒人奴隷解放の後、安い労働力を中国人や日本人に求めた。日本でも豊かなアメリカに憧れ、一旗あげようと海を渡る者が続出する。博多の石工・那ノ津楽市もその一人だった。神戸から25日の船旅で、清郷や本間という友人もでき、サンフランシスコに着く。まず待っていたのは、検疫だった。楽市を含め半数以上がトラホームということで収容所に留め置かれる。その間に、清郷が虎の子の60ドルを盗まれる事件が起こるが、その後遂に楽市たちはアメリカの土を踏んだ。