債券商品作品一覧

  • 動き出した「総合取引所」構想(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.405)―――足かけ12年の攻防に終止符なるか
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    株式と債券、商品先物を一元的に扱う「総合取引所」に向け、日本取引所グループと東京商品取引所が協議に入ることで合意した。複数の監督官庁などステークホルダーの思惑が交錯し、一向に進まなかった構想が実現に向けて動き出している。だが、まだ事態は予断を許さない。構想から足かけ12年を迎えた攻防の行方を追った。
  • CFDサヤ取り入門 差金決済取引を利用したペアトレード
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    <万能金融商品「CFD」で世界の動きをつかみとれ!> CFDとは「Contract For Difference」の略で、 証拠金を担保に売買の「損益差額」だけをやりとりする取引のこと。 「差金決済取引」とも呼ばれる。 本場イギリスでは、株式取引の4割がCFD関連といわれるほどの人気を博している。 「証拠金」と聞くと、 個人投資家に人気のFX(外国為替証拠金取引)を思い浮かべる人もいるだろう。 実際のところ、大きな仕組みはFXとほとんど変わらない。 CFDは“FXの拡大版”といえる。 例えば、1株1000円の銘柄を100株購入する場合、 通常は10万円の総代金が必要だ。 しかし、証拠金率20%のCFDならば、 たった2万円(総代金×証拠金率)の証拠金で、この規模の取引ができるのだ。 小額の資金で巨額の取引が可能な「資金効率の良さ」が、 CFDの魅力のひとつである(もちろんリスクにもなる)。 また、信用取引のように “空売り”も可能だ。 しかも、信用取引と違って、 貸株料や逆日歩といったコストがかからない。 そして最大の魅力は、 世界中の個別株、株価指数、債券、商品を対象とした多種多様なCFDを ひとつの口座から24時間取引できるところだ。 世界のどこかに、 そして自分にとって都合の良い時間帯に、 魅力的な値動きの銘柄が見つかるかもしれない。 こうしたCFDの柔軟な商品性は、 個人投資家にも「グローバルマクロのロングショート戦術」の実践を可能にしている。 世界的なファンダメンタル分析で大局をつかみ、 そこにある“格差(サヤ)”から収益機会を見つけだすという、 ジョージ・ソロスに代表される多くのヘッジファンドマネジャーたちが採用している運用戦術だ。 例えば、日本経済は1990年末のバブル崩壊以降、明るい展望が開けていない。 社会不安は拡大の一途、財政赤字は悪化の一途だ。 一方、世界に目を向ければ、中国やブラジルなどの新興国をはじめ、 まさに伸び盛りの国々が多数ある。 CFDを利用して、連動する世界株式市場の変動リスクを回避しながら、 この「成長のサヤ」を享受する戦術が考案できるわけだ。 本書は「入門書」として、 初心者でも実践しやすい「サヤ取り戦術」を紹介している。 また、その“土俵”となるCFDそのものを理解してもらうことが最も重要なため、 さまざまな視点から商品性について紹介した。 CFDは取扱会社によって細かな部分で“仕様”が異なるため、 複雑な印象を投資家に与えがちだ。 しかし、本書から概要とその“歩き方”をつかめば、 この新しい金融商品を利用した、さまざまな運用戦術を考案できるだろう。
  • 数字の変化が映し出す投資の原則 ──市場の流れに振り回されないオプションならではの優位性を利用する
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    マーケットはメッセージを送っている! オプションは難しい金融工学を理解しなければならない。そんな誤解を持たれている方が多いようだ。オプションを実践する際に、そのような難しい側面からスタートする必要はない。ただし、気をつけるべきことはある。それは、同じマーケットをベースにしても、オプションは多くの方が取り組んできた株式投資や株式トレードとはアプローチの仕方が違うということだ。ゲームの内容が異なれば、ルールが異なる。その基礎を知ることは不可欠である。 オプションをほかの相場と異なるゲームにしているのは、方向性ではなく、時間的価値や市場参加者の“感情の数値”であるインプライドボラティリティ(IV)に焦点を当てているからだ。つまり、相場の方向性や変動をとらえるタイミングに重きを置かないため、チャートを見る必要もない。マーケットの状況を映し出す数値が変化を見せるときに、マーケット自身が歪みが出ていることを教えてくれる。すべては数値が教えてくれるのだ。 IVの数値の増加はマーケット参加者の感情の起伏を表している。混乱するマーケットの参加者の感情の高まりは、やがて安心を取り戻すときがくる。そこには好機が潜んでいる。米国の偉大なる投資家ウォーレン・バフェット氏が2011年に最も株を買ったという8月8日、米株価指数オプションのIVが同年最も高い水準だった。つまり、オプションのIVは、しばしば株の買いどきを教えてくれるのだ。 オプションでは、利益を上げる方法がいくつもある。株式オプションに見られる価格の歪みを取る戦略、オプション知識が少なくても資産運用として長期にわたって資産を増やす方法、そして積極的にリスクをとっていく方法など多岐にわたるのだ。ただし実践前には必ず、オプションの視点で見るマーケットの構造と、数字の変化をしっかり学ばなければならない。本書では構造やそこに生まれる優位性、そしてその優位性の生かし方など、詳しく解説している。 勝者と敗者を分けるものは、実はちょっとした違いだ。マーケットはいつでも目の前にある。そこに参加する者を勝者に導くのは、そのマーケットが送っているメッセージをどうより正確に受け取るか、だ。株式・通貨・債券・商品のマーケットを区別なく一つの巨大なマーケットとしてとらえ、日々挑み続けている著者の日記には、多くのヒントが散りばめられている。
  • 図解 儲けのツボがよく解かる 投資のカラクリ
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    ニュースでよく聞く単語のあれこれ…「株式」「ファンド」「投資信託」「FX」「商品先物」…どんな仕組みなのか、本当はよく分かっていないのに、分かったふりして頷いていませんか? 知ったかぶりで恥をかくだけならまだいいけど、情報格差が財産の格差も生むこの時代、知識がない人は損をするばかりです。 本書では、絶対に知っておきたい投資の基礎知識を、図解で説明しました。株式、債券、商品、外貨、不動産、預金など、メジャーなものはすべて網羅。 この1冊で投資の世界が見えてくる!

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