定休日 看板作品一覧

  • EST! カクテルブック
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 東京は湯島、繁華な大通りから路地裏へ。スナックや焼鳥店など小体な店が連なる小路に「EST!」はある。重い扉を開けた先に広がる褐色の異世界。カウンターの真ん中で、白いバーコートを着たマスターの渡辺昭男さんが迎えてくれる。 バーを開いたのは1973年のこと。渡辺さんは1934年生まれ。日本のバーの黎明期を支え、真摯にカクテルを追求してきたバーテンダーだ。 「EST!」は、ラテン語の「ある」からきている。「酒の生き神様」として知られた農芸化学者の坂口謹一郎博士が名付け親で、もとになったのはとあるイタリアの昔話―酒好きの司祭が旅をしたときのこと、先発隊の従者によい酒のある宿屋の壁に「EST!」と印をつけるように命じた。従者はローマ近郊の宿の酒が格別だったので「EST!」を三つ書き残したという。「EST!」の看板にも「EST!EST!!EST!!!」とある。 つまり店名は、ここには素晴らしい酒が「ある!」ことを意味している。 渡辺さんの二人の息子もバーテンダーになった。長男の憲賢さんは新橋の「Bar Atrium en」のオーナーバーテンダーとして腕を振るい、次男の宗憲さんは自身のバー「Bar Atrium」を営みながら「EST!」のカウンターにも立っている。 渡辺さんにバーテンダーとしてのモットーを訊ねたことがある。渡辺さんは白いメモ用紙にさらさらと綴った。刹那、「あっ」とつぶやくと、メモ用紙に「お」と「様」を書き足した。「たいへん失礼しました。『お客様』でした」。そう言って差し出されたメモにはこう記されていた。 「お客様の心で主せよ」 【著者紹介】 [著]渡辺 昭男(わたなべ・あきお) 1934年8月5日、奉天(旧満州/現在の中国・瀋陽)で生まれる。父は満州鉄道の駅長を務めていた。1945年、終戦により11歳の時に父親の故郷である佐賀県唐津に引き揚げる。高校卒業後の1953年、薬剤師を目指して上京。「トリスバー」でのアルバイトをきっかけにバーの世界へ。銀座「静」(現在は閉店)に移り、棚にぎっしりと並んだ洋酒に強い衝撃と憧れを抱いたという。1年ほど働いた後、湯島の「琥珀」へ。18年の研鑽を積み、1973年「EST!」を開店する。 [著]渡辺 憲賢(わたなべ・のりたか) 1966年7月19日、渡辺昭男の長男として生まれる。1990年、大学卒業と同時に大手町「パレスホテル」に入社。「ロイヤルバー」などでバーテンダーとして働く。1994年、開業したばかりの恵比寿「ウエスティンホテル東京」へ。2003年、新橋に兄弟で「Bar Atrium」をオープンする。その後、ビルの取り壊しのために閉店を余儀なくされ、新たに新橋で「Bar Atrium en」を開店。2014年には、新橋で「Bar Caelum」をオープン。オーナーバーテンダーとして2店舗を切り盛りする。 [著]渡辺 宗憲(わたなべ・むねのり) 1970年3月15日、渡辺昭男の次男として生まれる。1988年、高校卒業後に札幌「バー やまざき」へ。1990年に帰京。「ジガーバー」「日比谷バー」を経て、1995年に友人と新橋に「Bar Atrium」を開店。2003年、店名はそのままに兄と一緒に独立を果たす。その後、移転。現在も新橋にて「Bar Atrium」を営む。2014年、父の入院を機に、兄と「EST!」のカウンターに立つ。父が復帰後も支える。2016年、父が圧迫性骨折で再び入院。今日まで「EST!」を守り続けている。 【目次抜粋】 「EST!」のこと。 グラスのこと、フレッシュフルーツジュースのこと、氷のこと。 三枝静代さん(「木村硝子店」デザイナー)が語る「EST!」のこと。 栗林幸吉さん(「目白田中屋」店主)が語る「EST!」のこと。 成田美歌子さん(「バー 街路」バーテンダー)が語る「EST!」のこと。 「EST!」の定休日のこと。 親子3人で話す「EST!」のこと。渡辺昭男 渡辺憲賢 渡辺宗憲
  • 静岡 至福のランチ
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こだわりの美食が織りなす上質なひと時。 とっておきが詰まった、 心を満たす大人のごちそう55軒 ― 納得の美食をセレクト ― ・あこがれの名店でランチデビュー ・こだわりの一品を気軽に愉しむ 「地元料理人おすすめ」 「おもてなしに最適」 「旅行気分で楽しめる店」 のテーマ特集も必見です。 大人がゆっくりランチを楽しめる 上質と呼べる店だけを厳選しました。 お友達やご夫婦で おいしいものを食べに でかけてみてはいかがですか? ★ 特集1 料理人おすすめの店 全4店 ★ 特集2 旅行気分で楽しめる店 全6店 ★ 特集3 もてなしの店 全5店 ☆ ジャンルで選ぶ店 ・ 日本料理 全8店 ・ 西洋料理 全17店 ・ 中国料理 全2店 ・ その他の料理 13店 ******** 本書の使い方 ******** 1 店名 取材に協力していただいた お店の正式名称を入れています。 2 料理のジャンル お店でいただける料理を、 おおまかなジャンルで色分けし、 見やすくしています。 3 写真 実際にお店で料理を食べ、 料理や店内などを撮りおろした写真です。 写真の傍に説明が 入れられなかったものに関しては、 写真についている番号と リンクさせて内容を 説明しています。 4 本文 実際にお店で食べて 取材した内容を記載しています。 季節によって料理の内容が 変わる場合があります。 5 おすすめMenu ランチの時間帯に食べられる 主なメニュー内容や、 その他のおすすめメニュー ディナー料金の目安などを記載しています。 金額は基本的に税込み、 サービス料金別の表示です。 料理名の表記は 基本的にお店での書き方に合わせています。 6 外観 お店の外観や看板です。 目印に使ってください。 7 ショップDATA 店名、住所、電話番号、 定休日、駐車場、URLなどを 記載しています。 またお店の詳しい情報として、 座席数、予約の有無、 クレジットカードが使えるか などがここで分かります。 8 アクセスMAP お店へ行くまでの地図を入れています。 近道や目印を簡略化してあります。 目的別のページ検索… 巻頭の「目次」ではジャンル別に、 「エリアMAP」ではおおまかな位置を表し、 店名とページ数を表示しています。 また巻末にあるINDEXページで、 「あいうえお順」「エリア別」で お店を逆引き検索できます。 INDEXでも店名表記では 店名の前に付く 「レストラン」「ビストロ」 「カフェ」「割烹」 「西欧料理」というような言葉は 省いています。

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