斉藤正幸 - 幻冬舎メディアコンサルティング作品一覧

  • サラリーマンは翻訳家になった
    2.0
    翻訳家は、悩みがつきない。●原作者側はできるだけ直訳に近い形を希望。慣用句・押韻はどう表現すればいい?●ドイツ語では一人称は“ich”ひとつのみ。「私」「僕」「俺」「おいら」……どれを選ぶ?●生き物でなくとも男性・女性・中性とわかれるドイツ語名詞。その名詞の性別を受ける代名詞を駆使しミスリードを誘う文章をどう生かす?●実務文書と異なり、複数の解釈可能な文章が登場する小説。翻訳家の解釈で読者を導いて本当にいいのか?悩み、迷いながら手探りで進んだドイツ小説翻訳家への道。サラリーマン時代に勉強を強いられた日々が糧となっていたことに今さらながら気づく……。

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  • タタールで一番辛い料理
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    タタール人のロザリンダはまだ「おばあちゃん」になるような年じゃない。けれども娘・スルフィアは非合法の中絶手術に失敗し、孫・アミナートが産まれてしまう。とたんに巻き起こる恋の争い、家族に降りかかる悲喜劇――。富と幸福を求めて、ロザリンダは家族を約束の地ドイツに導くべく策をめぐらす。移民、人種問題、そして人間そのものへの深い洞察が光る、女たちの物語。

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  • 僕をスーパーヒーローと呼んでくれ
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    犬に噛まれた顔の傷を言い訳に、世の中との係わりを断ってしまったマレック。母親のクラウディアは彼を立ち直らせようと若者たちの相互自助グループへ送り込むが、突然マレックの父親が亡くなって――。十代の孤独な心を綿密に観察し、乾いた筆致で描き出す青春小説。

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